護衛艦 せんだい。 海上自衛隊護衛艦「せんだい」一般公開に行ってきた

せんだい (護衛艦)とは

護衛艦 せんだい

護衛艦時代の「はたかぜ」にて 基本情報 建造所 運用者 艦種 級名 建造費 619億8000万円 母港 所属 第1練習隊 艦歴 発注 起工 進水 就役 (練習艦に種別変更) 要目 4,600 5,900トン 150m 最大幅 16. 4m 深さ 9. 8m 4. の1番艦。 艦名は「旗にあたってはためかせる風」に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としてはの「」、「はたかぜ」(DD-182)に続き日本の艦艇としては3代目。 艦歴 [ ] 「はたかぜ」は、に基づく昭和56年度計画4,500トン型護衛艦2311号艦 として、で1983年5月20日に起工され、1984年11月9日に進水、1985年8月2日に公試開始、1986年3月27日に就役し、第61護衛隊に編入されに配備された。 からの間、ターター装置装備認定試験 SQT のため、米国に派遣。 からの間、護衛艦「」、「」とともに米国派遣訓練に参加。 からの3日間、沖展示訓練に護衛艦「」、「」、「」、「」、「」、「」、「」、潜水艦「」、「」とともに参加した。 訓練終了後、「なだしお」が横須賀基地へ帰投中に漁船との衝突事故を起こす。 () から、東京に寄港した「」、通報艦「」に対しホストシップとして交歓した。 、護衛艦「くらま」、「」、「」、「」、「」、「」、「」、補給艦「」、潜水艦「」とともに横須賀基地を出港し、からまで周辺海域で実施された RIMPAC に参加した。 、護衛隊改編により第4護衛隊に編入。 6月9日、日印国交60周年の記念も兼ねて訪日中の艦隊とにて護衛艦「」と共に共同訓練「JIMEX 12」を実施した。 からの間、、周辺海域で実施される主催の多国間海上共同訓練「カカドゥ14」に参加。 、編成替えにより第1護衛隊に編入された。 5月19日・5月20日、において実施される海上保安制度創設70周年記念観閲式及び総合訓練に参加する。 未明から翌日午前にかけて、東シナ海の公海上(上海の南約400kmの沖合)で北朝鮮船籍のタンカー「AN SAN 1(アンサン1)号」(:7303803)と船籍不明の小型船舶2隻が、合計6回に渡りで禁止されている「瀬取り」とみられる作業を行っていたことを確認した。 なお「AN SAN 1号」は、2018年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶であり、に瀬取り行為を行っているのを海上自衛隊第14護衛隊所属の護衛艦「」が、同じく午後に瀬取り行為を行っているのを海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「」が現認している。 3月19日、後継艦である1番艦「」の就役によりに種別変更され、第1練習隊に編入しに転籍。 艦番号が「3520」に変更された。 現在練習艦隊第1練習隊に所属し、定係港は呉である。 73式54口径5インチ単装速射砲による射撃 歴代艦長 [ ] 歴代艦長(特記ない限り) 代 氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考 1 野末博行 1986. 27 - 1987. 29 8期 はたかぜ艤装員長 教官 2 瀬川紘一郎 1987. 30 - 1988. 14 防大10期 司令部付 司令部幕僚 1等海佐 3 竹島信博 1988. 15 - 1989. 14 防大12期 艦長 プログラム業務隊副長 1等海佐 4 加治 節 1989. 15 - 1991. 19 防大10期 調査部調査第1課 付 1990. 1 1等海佐昇任 5 伊藤元弘 1991. 20 - 1992. 22 防大11期 防衛部 第3幕僚室長 プログラム業務隊副長 1991. 1 1等海佐昇任 6 山村洋行 1992. 23 - 1993. 30 防大13期 防衛部 第3幕僚室長 艦長 7 加藤正治 1993. 1 - 1995. 31 運用開発隊開発第2科長 艦長 1995. 1 1等海佐昇任 8 武智公司 1995. 1 - 1996. 30 艦長 1996. 1 1等海佐昇任 9 小山秀雄 1996. 20 - 1997. 9 防大16期 司令部幕僚 教官 1等海佐 10 中田高芳 1997. 