イモリ 飼育。 アカハライモリがまもなく幼体へ!上陸前の餌と飼育環境の注意点

イモリの飼い方|飼育に必要なもの・餌は?

イモリ 飼育

【目次】イモリの種類と飼い方 イモリってどんな生き物? イモリは有尾目イモリ科に属する両生類の仲間です。 仲間は北米・アフリカ大陸の地中海沿岸およびユーラシア大陸、日本に生息しています。 我が国に生息しているイモリは3種類。 北海道を除く本州・四国・九州とその周辺島嶼に広く分布している 、南西諸島に分布しているシリケンイモリ・イボイモリです。 森林や河川・湖沼など幅広く分布していて、泳ぐことのできない完全な陸棲種、専ら水中で生活している水棲種、陸上と水中を行き来する両棲種と様々なタイプが存在していますが、我が国に生息する3種は両棲種の仲間です。 肉食性で、自然界では昆虫、甲殻類、ミミズ、 などを食べています。 毒を持っている個体が多いことも特徴のひとつに挙げられます。 名前が似た生き物に「 」がおりますが、「ヤモリ」と「イモリ」の違いはヤモリが爬虫類であることに対し、イモリは両生類に分類されます。 ともに古くから日本人の生活に深くかかわりあってきた生き物で、ヤモリは人家に棲みつき、有害な昆虫などから家を守ってくれることから「家守」と呼ばれ、飲料水であった井戸の近くに棲んで、有害な生き物から大事な井戸を守ってくれることから「井守」のネーミングになったと伝わっています。 ここからは、イモリの中でもメジャーなペットであるアカハライモリを中心に、イモリの特徴をご紹介します。 実際にイモリを飼う際の参考にしてください。 イモリの毒について イモリの仲間は毒を持つ種類が数多く存在します。 外国産のイモリの中には、外敵に向かって毒を発射するという恐ろしい習性を持ったものまでいるのです。 日本国内にいるアカハライモリもシリケンイモリも、例外なく毒を持っています。 耳の後ろにあるコブから毒素を分泌しますが、この毒はフグ毒と同じテトロドキシンという猛毒。 しかしながら、イモリの毒は細菌などから身を守るためのごく微量なもの。 例えば、イモリを食用にしているサギなどの天敵も中毒死したりすることもありません。 ただ、イモリを触れた場合は必ず、手を洗うようにしてください。 手を洗わないで目をこすったりすると、炎症を起こす危険性があります。 ちなみに、ペットショップなどで販売されている個体は養殖物が多く、ほとんどが無毒か微量なので安心してください。 養殖物の毒が弱い理由は餌となる対象によって、毒の強弱が関係するためです。 そもそもイモリは変温動物であるため、人に必要以上に触られすると体温調節が困難になり弱ってしまうことがあります。 イモリに触れるのは、水替え時など必要最低限度にとどめ、触れた場合は必ず石鹸で手洗いをすれば特別恐れる心配はありません。 イモリの派手な体表 植物の世界では 「美しいバラには棘がある」との慣用句どおり、綺麗だからといってむやみに近づくなと言われますが、動物界でも同じです。 例えば、同じ両生類であるカエルの仲間には黄色や赤などの派手な体表の種類がいて、毒を持っています。 イモリの腹部の赤と黒のマダラ模様は、天敵に対し「私を食べると大変なことになるよ!」という警戒色なのです。 いざ外敵に襲われそうになると、ひっくり返って腹部を強調するような行動をとることが知られています。 ところで、日本固有種のアカハライモリは、自然界では生息する場所によって体表が異なると言われています。 色が真っ赤だったり、オレンジだったり、斑模様が多かったり少なかったりと、体表の色や模様で大まかに出身地がわかるのは面白いですよね。 ただ、注意しておきたいのは、その生息地によって持っている毒の強さが異なるということ。 普段食べている食事の内容によって影響を受けると言われています。 イモリの驚くべき再生能力 爬虫類のトカゲは外敵に襲われると尻尾を切って逃げますが、また再生することで知られています。 しかし、トカゲの場合は尻尾は再生できても、尻尾の骨まではさすがに再生することができません。 それに比べて、イモリの再生能力は凄いです。 尻尾を切断しても骨まで再生してしまい、さらにはしっぽだけでなく、手足も同様に完全再生してしまうのです。 イモリは意外と長寿 イモリの仲間は長寿です。 アカハライモリは、自然界では25~30年近く生きると言われています。 飼育下でも、うまく育てれば10年以上生きることが可能です。 長くお付き合いできるペットなので、飼うときは責任をもって育てるようにしましょう。 