宇多 丸 ジョーカー。 宇多丸、映画『ジョーカー』を絶賛! 「俺と同じような映画が好きなやつが作った映画だ」

宇多丸・町山智浩 シネマランキング TOP10

宇多 丸 ジョーカー

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』の看板コーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。 ライムスター宇多丸が毎週ランダムに決まった映画を自腹で鑑賞し、生放送で評論します。 今回評論した映画は、『ジョーカー』(2019年10月4日公開)。 宇多丸: ここからは私、宇多丸がランダムに決まった最新映画を自腹で鑑賞し評論する週刊映画時評ムービーウォッチメン。 今夜扱うのはこの作品。 『ジョーカー』! アメリカンコミックを代表するヴィラン(悪役)、ジョーカーの誕生秘話をオリジナルストーリーで描く。 後にジョーカーとなる主人公のアーサーをホアキン・フェニックスが熱演。 監督は『ハングオーバー!』シリーズなどのトッド・フィリップス。 第79回ヴェネチア国際映画祭でDCコミックスの映画化作品として史上初めて最高賞の金獅子賞を受賞……というか、アメコミ原作として初めてじゃないの?ですよね。 だと思います。 ということで、この『ジョーカー』をもう見たよというリスナーのみなさま、<ウォッチメン>からの監視報告(感想)をメールでいただいております。 ありがとうございます。 メールの量は、「とても多い」。 ダントツで今年最多ということでございます。 なんていうんですかね? もちろんアメコミ映画として見に行く人もあり。 そしてやっぱり単体の映画としての評価も高いですから、普通に映画ファンも行く……など諸々な感じで、全方位的に見に行くタイプの映画っていうことはあるかもしれませんよね。

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2019年映画「ジョーカー」ネタバレ10選!意味深過ぎる内容も?

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この記事には、映画『 』の重大なネタバレが含まれています。 必ず本編の鑑賞後にお読みください。 『ジョーカー』ラストシーンが意味するもの 主人公アーサー・フレックは、職場を解雇され、出生に秘められた秘密を知り、隣人の女性と交際していることが自身の妄想の産物だったことを悟り、次々に社会における居場所を失っていく。 自分を陥れた元同僚を殺害したアーサーは、憧れのコメディアンであるマレー・フランクリンの番組にゲスト出演するも、マレーにすら嘲笑の対象として扱われている事実を前に、「失うものがない男を怒らせたらどうなるのかを思い知らせてやる」と、スーツに隠していた銃でマレーの額を撃ち抜くのだ。 生放送中に起こった殺人事件のあと、アーサーはパトカーで暴動の起こる街を移動する。 炎の上がる街を見つめながら、ジョーカーは一人きりで踊ってきたダンスを、ゆるやかに踊り始める。 しかし場面が変われば、そこはアーカム州立病院。 精神医、あるいはソーシャルワーカーらしき女性と話をするアーサー/ジョーカーは、ひとつのジョークを思いついたようだ。 瞬間、映像が切り替わり、そこには倒れている両親の間に立つ少年 の姿。 「どんなジョークかって? 君には分からない」。 部屋から出てきたジョーカーは血の足跡をべっとりと残しながら、歩き、踊り、そして病院の職員から逃げ回る。 (C)2019 Warner Bros. Ent. なぜならラストシーンにおいて、なぜアーサーがアーカムにいるのかは判然としないからだ。 人気コメディアンを殺害し、暴動を煽ったためだろうか。 あるいは、アーサーはなにか別の理由で入院していて、描かれてきた物語のすべては、彼が思い描いた(あるいは語った)ジョークのひとつにすぎないのだろうか。 それとも、物語には事実とジョークとが混在していると考えるべきなのか……。 米にて、フィリップス監督は、アーサーがなぜアーカムにいるのか、その理由さえも明らかにしようとしていない。 「僕とスコット(・シルバー、共同脚本)、ホアキンは、アーサーが何を抱えているのかという話を一度もしたことがないんです。 精神を病んでいるのかどうかさえ分かりません。 」 謎めいたアーカム州立病院について、フィリップス監督はほとんど何も明かさない構えだが、ひとつだけ確かなことがあるという。 それは、最後にジョークを思いついたアーサーの身体に現れる反応だ。 「 あのシーンだけが、彼が唯一純粋に笑っている場面です。 この映画には、いくつかの笑い方が登場します。 」 (C)2019 Warner Bros. Ent. 多くのコミックや従来の映画において、バットマンとジョーカーの年齢は近いものとして設定されることが多いが、『ジョーカー』の2人には親子ほどの年齢差がある。 ならば、アーサーの年齢設定はどうなっているのか。 この問いかけに対し、やはりフィリップス監督は 「一度もきちんと考えたことがありません」と質問者を煙に巻いている。 つまり、バットマンとジョーカーの年齢に差がありすぎるため、 アーサー自身はジョーカーではなく、のちにジョーカーとなる人間を覚醒させた人物ではないかというのだ。 つまるところ、『ジョーカー』は謎だらけなのである。 そして言うまでもなく、これはフィリップス監督らが完全に狙って仕掛けたもの。 試写の段階から、関係者や友人たちの間でもあらゆる仮説が出ていたそうで、監督は「映画の内容はすべてアーサーのジョークにすぎない説」も、「アーサーは本物のジョーカーじゃない説」も早いうちから把握していたという。 米にて、監督はこう述べた。 僕は彼らが正しいかどうかは言いませんけど。 Ent. 主演のホアキン・フェニックスも、これと全く同じことをのだった。 「今回の脚本やみなさんの反応で面白いのは、みんなが別々の感覚を抱くところ。 あるものが何を意味していて、どこが現実でどこがそうでないのか、みなさんが全く違うことを考えるところです。 だから、もし僕自身の意見があったにせよ、それをお話しするつもりはありません。 普通の映画にはない形で観客を作品に参加させることが、この映画の面白さのひとつだと思っていますから。 映画に参加して、どれが現実でどれがそうでないのかを判断するのが楽しいんですよ。 」 とはいえフィリップス監督は、いずれ『ジョーカー』で描いた謎の答えをすべて明らかにするつもりだという。 「 いずれ、僕たちが何を考えていて、執筆時に何を意図していたのかをお話しすることにします。 それは大切なことだと思っていますが、ただし今じゃない。 [中略]この映画を振り返るのが楽しくなるほど、遠い未来のことになるでしょう。 なぜなら、みなさんの体験を邪魔したくないから。 これから出てくるかもしれない仮説の妨げになりたくないからです。 それこそがこの映画を面白いものにしてくれるんだと思いますしね。 」 映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)より全国公開中。