10 - 1999. 31 防大18期 艦長 統合幕僚学校教官 1等海佐 11 江見雅博 1999. 1 - 2001. 1 ・ 28期幹候 海上自衛隊幹部学校教官 艦長 1等海佐 12 村田隆齊 2001. 2 - 2002. 19 防大21期 司令部幕僚 艦長 1等海佐 13 林 宏之 2002. 20 - 2003. 19 防大21期 横須賀地方総監部管理部人事課長 司令部 1等海佐 14 佐々木俊也 2003. 20 - 2005. 29 防大23期 指揮通信開発隊副長 かしま艦長 1等海佐 15 椋木泰樹 2005. 30 - 2006. 5 防大24期 艦長 1等海佐 16 地藏謙介 2006. 6 - 2008. 30 防大22期 横須賀地方総監部管理部 援護業務課長 横須賀基地業務隊付 17 千代野正 2008. 1 - 2010. 7 防大24期 大湊海上訓練指導隊副長 佐世保海上訓練指導隊副長 18 宮﨑 守 2010. 8 - 2011. 14 副監察官 19 関川秀樹 2011. 15 - 2012. 3 防大29期 管理部総務課長 海上自衛隊幹部候補生学校 主任教官 2012. 1 1等海佐昇任 20 鈴木雅博 2012. 4 - 2013. 29 防大29期 艦長 呉基地業務隊補充部付 21 栗山俊文 2013. 30 - 2014. 23 防大30期 呉海上訓練指導隊副長 兼 指導部長 護衛艦隊司令部 22 梅崎時彦 2014. 24 - 2015. 29 防大29期 司令部付 大湊海上訓練指導隊司令 1等海佐 23 下野善彦 2015. 30 - 2016. 28 ・ 37期幹候 護衛艦隊司令部幕僚 統合幕僚監部防衛計画部計画課 2015. 1 1等海佐昇任 24 池田正人 2016. 29 - 2017. 27 防大34期 護衛艦隊司令部付 海上自衛隊第1術科学校主任教官 兼 研究部員 25 川岸裕嗣 2017. 28 - 2018. 1 防大36期 防衛部 第3幕僚室長 兼 第5幕僚室長 統合幕僚監部指揮通信システム部 指揮通信システム運用課 指揮通信システム運用班長 1等海佐 26 成田直人 2018. 2 - 2019. 6 はまぎり艦長 27 秋元則仁 2019. 7 - 護衛艦隊司令部勤務 脚注 [ ].

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護衛艦隊

護衛艦 せんだい

概要 [ ] 護衛艦隊はの船越地区(船越町7-73)におかれており、護衛艦隊司令官はをもって充てられている。 護衛艦隊司令官は、もっぱらフォースプロバイダ(練度管理責任者)として総数48隻の護衛艦と多数の補助艦艇からなる護衛艦隊の練度管理を行い、における護衛艦の運用を行うフォースユーザー(事態対処責任者)たるや各に隷下部隊を提供する役目を担っている。 2020年3月現在、護衛艦隊隷下の主力部隊として4個(Escort Flotilla )が編成されている。 各護衛隊群司令はをもって充てられており、各護衛隊群の構成は1隻と、汎用護衛艦2隻からなる護衛隊(DDHグループ)と、ミサイル護衛艦(DDG)1隻と汎用護衛艦3隻からなる護衛隊(DDGグループ)の2個 護衛隊(Escort Division )の8隻、合計32隻の護衛艦が有事に備えている。 4個の護衛隊群を持つことで、周期訓練(ローテーション)を行ないながら、常に1個か2個の護衛隊群を高度な練成状態で脅威に対する即応体制が整えられる。 艦艇は定期的な保守・修理や改修工事をドック内で行なわねばならず、長期に渡るドック入りが明けた後は乗組員の再訓練が求められ、新造艦や新たな装備があれば習熟訓練が必要であり、外国への表敬訪問や共同軍事作戦で長期間の遠洋派遣もあるため、常に海上防衛力を保持するためにこのようなローテーションが必要とされている。 4個護衛隊群の32隻とは別に護衛艦隊直轄の5個護衛隊に合計16隻の護衛艦(小型の乙型護衛艦および旧式汎用護衛艦)が配備されており、有事においては沿海防衛用の戦力として地方総監が運用を行う。 において、護衛艦隊直轄護衛隊は6個護衛隊に拡大され、護衛艦定数も合計で54隻に増加することが予定されている。 任務 [ ] 海上自衛隊はその創設時から対潜任務を特に重視してきた。 