ちなみに、両生類は意外に長生きするのものが多く、外国産イモリである「ファイアーサラマンダー」は10年位、ツメガエルなどカエル類でも10年以上生きる種類も珍しくありません。 オオサンショウウオ類に至っては、なんと50~60年ほどの寿命があります。 イモリの大きさ アカハライモリの体長は全長10cmほどで、それ以上大きくなることはほとんどありません。 そのため、成長に従って住み替えしたり、住み替えに伴う設置場所に頭を悩ます必要はないです。 基本的にペットショップなどで売られている個体は成体なので、購入時の大きさで水槽を選択すれば良いでしょう。 同じ国産種のシリケンイモリは、成長すると15~18cmほどと少し大きくなりますので、アカハライモリと一緒に飼う場合は大き目の水槽を準備するのが無難です。 イモリの食べ物・エサ イモリの仲間は肉食性です。 自然界では昆虫、ミミズ、甲殻類、自分より小さな魚類や両生類を食べて生活しています。 飼育下では、イトミミズ、アカムシなどの生餌が良いとさせていますが、慣れてくれば乾燥アカムシも好んで食べてくれます。 成長に伴って餌を変える心配がなく、乾燥アカムシなら保存も簡単で安価であり経済的であると言えます。 イモリの生活スタイル イモリは自然界では川の淀みや田んぼ、湖沼や池など流れのない水の近くに住んでいます。 ずっと水中に住んでいるわけではなく、森の中など陸上でも生活しているため、飼育下では水陸両用の環境を作ることが大切です。 アカハライモリと比べて陸上での生活時間が長いとされる南方系のシリケンイモリでも、ペットショップではアカハライモリと同じ環境で販売されている場合が多いため、アカハライモリと同じ環境設定で問題ないと思われます。 イモリの繁殖について イモリの仲間には胎生の種類(ファイアーサラマンダーなど)も存在しますが、国産のアカハライモリやシリケンイモリは卵から誕生します。 卵から孵化した幼生は、ウーパールーパーのように外鰓があるオタマジャクシ状で、成長に従って前脚から先に生えてきます。 この点はカエルとは逆です。 やがて後脚が生え、外鰓が消滅すると一旦陸上生活を送り、3年くらいで成体となって水辺に戻ってくるという成長パターンです。 イモリの雄雌の区別について 尻尾の形で雄と雌の区別をすることができます。 雌の尻尾は剣先のように尖っており細目で、雄は丸味を帯びていて太目です。 アカハライモリの場合は雄と雌の大きさがほとんど同じなので、それだけけでは判断できません。 イモリの病気について イモリも生活環境が悪いと体調を崩します。 通常の動物病院では、イモリの診察をするところは非常に少ないと思われますので、予防が第一と言えるでしょう。 具体的には水質悪化に伴う水カビ病、皮膚に白点が発生するモルチベストという病気に注意が必要です。 これらの病気の確実な治療法は確立されていないようですが、もし病気の個体を発見したら隔離し、塩浴をさせるようにしましょう。 自己治癒力もあって、治るケースも多いです。 また、肥満や腹下し等の症状が出ることがありますが、人間の場合と同じで、餌を与え過ぎないなど食生活を改善する必要があります。 他に脱皮不全で身動きが取れなくなっていたり、喧嘩でケガを負う場合がありますが、脱皮不全の場合はピンセットで古い皮を取り除き、ケガの場合は塩浴させて傷を癒してあげるようにしましょう。 イモリの入手方法 イモリは自然界から採取することも可能ではありますが、ペットショップかホームセンターのペット売り場で購入するのが一般的です。 アカハライモリの場合、店舗によって違いがあるものの、おおよそ1匹あたり200~500円の範囲内で購入することができます。 沖縄・奄美産のシリケンイモリは、流通量が少なくあまり商品として扱っている店舗は少ないのですが、アカハライモリより割高で700~1,000円位が相場です。 また、縁日やイベントなどで行うことがある「イモリすくい」で入手するのもひとつの方法です。 「イモリすくい」のイモリにはアカハラとシリケンが混在しているケースが多く、500円位のゲーム代で、2匹お持ち帰りの設定になっている場合が多いので、希少なシリケンイモリを格安で入手できるチャンスです。 余談ながら自然界から採取する場合、地域の条例で持ち出しが禁止させている場所(例:埼玉県)があるため注意が必要です。 イモリの飼育方法 国産イモリの飼育方法は簡単です。 水質や温度管理に神経質になる必要もなく、餌を食べなくて困るということもほとんどありません。 しかし、基本的な飼育方法は把握しておきたいものです。 