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ジョーカー 【完全ネタバレ・感想】 狂気に満ち満ちた鬱映画? ラストシーンの意味とは?

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予告編から、期待が膨らんでいた人も多いはずです。 前評判も相当たかく、「アカデミー賞確実か」ともいわれていますね。 さっそく見てきたので、完全ネタバレ記事を書きたいと思います。 ストーリーのネタバレ、見どころなど、まだ見ていない人は注意です!!• ジョーカー 監督:トッド・フィリップス キャスト:ホアキン・フェニックス、ロバート・デニーロなど トッド・フィリップスは、「ハングオーバーシリーズ」などが有名。 ジョーカー ストーリーネタバレ 母と2人暮らしのアーサー。 彼には、コメディアンになるという夢があった。 彼には、突発的に笑ってしまうという持病があった。 ピエロとしての仕事をしつつも、うまくいかない日々が続く。 彼には精神病院に入院していた過去がある。 その治療のために現在でも、定期的にカウンセリングに行っている。 薬も飲んでいる。 仕事中に少年たちに襲われたことがきっかけに、同僚から銃を渡される。 しかし、病院で子供たちを楽しませるピエロの仕事中に、銃を落としてしまう。 銃の件で同僚にはめられ、仕事を首になるアーサー。 その帰り道、地下鉄に乗っていると、3人組の男に襲われる。 そんな中、アーサーは男たちを撃ち殺してしまう。 スッキリした表情のアーサー。 ここから彼は、本当の狂気の道を進んでいく。 一方、世間では富裕層と底辺の格差が広がっていた。 そこで起きたエリートサラリーマン3人の殺害事件。 犯人はピエロの格好をしていたことから、世間では、ピエロの格好で富裕層へのデモ行動をすることが広まりつつあった。 しかし、社会保障であるカウンセリングがうちきられてしまう。 やや吹っ切れたアーサーは、同じアパートに住むソフィーともいい感じになる。 そして、バーでのコメディアンとしての仕事もうまくいく。 一緒に暮らしている母の手紙を盗み見たことから、自分の出生に疑問を持つ。 母は昔、トーマスウェインの元で働いていたのだ。 トーマスウェインは、ゴッサムの市長選に立候補するほどの人物だ。 そして母曰く、アーサーの父親が彼だという。 アーサーは、トーマスウェインを訪ねる。 自分はあんたの息子だ、と泣きつくが、お前の母親はいかれていると、殴られる。 実際に母が入院していたという精神病院を訪ね、母のカルテを盗み出す。 そこで、母が自分を養子に取ったこと、母の男に自分は激しい虐待を受けていたことを知ってしまう。 例の事件で家を訪れた刑事たちを目にし、母は脳卒中で入院してしまう。 隣人ソフィーとの恋も自分の幻想だったことに気づく。 全てを知り、絶望に落ちたアーサーは、母を枕で窒息死させる。 憧れだったマーリーの番組から、オファーが届く。 その出演日に、準備しているアーサーの元へ、元同僚たちが訪ねてくる。 意地悪をされた同僚を殺し、優しくしてくれた方の同僚は逃してあげるアーサー。 髪を緑に染め、ピエロのメイクでマーリーの番組に出演する。 そこで、アーサーは「ジョーカー」と紹介してくれと、頼む。 徐々に興奮していくアーサー。 3人を殺したことを告白し、世間への思いを語る。 「誰も自分の存在など知らない」と。 「僕には守るものも失うものももうない」 マーリーへも怒りを向けるアーサー。 