海上交通路()の確保が後日本の経済成長にとって絶対に必要なことであり、日本が行なえるシーレーン防衛ではの海軍力でも保護しきれない潜水艦からの攻撃に対して日本の商船を守ることが求められた。 このため、海上自衛隊の全ての戦闘艦は対潜任務を主体としてきた。 (昭和51年)に策定されたでは、海上自衛隊に対し以下の2点が求められた。 海上における侵略等の事態に対応し得るように機動的に運用する艦艇部隊として、常時少なくとも1個護衛艦隊群を即応の体制で維持しうる1個護衛艦隊を有していること。 沿岸海域の警戒及び防衛を目的とする艦艇部隊として、所定の海域ごとに、常時少なくとも1個隊を即応の体制で維持しうる対潜水上艦艇部隊を有していること。 (平成13年)のの発生や、それに端を発する海自艦艇のがあり、従来とは異なった任務が与えられるようになった。 また、日本海では北朝鮮工作船事件などが発生して、に対する不正規戦やという新たな脅威と社会情勢への対応が求められるようになった。 (平成25年)末のでは護衛艦の定数が47隻から54隻に増加され、以下のように新たな脅威への対応が必要とされた。 周辺海空域における安全確保• 島嶼部に対する攻撃への対応• 弾道ミサイル攻撃への対応• 宇宙空間及びサイバー空間における対応• 大規模災害等への対応 運用構想の変遷と部隊改編 [ ] 創設まで [ ] PF「しい」 海上自衛隊の発足時にが新編されたが、時代の編成を踏襲したと(隊)と第1警戒隊群(隊)から成り、護衛艦部隊としての指揮結節は存在しなかった。 また、当時航空部隊は地方隊隷下にあったため空水協同の対潜作戦には戦術思想の統一、空水協同戦術の連係に円滑を欠くきらいがあり、対潜航空部隊を自衛艦隊隷下に加えるため、自衛艦隊を改編する必要があった。 その後、期間中の(昭和35年)12月にが新編。 の合間にあたる(昭和36年)、自衛艦隊の改編により、「」(DD-162)及び第1、第2、第3護衛隊群の3個護衛隊群をもって護衛艦隊が編成された。 新編時 編成((昭和36年))• 護衛艦隊旗艦() -• 第1護衛隊群(横須賀)• 第7護衛隊(呉)- , ,• 第8護衛隊(横須賀)- ,• 第9護衛隊(横須賀)- ,• 第2護衛隊群()• (佐世保)• 第1護衛隊(横須賀)-• 第5護衛隊(佐世保)-• 第10護衛隊(舞鶴) - , ,• 第11護衛隊()- , ,• 第3護衛隊群()• 第3護衛隊(舞鶴) - ,• 第4護衛隊(佐世保)- , ,• 第6護衛隊(横須賀)- 揺籃期(3次防以前) [ ] 2次防で検討されたヘリ空母(CVH) 勢力の充実にともなって、護衛隊群を戦術単位とする認識が生じてきたが、における最重要の任務であるを行なうためにどのような戦術単位が適切であるかという研究はなされていなかった。 (1962年(昭和37年)〜1966年(昭和41年)度)策定段階の(昭和34年)には、対潜掃討群()の編成を念頭に、その中核として基準排水量8,000トン級のが基本設計段階にまで進展したものの、予算上の問題もあり、保有時期尚早と判断されて立ち消えになった。 編成((昭和41年))• 護衛艦隊旗艦() -• 第1護衛隊群(横須賀)• 第8護衛隊(横須賀)- ,• 第9護衛隊(横須賀)- ,• 第2護衛隊群()• (佐世保)• 第10護衛隊(舞鶴) - , ,• 第11護衛隊()- , ,• 第21護衛隊(佐世保)- ,• 第3護衛隊群()• 第7護衛隊(呉)- , ,• 第31護衛隊(舞鶴)- ,• 第32護衛隊(舞鶴)- , 8艦6機体制の策定(3〜4次防) [ ] DDG「あさかぜ」 ((昭和42年)〜(昭和46年)度)において、船団の直衛に必要な護衛艦隻数を8隻、効果的な対潜攻撃を実施するために展開する必要のあるヘリコプターの機数を4機、この4機を常時展開可能な状態におくために必要な機数を6機と見積もり、これが基本的な考え方となった。 (昭和46年)2月に、(横須賀)が創設され、外航・内航の各2個護衛隊群による計4個護衛隊群の体制が確立された。 