これから、国産イモリの代表格であるアカハライモリの飼い方を中心に説明します。 イモリの飼育に必要な用具 水槽 前述した通り、アカハライモリの場合は購入時の体長より大きくなることはほとんどないので、飼う予定の個体数に応じた大きさで検討してみてください。 参考までに45~60cmの水槽なら2~3匹が妥当で、プラケースでの飼育も十分可能です。 ジェックス マリーナ ガラス水槽 スドー ロックシェルターの商品情報 参考価格:1,175円(税込) メーカー名:スドー サイズ 幅X奥行X高さ :9. まず水槽に半分程度水を投入します。 水道水をそのまま使うのではなく、必ずカルキ抜きをしてから入れるようにしてください。 水槽に敷き砂を設置します。 敷き砂は平坦に入れず、坂をつくるようなイメージで徐々に高くなるように設置しましょう。 敷き砂の高い場所に陸地および隠れ家を設置します。 必要に応じて隠れ家のそばに水苔を配置します。 陸地が水面下にあるということがないようにしてください。 上記で簡易な飼育準備ができました。 この設備で充分ですが、濾過機やエアレーションを設置する場合は水槽を購入した時の説明書に従って設置してください。 イモリの水替え 水槽の水は餌の食べ残しやイモリの糞尿などでかなり汚れます。 夏場は3日に1回、冬場でも最低1週間に1回は水替えをするようにしたいものです。 水槽の大きさにもよりますが、プラケースや45cm位までの小型水槽の場合は、一旦カルキ抜きした水を入れたバケツにイモリを避難し、敷き砂ごとゴシゴシ洗いましょう。 水温は常温で問題ありません。 イモリの餌やり 飼育下での理想的な餌は活アカムシやイトミミズが理想ですが、水質を悪化させ、頻繁な水替えが必要です。 そこで、イモリが慣れてきたら乾燥のアカムシやイトミミズに切り替えてみましょう。 慣れてくれば結構食べますし、栄養分も豊富です。 1回の餌やりはイモリが食べきれる量を与えましょう。 乾燥アカムシの場合、付属しているスプーン1杯が理想です。 1日1回程度の餌やりで大丈夫です。 イモリの温度管理 温度管理は基本的に常温で大丈夫です。 問題は夏場で、イモリは暑さが苦手なため、風通しが良く直接日の当たらない場所に水槽を設置し、水温が極端に上がるようなことのないようにしてください。 逆に冬場は、室内で飼育する場合は水温が極端に低下することがないのであまり心配いりません。 定期的な水替えをしていれば問題ないと思います。 イモリの冬眠 自然界のイモリは冬場に冬眠をしますが、屋内での飼育下では水温が極端に下がることもないため冬眠しません。 しかし、春~秋期と比べて動きが鈍くなりますので、餌は控えめに。 また、冬眠をさせると繁殖しやすいと言われていますので、繁殖を考えた場合、冬場はしっかりと冬眠させた方が理想的です。 水槽内に水苔をしっかり敷き、水槽を屋外に置いて徐々に外気の低温に慣らします。 低温すぎて凍結させることのないように気を付けてください。 そうすれば、イモリは水苔に隠れて冬眠を始めることでしょう。 イモリの繁殖 当然の事ですが繁殖を考えた場合、雄雌のペアがいる必要です。 イモリ同士の相性もありますので、複数のペアを飼うことが理想でしょう。 イモリは卵を水草に産み付けるので、水草を水槽に入れておきます。 水草は金魚用のもので問題ありません。 自然界では冬場の冬眠明けが繁殖期になりますので、しっかり冬眠させることも必要です。 もしイモリの卵を見つけたら、水草のまま水槽から取り出し、別のプラケースに移動させます。 なるべく風通しのよい場所に置き、新鮮な水の中に入れてください。 卵はだいたい2週間程度で孵化します。 孵化して2~3日たったらブラインシュリンプなどを与えましょう。 3年もすれば成体になります。 海外でも人気のマニアックなイモリの種類をご紹介! これまでペットとしてもおすすめの種類であるアカハライモリに関して詳しく解説しました。 ここからは、イモリの飼育初心者には余りおすすめ出来ませんが、レアで人気も高いイモリの海外在住種をご紹介します。 火の神と崇められたイモリ界の帝王「ファイアーサラマンダー」 ギリシャ語で「火のトカゲ」を意味するサラマンダー。 ヨーロッパでは古代より「火の精霊」と崇められ、紋章などに正義や勇猛の象徴として描かれてきました。 中央ヨーロッパおよび南ヨーロッパ全域の薄暗い森林の中に、広範囲に生息しています。 真っ黒な体表に黄色のまだら模様がいかにも不気味で、大きさは20cm前後、大きな個体になると30cmを超えることもあります。 