「俺を笑い者にするために呼んだな」と。 アーサーは、マーリーを撃ち殺す。 ゴッサムの街では、ピエロの格好をしたデモが加速していた。 街中が火に包まれている。 そんな中、パトカーで連行されるアーサー。 彼のパトカーにトラックが激突し、アーサーはひきずり出される。 ブルースウェイン(後のバットマン)は、目の前で暴徒に両親を撃ち殺される。 デモの中心にアーサーは英雄としてむかえられる。 そこでの彼の表情は、ジョーカーそのものだった。 彼の笑みは、血で縁取られる。 今回のジョーカーの特徴 普通の男が、ジョーカーになるまでを描く。 これは、ダークナイト版のジョーカーが正体不明だったのとは大きく違う。 ジョーカーの良さは、この正体不明さにあったと言っていい。 しかし、今作が暗示することは、誰もがジョーカーになる可能性があるということだ。 現実にも、アーサーのように絶望し、虐げられている人々が存在する。 実際に、アーサーの境遇に同感を覚える感想も多い。 現代社会でも、格差が広がっている事実がある。 アーサーという普通の男が、ジョーカーになるという恐怖がある。 さらに、演じるホアキンフェニックスの怪演がとんでもない。 彼はずっと笑っている。 何層にも変化するその響きは、さまざまな印象を届かせる。 生身の人間であるアーサー。 それなのに、時折り、「人を超えた表情」を見せる。 等身大の人間なのにだ!!このアンバランスな怪奇さに、彼の「笑い」が大きく影響していると思う。 ホアキン・フェニックスの怪演 本作のもっとも衝撃的な部分こそ、ホアキン演じるジョーカーの存在感だろう。 徐々に狂っていくその演技は、絶賛されている。 身体も痩せこけ、とても気持ちの悪い様子になっている。 等身大の男を演じ切るからこそ、ジョーカーとしての恐怖が増している。 もともとのホアキンはの表情は普通にシブかっこいいおじさんである。 けれど、アーサーを演じるホアキンは、まさに虐げられた狂人だった。 彼の素顔を、今作のジョーカーと比較しておこう。 過去作ジョーカーとの比較も楽しみたい。 取り扱い注意? さて、絶望を描き、 鬱映画とも評される今作。 アーサーが体験する絶望は、リアルだ。 だからこそ、負から生まれるエネルギーは強烈だった。 かつての「タクシードライバー」が孤独な男たちに影響を与えたように、今作も人々に響く可能性がある。 実際に、アメリカではその可能性が心配されているという。 底辺にある男が、格差社会を揺るがす映画でもあるからだ。 たしかに、精神が弱っている時にみる映画ではないかもしれない。 やはりこの映画は、それほどの可能性に満ちた名作と言えそうだ。 ラストシーンの意味とは? 精神病院の個室でカウンセリングを受けているアーサーが映り、この映画は終わる。 このラストは何を意味するのだろう? 物語の後、あらためて逮捕されたアーサーは精神鑑定の結果、精神病棟にいる。 この場合では、狂っている自分を受け入れ、今を楽しんでいる様子から、「ジョーカー」の誕生は確実と言える。 他の可能性としては、すべてがアーサーの妄想だった、というものだろうか。 アーサーはずっと精神病棟に入院していて、劇中の物語はすべて彼の妄想だったことになる。 彼の妄想という症状は、劇中でも何度も示唆されていた。 こっちの説もそれなりに説得力があるかもしれない。

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