編成((昭和46年))• 護衛艦隊旗艦(横須賀) - DD-161 あきづき• 第1護衛隊群(横須賀)• 群直轄艦(横須賀)- DDG-163 あまつかぜ• 第8護衛隊(横須賀)- DD-104 いそなみ, DD-106 しきなみ• 第22護衛隊(呉)- , ,• 第2護衛隊群(佐世保)• 群直轄艦(佐世保)-• 第1護衛隊(呉) - ,• 第21護衛隊(佐世保)- DD-113 やまぐも, DD-114 まきぐも,• 第3護衛隊群(舞鶴)• 群直轄艦(舞鶴)-• 第10護衛隊(舞鶴) - DD-107 むらさめ, DD-108 ゆうだち, DD-109 はるさめ• 第12護衛隊(佐世保)- DD-101 はるかぜ, DD-102 ゆきかぜ• 第4護衛隊群(横須賀)• 群直轄艦(横須賀)- DD-162 てるづき• 第9護衛隊(横須賀)- DD-103 あやなみ, DD-105 うらなみ• 第11護衛隊(呉)- DD-110 たかなみ, DD-111 おおなみ, DD-112 まきなみ ((昭和47年)〜(昭和52年)度)においては、の手法によって、計画はさらに具体化された。 この結果、護衛艦は8隻が必要であることは間違いないが、仮に直衛線の突破を許して船団が攻撃されたとき、護衛艦単独では、を再捕捉することは困難であることが判明した。 このとき、を装備したヘリコプター4機を同時投入できれば、3機がにより敵潜水艦を追跡し、追い詰めたうえで、1機が攻撃によってこれを撃破できることから、極めて高い有効性を期待できることが導き出された。 さらに、この時点で長距離の対潜兵装として運用されていたよりもさらに遠距離での攻撃が可能であり、船団への攻撃以前に敵潜を捕捉・撃破できる公算も向上することが確認された。 一方、船団に対する経空脅威に対処するため、縦深を持った対空火網の構築も模索された。 艦対空ミサイルとしては、当時唯一のであったに続いてが適当であると判断された。 また、ターターを補助して長射程の防空射撃を行なうために高性能のが必要と考えられたが、予算などの問題から全艦への装備は困難と考えられた。 これらの検討を経て、護衛隊群を戦術単位とし、その編成は3機搭載の2隻、搭載のミサイル護衛艦(DDG)1隻、1隻、そしてこれらを補佐する4隻による 8艦6機体制とする構想が策定された。 DDH、DDG、DDAは54口径5インチ単装速射砲によって艦隊防空を行なうが、DDKについてはによる個艦防空能力を有するに留まることとなっていた。 このコンセプトに基づき整備されたのが、、、、およびであり 、中のの就役により、(昭和56年)までに、外航の第1・2護衛隊群は8艦6機体制を実現したが、内航の第3・4護衛隊群は、実現の目処も立っていない状態であった。 また4次防の計画段階においては、これらの航空運用能力と艦隊防空ミサイル運用能力を1隻で充足しうる艦としての構想もあったが、これは見送られている。 編成((昭和56年))• 護衛艦隊旗艦(横須賀) - DD-161 あきづき• 第1護衛隊群(横須賀)• 群直轄艦(横須賀)- DD-164 たかつき• 第22護衛隊(呉)- DD-116 みねぐも, DD-117 なつぐも, DD-118 むらくも• 第51護衛隊(横須賀)- ,• 第61護衛隊(横須賀)- DDG-163 あまつかぜ,• 第2護衛隊群(佐世保)• 群直轄艦(佐世保)-• 第1護衛隊(呉)- DD-165 きくづき, DD-166 もちづき• 第23護衛隊(佐世保)- DD-115 あさぐも, ,• 第52護衛隊(佐世保)- ,• 第3護衛隊群()• 群直轄艦(舞鶴)- DD-167 ながつき• 第10護衛隊(舞鶴)- DD-107 むらさめ, DD-108 ゆうだち, DD-109 はるさめ• 第21護衛隊(佐世保)- DD-113 やまぐも, DD-114 まきぐも,• 第4護衛隊群(横須賀)• 群直轄艦(横須賀)- DD-162 てるづき• 第9護衛隊(横須賀)- DD-103 あやなみ, DD-105 うらなみ• 第35護衛隊(大湊)- , , 8艦10機体制の検討(4次防) [ ] 導入が検討されたSH-2F LAMPS Mk. I このようにしてコンセプト開発がなされたが、1970年代にがの大量配備を実施したことで、さっそく修正を余儀なくされることとなる。 潜水艦発射巡航ミサイル USM の配備は、直衛線を突破されずとも船団が攻撃される危険性を示し、また、の配備は、経空脅威の劇的な増大を示していた。 この当時、航空隊は、2機のペアを2組の4機編隊により、多方向からの同時攻撃を行なうことを基本戦術としていた。 これに対処するには、最低限でミサイル射撃指揮装置2基を備えたミサイル護衛艦2隻が戦術単位内に必要となる。 