このイモリの最大の特徴は、敵に襲われると体表から猛毒の毒液を発射すること。 秒速300cmと高速で、的中率は抜群。 毒液を浴びると筋肉の痙攣や血圧の上昇を伴い、死に至る危険性もあるほどです。 この恐ろしいイモリはペットとして意外にも人気があり、1匹およそ10,000円以上で購入することができます。 飼育するにあたっての注意事項は、通常は森の中に生息しているため、アカハライモリのように水槽に水を入れる必要はありません。 水槽の下水苔などを敷き湿度を保ち、浅めの皿などに水を入れたものを水飲み場として設置します。 餌は やミールワームなどの生き餌を好みます。 涼しい環境に住んでいる生き物なので、温度管理に気を付けてください。 ちなみに、毒液の噴射はよほど生命の危険がないとせず、飼い主に対して噴射したことも過去に実例はほとんどはないため、過度に神経質にならなくても大丈夫です。 まるで恐竜!生きた化石「ミナミイボイモリ」 茶色い体表に頭、足、尻尾、背中のイボが鮮やかなオレンジ色をした見るからに古代恐竜のような姿のミナミイボイモリ。 原産は中国南部 雲南省の標高1000~2000mの高地にある水辺です。 夜行性で、繁殖期以外はほとんど水辺に姿を現さないという完全陸棲のイモリです。 体長は18cm前後、原産地では昆虫や を食べて生活しています。 この種も比較的高価で、1匹あたり7,000円~が相場です。 飼育にあたっては、やはり高山性の生き物のため温度管理に注意を配りましょう。 餌は生き餌を好み、コオロギやミールワームを好みます。 完全な陸棲性のため、水飲み場の設置と、水槽の敷き砂に水苔などを敷いて湿度を保つようにすれば充分です。 ご紹介したイモリの基本データとまとめ アカハライモリ 生息地:本州、九州、四国とその周辺島嶼 大きさ:10cm前後 寿命: 10年以上(25~30年生きた例もあり) 主な餌: アカムシ、イトミミズ、自然界では昆虫、小動物 購入価格 :200円~ シリケンイモリ 生息地:沖縄県、鹿児島県奄美諸島 大きさ: 雄 14cm 雌 18cm程度 寿命:10年以上 主な餌:アカムシ、イトミミズ、自然界では昆虫、巻貝 購入価格:800円~ イボイモリ 生息地:沖縄県、鹿児島県奄美諸島 大きさ:13~19cm程度 寿命:10年以上 主な餌:昆虫、ミミズ、巻貝 特記事項:沖縄 鹿児島両県指定の天然記念物に指定されたため、採取および飼育不可。 ファイアーサラマンダー 生息地:南~中央ヨーロッパ、アフリカ大陸地中海沿岸 大きさ:15~25cm(稀に30cm超の個体あり) 寿命:5~8年(記録では飼育下で50年生きた例もあり) 主な餌:コオロギ、ミールワーム 購入価格:10,000円~ ミナミイボイモリ 生息地:中国 雲南省 大きさ:12~18cm 寿命:10~20年 主な餌:コオロギ、ミールワーム 購入価格:7,000円~ 不思議な力をもった神秘的な動物であるイモリの魅力をご紹介しました。 知れば知るほど奥の深いイモリという生物。 ペットとしては決してメジャーな存在ではありませんが、飼育も比較的容易で長生きするため、かけがえのない存在になってくれるはずです。

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アカハライモリが飼育水槽を登って脱走しないための蓋の作り方

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アカハライモリの生態の特徴 アカハライモリは両生類でイモリ科イモリ属に分類され、日本の固有種になります。 日本の本州 奄美大島は除く ・四国・九州と幅広く生息しています。 アカハライモリは警戒心が強く、水のきれいなところを好みます。 田んぼの用水路や流れの緩やかな小川付近の草むらや水辺の茂みで見ることができるでしょう。 一度見つけてしまえば、大量に発生していることが多いようです。 田舎の方でしたら、わざわざ探さなくてもそこら辺にいるよ、なんてこともあるかもしれませんね。 しかし都会のような場所でしたら見つけるのは難しいかと思います。 自分で捕獲してペットにしたいとお考えの方もいるでしょう。 ただし、埼玉県では条例で禁止されていますので、注意してください! 罰則があります 20万円以下の罰金 !! トカゲやヤモリと違ってかなり足が遅いので、見つけた瞬間に逃げられて見失ってしまうことはあまりないので、たとえ逃げてしまっても追いかけられます。 至近距離で見ることができるでしょう。 その全長は10~12㎝と小型。 イモリという名前は「井守」と感じで表され、イモリがまるで井戸を守っているようだったからとされています。 前足が2本と後ろ足が2本、尾が1本生えています。 最大の特徴は、その名の通りお腹が赤いということ。 体の表面はザラザラとしていて、体のほぼ半部を占めるほどシッポが長いです。 背の色は焦げ茶色~黒色のような濃い色をしていますから、裏と表の色がはっきりと異なりわかりやすいです。 また、赤色のお腹には黒い斑点があり、これは個体によって異なります。 複数飼育される方は見わけをつける判断材料になります。 斑点がほぼ無い個体もありますし、赤い部分より斑点の黒色が多い個体もありさまざま。 生息している地域によって斑点の量が違う、という見方もあるようです。 赤地に黒い点があるなんてグロテスクなイメージですが、水の中で泳ぐアカハライモリの腹は艶を帯びていてとてもキレイです。 最大の能力は自身の体を再生できること。 両生類は子供のころには再生能力があっても、変態後には無くなってしまうことが一般的です。 ですがイモリは変態後も再生能力は無くならず、しかも何度でも再生が可能。 同じ能力を持つ生き物の中ではトカゲが一般的に知られていますが、再生能力はイモリの方が優れています。 手足やシッポ、目のレンズをも再生できます。 なんと心臓や脳の一部を切り取ってしまっても再生できるというのだから驚き。 シッポが切れてしまっても尾骨まで再生できます。 トカゲにはできません。 アカハライモリは岩や水草・流木などの隙間に入ることを好むので、何かの拍子で体に傷を負うこともあります。 しかしその再生能力で自己治癒してしまうのです。 その高い再生能力は生物学の世界では有名で、人間に応用できないかと研究対象になっているほど。 多くの大学や研究所で研究されています。 アカハライモリの寿命 その寿命は長く、20~25年は生きると言われています。 飼育環境をきちんと整えてあげればさらに生きるそう。 アカハライモリの販売価格 自分で捕獲が難しい場合は購入することができます。 爬虫類を取り扱っているペットショップではアカハライモリも購入できるところも多いでしょう。 最近のペットブームのためか、ホームセンターでも購入できるところがあるようです。 近くにペットショップの無い方は、インターネットショップでも購入可能です。 値段に大きな差はなく、一匹500円~1000円くらいで安ければ300円程度で購入可能。 ネット購入では送料が別途かかりますが、ペットの値段としてはとても安価です。 ネット購入を選択した場合、自分の目で生きの良さや大きさ、柄の良し悪しを確かめることができません。 また、郵送中に弱ってしまったり息絶えてしまったりと最悪な事態も起こりえます。 可能であれば直接ペットショップやブリーダーから購入する方が、こういった事態を回避できます。 しかしネットショップの大きな利点はレア度の高い柄を持つ個体を手に入れることができるということ。 そういった選び方をする場合は、値段は平均的なものよりも上がることが多いです。 アカハライモリで気を付けたい病気 アカハライモリは変温動物。 そのため気温が下がってしまうと体温も低下します。 すると体の機能が低下し衰弱してしまいます。 アカハライモリは比較的低温には強いとされていますが、水槽内の気温や水温のチェックを忘れてはいけません。 夏場は逆に熱くならないように注意します。 30度を超えてしまうと、衰弱の原因となるようです。 また高温だとエサや糞尿の腐敗が起こりやすく、水槽内に異臭が生じます。 もともと清潔な環境を好むアカハライモリは、不潔な環境をひどく嫌がります。 ストレスを軽減させるためにも清潔を保ちましょう。 また、アカハライモリは食に対して貪欲。 動物性たんぱく質であれば何でも食べます。 よく食べるからと言ってエサを与えすぎてしまうと、消化不良を起こしガスをため込んでしまい、お腹がパンパンに張ってしまいます。 すると泳げなくなってしまい、乾燥に弱いアカハライモリは死に至ってしまう事態になりかねません。 一日に必要なエサの量を超えて与えてはいけません。 フタがカチッと閉まるもの• 通気性が良くなるようフタが細かい格子状になっていたり、スリットが入っていたりするもの この2点を必ずクリアしてください。 アカハライモリは脱走名人です。 足の裏が吸盤になっているわけではないのですが、上手につるつるの壁でも登ってしまいます。 乾燥に弱いアカハライモリは、脱走してしまうと水分を得ることができず衰弱してしまいます。 