またこの時期、アメリカ海軍は、搭載の対潜ヘリコプターとして、従来のにやMADの搭載などの改良を施したSH-3Hを開発するとともに、無人対潜ヘリコプター()の性能・信頼性の限界を受けて、有人ヘリコプターの艦載化を模索していた。 当初はMASH( Manned Anti-Submarine Helicopter)計画が検討されており、海自でもこれを受けての艦載化が検討された。 しかし後に、アメリカ海軍はMASHでは性能的に不足として、最終的にヘリコプターによるを開発して、級の艦艇に搭載して配備した。 8艦8機体制の確立(ポスト4次防~13中期防) [ ] DD「むらさめ」 しかし、こうして策定された8艦10機体制には、2つの面で問題があった。 整備面の問題。 艦の航空設備の問題から、汎用護衛艦ではヘリコプターに十分な整備を行なうことができず、高度な整備はヘリコプター護衛艦に依存することになるが、このとき、ヘリコプター護衛艦にはHSS-2BとSH-2Fの両方に対応できる整備人員と予備部品が必要となり、特に整備員の能力面で重大な困難が生ずる。 行政面の問題。 2機種のヘリコプターを並行して運用することによるコスト増を指摘されたとき、計画の続行は困難となりかねない。 これらを踏まえ、汎用護衛艦にHSS-2Bを搭載できないかが検討されることとなった。 この当時、DD級の艦にシーキングを搭載した例は世界になく、安全性の問題が大いに懸念されたが、掃海母艦「」による実証試験の結果、汎用護衛艦での運用は可能であるという結論に至り、搭載機をHSS-2Bに一本化することが決定された。 これを受けてオペレーションズ・リサーチを再実施した結果、HSS-2Bのみを運用する場合、合計機数は8機で良いことが判明した。 艦隊防空にはミサイル護衛艦2隻は必須であり、残る6隻に8機のヘリコプターを搭載するならば、3機を搭載するヘリコプター護衛艦1隻と、各1機を搭載する汎用護衛艦5隻が適切であると考えられ、これをもって 8艦8機体制の方針が確立されたのである。 この8艦8機体制は時代の艦隊整備計画になぞらえて、「」(はちはちかんたい)や「新八八艦隊」とも通称される。 この実現のため、汎用護衛艦として12隻(1982-1987年就役)、8隻(1988-1991年就役)、9隻(1996-2002年就役)、5隻(2003-2006年就役)が量産された。 これら汎用護衛艦は、、に加え、、を装備するものであった。 そして、その戦術単位のうちの1つを常時出撃可能状態に維持するためには4個単位が必要であるとされたことから、4個護衛隊群体制の維持と、編成の画一化が決定された。 また(昭和61年)から(昭和62年)にかけて、防衛庁(当時)内の洋上防空体制研究会(洋防研)で行なわれた研究に基づき、よりの取得が開始された。 (平成7年)のこんごう型2番艦の就役をもって、海上自衛隊は8艦8機体制の4個護衛隊群の整備を実現した。 それらは、いずれも護衛隊群直轄の旗艦としてヘリコプター護衛艦を有し、またミサイル護衛艦2隻、汎用護衛艦2隻または3隻から編成される3個護衛隊によって編成されていた。 編成((平成10年))• 護衛艦隊旗艦(横須賀) - DDG-168 たちかぜ• 第1護衛隊群(横須賀)• 群直轄艦(横須賀)- DDH-143 しらね• 第1護衛隊(横須賀)- ,• 第5護衛隊(横須賀)- , ,• 第61護衛隊(横須賀)- ,• 第2護衛隊群(佐世保)• 群直轄艦(佐世保)- DDH-144 くらま• 第2護衛隊(佐世保)- ,• 第6護衛隊(佐世保)- , ,• 第62護衛隊(佐世保)- ,• 第3護衛隊群(舞鶴)• 群直轄艦(舞鶴)- DDH-141 はるな• 第3護衛隊(舞鶴)- ,• 第7護衛隊(大湊)- , ,• 第63護衛隊(舞鶴)- ,• 第4護衛隊群(呉)• 群直轄艦(呉)- DDH-142 ひえい• 第4護衛隊(呉)- , ,• 第8護衛隊(呉)- ,• 第64護衛隊(佐世保)- DDG-169 あさかぜ,• (呉)• (呉)• (佐世保)• (呉)• (横須賀)• (佐世保) 平成の大改編 17中期防、23中期防 [ ] 「」および「」も参照 (平成16年)に閣議決定されたで、2007年度末までに部隊削減を含む護衛艦隊の大規模な改編を行うことになった。 この大綱では新たにフォースユーザー(事態対処責任者)とフォースプロバイダー(錬度管理責任者)の概念が導入され、護衛艦の定数が50隻から47隻に削減され、地域配備の護衛隊も6個隊から5個隊に削減された。 