またキレイな環境が好きなため水槽内の空気が汚れてしまわないようにしなければなりません。 そのため上記の2点がとても重要なのです。 砂利・流木・水草 砂利・流木・水草、などが適しています。 砂利は水槽の底に1㎝くらい敷ければ十分です。 流木はアカハライモリが水中から出たいときに上って水の外に出ることができるように、水面よりも高さのあるものを選びましょう。 細いものよりも太めのものの方が、流木と水槽の隙間に身を隠すことができるのでお勧め。 水草は必要不可欠ではないのですが、水質をよくしてくれアカハライモリが身を隠すのに好みます。 また、複数飼育される場合は水草に卵を産み付けるので、繁殖を望む方は少し多めに入れてあげるといいです。 あとはペットショップで手に入るコンクリートや石の素材でできたトンネルのようなもの、細めの流木を立てかける、などアカハライモリが隠れたり登ったりを楽しむことができるアイテムをお好みで入れてみましょう。 室内の飼育でしたら保温装置のようなものは必要ありません。 アカハライモリは寒さには強いです。 むしろ暑さに弱いので、カンカンに日が差すようなところに水槽を置かないようにします。 水のろ過装置は、飼い主が水槽の水替えをこまめに行えるようでしたら必要ありません。 しかし水槽が大型で掃除が頻繁にはできない方は設置し、水質を保ってあげます。 ろ過装置をセットするときは、設置ルートが脱走ルートになってしまわないように注意してください。 管が通るだけの穴を開けたり隙間ができたりしてしまったら、テープで塞ぐなど工夫が必要です。 アカハライモリは流れが弱い環境が好きなので、水の勢いの強い装置は避け、流木の裏や水槽の隅に設置してあげるのが良いです。 餌 アカハライモリのエサは 生餌・冷凍餌・乾燥餌の3種類から選ぶことができます。 手軽でケース内の清潔が汚染されにくいのは乾燥餌です。 イモリ専用の乾燥餌が売っており、ネットショップやペットショップで購入できます。 ウーパールーパーの乾燥餌や亀の乾燥餌も代用が利きますので、イモリ専用のものが手に入らない方におススメです。 手軽で利点が多いように見えます乾燥餌ですが、消化に負担がかかりアカハライモリが消化不良を起こしてしまうことがあります。 その点では生餌・冷凍餌をおススメします。 冷凍されている赤虫は手に入りやすく、アカハライモリも好物。 飼い主も容易に与えることができると思います。 自然に生息するアカハライモリは昆虫やミミズ、オタマジャクシなどを食べるので、そういったものを採取するか購入し与えてみてももちろん良いです。 乾燥餌の食いつきが悪かったり、衰弱していて栄養を取らせたかったりするときは生餌を与えましょう。 生餌を与えると水の汚染が早いので細目に清掃するようにします。 生餌を与えることは、初心者にはハードルが高いかもしれません。 しかしアカハライモリは喜んで食べてくれます。 アカハライモリのためにもぜひトライしてみてください! 餌の頻度 餌は与えすぎないようにします。 一日一回で十分。 乾燥餌は3粒ほど・オタマジャクシや昆虫は一匹・赤虫は3~4本程度です。 適量を守り消化不良を起こさないようにすることが大切です。 アカハライモリの代謝はとても低いので、2~3日何も食べなくても命に別状はないので安心してください。 アカハライモリの毒は危険? お腹が赤いということが最大の特徴のアカハライモリですが、どうして赤い色をしているのでしょう? 実は・・・アカハライモリはフグと同じテトドトキシンという毒を持っています。 そのためお腹の赤色は自分が毒を持っていることを敵に認識させるための警告色の意味を持ちます。 他の生物が近づいてきたり、何か刺激が加わったりすると、ひっくり返って腹を見せる行動をとるのです。 体の表面を少し手で触れるくらいであれば問題はありませんが、触れた手で目をこすると痛みを生じ、炎症を起こすという症状がみられてしまうことも・・・。 アカハライモリの毒で人間が死亡してしまった例はないようですから、持っている毒の量は多くはないと考えられています。 しかし毒は毒。 体内に入ると危険ですので、扱いには注意が必要です。 アカハライモリを触るときは手袋をする、素手で触った直後には手を洗う、など忘れずに対策を取りましょう。 アカハライモリは混泳はできる? 混英については考慮しなければならない点がいくつかあります。 まずアカハリモリは食べることに貪欲なので、小魚や小エビなどはアカハリモリが食べてしまう恐れがあります。 