また、護衛隊群隷下の護衛隊も再編されることとなり、従来の直轄艦と3個護衛隊からなる編成から、ヘリコプター護衛艦1隻とミサイル護衛艦1隻と汎用護衛艦2隻からなるDDH中心の1個護衛隊(DDHグループ)と、ミサイル護衛艦1隻と汎用護衛艦3隻からなるDDG中心の1個護衛隊(DDGグループ)の2個護衛隊により1個護衛隊群を編成するように再編されることとなった。 これに基づき(平成20年)に部隊再編が行われ、前述のとおり12個護衛隊から8個護衛隊(DDHグループ4個とDDGグループ4個)に再編され、隷下の6個護衛隊はすべて護衛艦隊隷下に直轄の護衛隊として編入された。 さらに、第1海上訓練支援隊が新編された。 この改編により、護衛艦隊司令官が全護衛艦の練成などを担当するフォースプロバイダー(練度管理責任者、部隊兵力提供者)となり、艦艇の運用はフォースユーザー(事態対処責任者、部隊運用者)であるおよび各地方総監が行う。 これに伴い、改編前は各護衛隊の所属艦の定係港は一つにまとめられていたが、改編後は所属艦の定係港は各地に分散された(2桁番号の護衛隊は除く)。 また、同年4月1日には護衛艦隊司令部は海上部隊ではなくなった。 なお、その後の部隊改編により、現在各護衛隊の所属艦の定係港は護衛隊司令部所在地にまとめられている。 なお、第3護衛隊群は大湊に大型艦艇を配備できないため、他群のようにDDHグループとDDG グループに別れていない。 改編後には、広大な全通甲板を持つヘリコプター護衛艦のや、ミサイル護衛艦としては初めて航空機運用能力を付与したの就役により、1個護衛隊群当たりのヘリコプターの運用機数は8機から増えることになった。 汎用護衛艦としては、2012年から2014年にかけて4隻が就役し、各護衛隊群に1隻ずつ配備された。 あきづき型は僚艦防空が可能な対空戦闘システムを有しているが、これはイージス艦が弾道ミサイル防衛に専念する際の補完を想定したものである。 また、(平成18年)4月には、任務の増加に伴い、の機動的運用の必要性が高まったことを受けて補給艦5隻による(横須賀)が編成された。 また、それまで自衛艦隊直轄であったが護衛艦隊直轄に編成替えされた。 中期防は5年ごとに改定されることとなっていたが、自民党から民主党への政権交代の影響のため、22中期防は設定されず、2010年度は単年度予算となった。 この2010年予算で、の建造が認められた。 民主党政権下のにおいても2012年度予算で同型艦1隻の建造が承認された。 これら2隻が完成するとDDHは全て全通甲板型となり、ヘリコプター運用能力が大幅に向上する。 汎用護衛艦は2013年度、2014年度予算で2隻の建造が認められている。 25DDは対潜能力を重視した設計となる予定である。 なお、(平成22年)に閣議決定されたに基づいて、2桁番号の護衛隊は6個護衛隊から5個護衛隊に再編され、また護衛艦の定数は47隻から48隻に増加されることとなったが、自民党が政権に復帰すると新たにが成立し、22大綱に基づく改編は実施されなかった。 (平成28年)、がの支援任務を担当することとなり、第1輸送隊が掃海隊群隷下に編成替え。 編成((令和2年))• 機動運用部隊• (司令部:横須賀)• 第1護衛隊(司令部:横須賀), , ,• 第5護衛隊(司令部:佐世保), , ,• (司令部:佐世保)• 第2護衛隊(司令部:佐世保), , ,• 第6護衛隊(司令部:横須賀), , ,• (司令部:舞鶴)• 第3護衛隊(司令部:舞鶴), , ,• 第7護衛隊(司令部:), , ,• (司令部:呉)• 第4護衛隊(司令部:呉), , ,• 第8護衛隊(司令部:佐世保), , ,• 地域配備部隊• 第11護衛隊(横須賀), ,• 第12護衛隊(呉), ,• 第13護衛隊(佐世保), ,• 第14護衛隊(舞鶴), , ,• 第15護衛隊(大湊), ,• 護衛艦隊直轄部隊• (司令部:横須賀)横須賀・呉・佐世保・舞鶴・大湊各海上訓練指導隊、誘導武器教育訓練隊• (司令部:横須賀)(呉), (横須賀), (佐世保), (舞鶴), (佐世保)• 第1海上訓練支援隊(呉), 将来計画 [ ] 「」も参照 民主党政権の下で策定された22大綱および23中期防は、自民党が政権に戻ると直ちに改定されることとなった。 (平成25年)に閣議決定されたでは、護衛艦の定数が48隻から54隻に増加、も2隻が追加され8隻となる。 護衛隊群所属護衛艦が32隻のままであるとすれば、2桁番号の護衛隊の所属護衛艦は2014年3月時点の15隻から大綱完了時には22隻となる。 また、2桁番号の護衛隊は5個護衛隊から6個護衛隊に増加され、護衛隊群と同じく機動運用される予定である。 この護衛艦部隊の増勢に向け、では、多様な任務へ対応能力の向上と船体のコンパクト化を両立させた(多機能護衛艦)の導入が予定されている。 歴代の護衛艦隊旗艦・直轄艦 [ ] 護衛艦隊旗艦• :(昭和36年) 〜 (昭和38年)• :(昭和38年) 〜 (昭和60年)• :(昭和60年) 〜 (平成10年)• :(平成10年) 〜 (平成19年) 護衛艦隊直轄艦• :(平成19年) 〜 (平成22年) 「さわかぜ」の退役に伴い、護衛艦隊旗艦およびそれに準じた直轄艦運用は廃止され、今後新たに旗艦が配備される予定はない。 2013年1月20日閲覧。 (昭和50年8月13日付 海上幕僚長通達 海幕総第3614号)• 海上自衛隊• 「護衛艦隊1961-2011その所属艦の変遷」『』第750集、海人社、2011年11月、 21-39頁。 平間 洋一「海上自衛隊55年の歩み 特集・海上自衛隊 」『』第684号、海人社、2008年1月、 148-155頁、。 藤木 平八郎「海上自衛隊「八八艦隊」汎用DDの系譜」『世界の艦船』第614集、海人社、2003年8月、 94-99頁。 「 」 『Naval War College Review』第64巻第3号、2011年。 : 400. 1973-09-06. 大塚好古「水上戦闘艦と航空機 : 搭載・運用の歩み 特集 航空機搭載水上戦闘艦 」『世界の艦船』第758号、海人社、2012年4月、 75-81頁、。 『世界の艦船』2013年1月号• 外部リンク [ ]•

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せんだい(DE

護衛艦 せんだい

護衛艦時代の「はたかぜ」にて 基本情報 建造所 運用者 艦種 級名 建造費 619億8000万円 母港 所属 第1練習隊 艦歴 発注 起工 進水 就役 (練習艦に種別変更) 要目 4,600 5,900トン 150m 最大幅 16. 4m 深さ 9. 8m 4. の1番艦。 艦名は「旗にあたってはためかせる風」に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としてはの「」、「はたかぜ」(DD-182)に続き日本の艦艇としては3代目。 艦歴 [ ] 「はたかぜ」は、に基づく昭和56年度計画4,500トン型護衛艦2311号艦 として、で1983年5月20日に起工され、1984年11月9日に進水、1985年8月2日に公試開始、1986年3月27日に就役し、第61護衛隊に編入されに配備された。 からの間、ターター装置装備認定試験 SQT のため、米国に派遣。 からの間、護衛艦「」、「」とともに米国派遣訓練に参加。 からの3日間、沖展示訓練に護衛艦「」、「」、「」、「」、「」、「」、「」、潜水艦「」、「」とともに参加した。 訓練終了後、「なだしお」が横須賀基地へ帰投中に漁船との衝突事故を起こす。 () から、東京に寄港した「」、通報艦「」に対しホストシップとして交歓した。 、護衛艦「くらま」、「」、「」、「」、「」、「」、「」、補給艦「」、潜水艦「」とともに横須賀基地を出港し、からまで周辺海域で実施された RIMPAC に参加した。 、護衛隊改編により第4護衛隊に編入。 6月9日、日印国交60周年の記念も兼ねて訪日中の艦隊とにて護衛艦「」と共に共同訓練「JIMEX 12」を実施した。 からの間、、周辺海域で実施される主催の多国間海上共同訓練「カカドゥ14」に参加。 、編成替えにより第1護衛隊に編入された。 5月19日・5月20日、において実施される海上保安制度創設70周年記念観閲式及び総合訓練に参加する。 未明から翌日午前にかけて、東シナ海の公海上(上海の南約400kmの沖合)で北朝鮮船籍のタンカー「AN SAN 1(アンサン1)号」(:7303803)と船籍不明の小型船舶2隻が、合計6回に渡りで禁止されている「瀬取り」とみられる作業を行っていたことを確認した。 なお「AN SAN 1号」は、2018年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶であり、に瀬取り行為を行っているのを海上自衛隊第14護衛隊所属の護衛艦「」が、同じく午後に瀬取り行為を行っているのを海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「」が現認している。 3月19日、後継艦である1番艦「」の就役によりに種別変更され、第1練習隊に編入しに転籍。 艦番号が「3520」に変更された。 現在練習艦隊第1練習隊に所属し、定係港は呉である。 73式54口径5インチ単装速射砲による射撃 歴代艦長 [ ] 歴代艦長(特記ない限り) 代 氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考 1 野末博行 1986. 27 - 1987. 29 8期 はたかぜ艤装員長 教官 2 瀬川紘一郎 1987. 30 - 1988. 14 防大10期 司令部付 司令部幕僚 1等海佐 3 竹島信博 1988. 15 - 1989. 14 防大12期 艦長 プログラム業務隊副長 1等海佐 4 加治 節 1989. 15 - 1991. 19 防大10期 調査部調査第1課 付 1990. 1 1等海佐昇任 5 伊藤元弘 1991. 20 - 1992. 22 防大11期 防衛部 第3幕僚室長 プログラム業務隊副長 1991. 1 1等海佐昇任 6 山村洋行 1992. 23 - 1993. 30 防大13期 防衛部 第3幕僚室長 艦長 7 加藤正治 1993. 1 - 1995. 31 運用開発隊開発第2科長 艦長 1995. 1 1等海佐昇任 8 武智公司 1995. 1 - 1996. 30 艦長 1996. 1 1等海佐昇任 9 小山秀雄 1996. 20 - 1997. 9 防大16期 司令部幕僚 教官 1等海佐 10 中田高芳 1997. 10 - 1999. 31 防大18期 艦長 統合幕僚学校教官 1等海佐 11 江見雅博 1999. 1 - 2001. 1 ・ 28期幹候 海上自衛隊幹部学校教官 艦長 1等海佐 12 村田隆齊 2001. 2 - 2002. 19 防大21期 司令部幕僚 艦長 1等海佐 13 林 宏之 2002. 20 - 2003. 19 防大21期 横須賀地方総監部管理部人事課長 司令部 1等海佐 14 佐々木俊也 2003. 20 - 2005. 29 防大23期 指揮通信開発隊副長 かしま艦長 1等海佐 15 椋木泰樹 2005. 30 - 2006. 5 防大24期 艦長 1等海佐 16 地藏謙介 2006. 6 - 2008. 30 防大22期 横須賀地方総監部管理部 援護業務課長 横須賀基地業務隊付 17 千代野正 2008. 1 - 2010. 7 防大24期 大湊海上訓練指導隊副長 佐世保海上訓練指導隊副長 18 宮﨑 守 2010. 8 - 2011. 14 副監察官 19 関川秀樹 2011. 15 - 2012. 3 防大29期 管理部総務課長 海上自衛隊幹部候補生学校 主任教官 2012. 1 1等海佐昇任 20 鈴木雅博 2012. 4 - 2013. 29 防大29期 艦長 呉基地業務隊補充部付 21 栗山俊文 2013. 30 - 2014. 23 防大30期 呉海上訓練指導隊副長 兼 指導部長 護衛艦隊司令部 22 梅崎時彦 2014. 24 - 2015. 29 防大29期 司令部付 大湊海上訓練指導隊司令 1等海佐 23 下野善彦 2015. 30 - 2016. 28 ・ 37期幹候 護衛艦隊司令部幕僚 統合幕僚監部防衛計画部計画課 2015. 1 1等海佐昇任 24 池田正人 2016. 29 - 2017. 27 防大34期 護衛艦隊司令部付 海上自衛隊第1術科学校主任教官 兼 研究部員 25 川岸裕嗣 2017. 28 - 2018. 1 防大36期 防衛部 第3幕僚室長 兼 第5幕僚室長 統合幕僚監部指揮通信システム部 指揮通信システム運用課 指揮通信システム運用班長 1等海佐 26 成田直人 2018. 2 - 2019. 6 はまぎり艦長 27 秋元則仁 2019. 7 - 護衛艦隊司令部勤務 脚注 [ ].

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