せっかく混泳しているのに悲惨なことになってしまいますね…。 また、攻撃性の強い生き物 ギバチ・ハゼ・カネヒラ・アブラボテなど も向いていません。 アカハリモリに攻撃を仕掛けてきた際に応戦したアカハリモリが毒を出してしまう可能性があります。 どちらも避けたい事態。 性格が穏やかな魚で、小さすぎないものでトライしてみるといいでしょう。 ドジョウや成長したメダカ、サンショウウオなどと混泳している方が多いようです。 生き物同士のケンカもそうですが、アカハライモリの場合その食欲が一番の問題となります。 他の生き物に餌をあげたいのにアカハライモリがそのエサを食べてしまうのです。 食べすぎはアカハライモリの体調にも良くないですし、一緒に飼育している生き物も栄養が足りなくなってしまいます。 他の生き物に餌をあげるときはアカハライモリを一度別のケースに移すことが望ましいですが、手間がかかってしまいます。 サンショウウオのような生き物でしたらピンセットでサンショウウオの口元までエサを運んでやることは可能ですが、タイミングが難しいですね。 以上の点から考えると「できなくはないけど大変だ」というのが混泳できるかの答えになります。 アカハライモリの繁殖期は4~6月ですので、この時期にオスとメスを同じケースに入れます。 繁殖期にはメスの奪い合いが起こりえるので、オスもメスも同じ数ずつ入れてあげましょう。 適した時期に成熟したオスとメスを同じケースに入れておけば、あとはメスが産卵するのを待つだけ。 卵を植え付ける水草か必要なので必ず用意しておきます。 アナカリス・ウォータースプライトなどの丈夫な種類がお勧め。 人口の水草にも産卵できますから、見た目を気になさらないようでしたら人口水草でも構いません。 アカハライモリの産卵は一日数個を数日間かけて行います。 生んだ卵を自分の後ろ足で起用に水草に固定します。 繁殖・産卵中のアカハライモリはとてもデリケートなので、この時期にむやみに触ったり環境を変えたりはしないようにします。 アカハライモリのオスメスの見分け方 成体のアカハライモリのオス・メスの見分け方は簡単です。 アカハライモリを横から見たシッポの形に注目します。 オス:ひれが多くふっくらとアーモンドのような膨らみがある。 メス:ひれが少なくスマートに均一に伸びている。 またオスは繁殖期になるとシッポのあたりの色が青紫色に変化します。 メスにアピールするような行動 近づいて尾をくねらせる も見られるようになります。 そのため繁殖期になるとさらに容易にオス・メスの区別がつくようになります。 卵をみつけたら 卵は一つ一つ違う場所に産み付けられます。 大きさは1~2mmととても小さく、その上最初のころは無色なので誤って水替えの時に流してしまわないようよく確認します。 他の生き物と一緒に飼育している場合はもちろん、アカハライモリだけで飼育していても卵のついた水草を別のケースに移動しておきます。 アカハライモリは自分の卵をも食べてしまうからです。 卵も暑さに弱いので水温が20度程度になるようにします。 また、水槽内は必ず清潔にします。 カルキ除去を行った水を一日半量ずつで良いので変えてあげましょう。 おおよそ2~3週間で孵化し、小さなメダカのような赤ちゃんアカハライモリに合うことができます。 最初はエラ呼吸をしていますから、水の中にずっといても大丈夫なのですが、成長とともに肺呼吸に切り替わります。 そのタイミングで水の外に出られるように環境を整えておかないと、アカハライモリの赤ちゃんは溺れてしまいます。 エラが小さくなってきたと感じたら、流木を入れたり浮島を置いてあげたりして陸地を準備しましょう。 孵化した直後から数日~一週間は何も食べませんがそのうちシッポ、小さな手足が生えてきます。 そのころに孵化したブラインシュリンプを与えます。 水上に姿を見せるようになったら冷凍の赤虫を食べさせます。 幼体とはいえ食欲旺盛でパクパクと勢いよくエサに食いつきます。 空腹による共食いにならないよう、少し多めにあげて構いません。 成体と同じくらいの大きさになるまで約一年かかります。 アカハライモリ飼育のまとめ ペットの中でも繁殖は行いやすいので、アカハライモリを飼育する際にはぜひチャレンジしていただきたいです。 繁殖期にみられる行動はいつもと違う可愛らしさがあり、一生懸命卵を産む姿も応援したくなります。 赤ちゃんアカハライモリも愛らしくその成長もとてもワクワクします。 様々なシーンで長期にわたり飼い主に楽しみや癒しを与えてくれることができることが、アカハライモリ飼育の良いところです!.

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アカハライモリがまもなく幼体へ!上陸前の餌と飼育環境の注意点

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アカハライモリの生態の特徴 アカハライモリは両生類でイモリ科イモリ属に分類され、日本の固有種になります。 日本の本州 奄美大島は除く ・四国・九州と幅広く生息しています。 アカハライモリは警戒心が強く、水のきれいなところを好みます。 田んぼの用水路や流れの緩やかな小川付近の草むらや水辺の茂みで見ることができるでしょう。 一度見つけてしまえば、大量に発生していることが多いようです。 田舎の方でしたら、わざわざ探さなくてもそこら辺にいるよ、なんてこともあるかもしれませんね。 しかし都会のような場所でしたら見つけるのは難しいかと思います。 自分で捕獲してペットにしたいとお考えの方もいるでしょう。 ただし、埼玉県では条例で禁止されていますので、注意してください! 罰則があります 20万円以下の罰金 !! トカゲやヤモリと違ってかなり足が遅いので、見つけた瞬間に逃げられて見失ってしまうことはあまりないので、たとえ逃げてしまっても追いかけられます。 至近距離で見ることができるでしょう。 その全長は10~12㎝と小型。 イモリという名前は「井守」と感じで表され、イモリがまるで井戸を守っているようだったからとされています。 前足が2本と後ろ足が2本、尾が1本生えています。 最大の特徴は、その名の通りお腹が赤いということ。 体の表面はザラザラとしていて、体のほぼ半部を占めるほどシッポが長いです。 背の色は焦げ茶色~黒色のような濃い色をしていますから、裏と表の色がはっきりと異なりわかりやすいです。 また、赤色のお腹には黒い斑点があり、これは個体によって異なります。 複数飼育される方は見わけをつける判断材料になります。 斑点がほぼ無い個体もありますし、赤い部分より斑点の黒色が多い個体もありさまざま。 生息している地域によって斑点の量が違う、という見方もあるようです。 赤地に黒い点があるなんてグロテスクなイメージですが、水の中で泳ぐアカハライモリの腹は艶を帯びていてとてもキレイです。 最大の能力は自身の体を再生できること。 両生類は子供のころには再生能力があっても、変態後には無くなってしまうことが一般的です。 ですがイモリは変態後も再生能力は無くならず、しかも何度でも再生が可能。 同じ能力を持つ生き物の中ではトカゲが一般的に知られていますが、再生能力はイモリの方が優れています。 手足やシッポ、目のレンズをも再生できます。 なんと心臓や脳の一部を切り取ってしまっても再生できるというのだから驚き。 シッポが切れてしまっても尾骨まで再生できます。 トカゲにはできません。 アカハライモリは岩や水草・流木などの隙間に入ることを好むので、何かの拍子で体に傷を負うこともあります。 しかしその再生能力で自己治癒してしまうのです。 その高い再生能力は生物学の世界では有名で、人間に応用できないかと研究対象になっているほど。 多くの大学や研究所で研究されています。 アカハライモリの寿命 その寿命は長く、20~25年は生きると言われています。 飼育環境をきちんと整えてあげればさらに生きるそう。 アカハライモリの販売価格 自分で捕獲が難しい場合は購入することができます。 爬虫類を取り扱っているペットショップではアカハライモリも購入できるところも多いでしょう。 最近のペットブームのためか、ホームセンターでも購入できるところがあるようです。 近くにペットショップの無い方は、インターネットショップでも購入可能です。 値段に大きな差はなく、一匹500円~1000円くらいで安ければ300円程度で購入可能。 ネット購入では送料が別途かかりますが、ペットの値段としてはとても安価です。 ネット購入を選択した場合、自分の目で生きの良さや大きさ、柄の良し悪しを確かめることができません。 また、郵送中に弱ってしまったり息絶えてしまったりと最悪な事態も起こりえます。 可能であれば直接ペットショップやブリーダーから購入する方が、こういった事態を回避できます。 しかしネットショップの大きな利点はレア度の高い柄を持つ個体を手に入れることができるということ。 そういった選び方をする場合は、値段は平均的なものよりも上がることが多いです。 アカハライモリで気を付けたい病気 アカハライモリは変温動物。 そのため気温が下がってしまうと体温も低下します。 すると体の機能が低下し衰弱してしまいます。 アカハライモリは比較的低温には強いとされていますが、水槽内の気温や水温のチェックを忘れてはいけません。 夏場は逆に熱くならないように注意します。 30度を超えてしまうと、衰弱の原因となるようです。 また高温だとエサや糞尿の腐敗が起こりやすく、水槽内に異臭が生じます。 もともと清潔な環境を好むアカハライモリは、不潔な環境をひどく嫌がります。 ストレスを軽減させるためにも清潔を保ちましょう。 また、アカハライモリは食に対して貪欲。 動物性たんぱく質であれば何でも食べます。 よく食べるからと言ってエサを与えすぎてしまうと、消化不良を起こしガスをため込んでしまい、お腹がパンパンに張ってしまいます。 すると泳げなくなってしまい、乾燥に弱いアカハライモリは死に至ってしまう事態になりかねません。 一日に必要なエサの量を超えて与えてはいけません。 フタがカチッと閉まるもの• 通気性が良くなるようフタが細かい格子状になっていたり、スリットが入っていたりするもの この2点を必ずクリアしてください。 アカハライモリは脱走名人です。 足の裏が吸盤になっているわけではないのですが、上手につるつるの壁でも登ってしまいます。 乾燥に弱いアカハライモリは、脱走してしまうと水分を得ることができず衰弱してしまいます。 またキレイな環境が好きなため水槽内の空気が汚れてしまわないようにしなければなりません。 そのため上記の2点がとても重要なのです。 砂利・流木・水草 砂利・流木・水草、などが適しています。 砂利は水槽の底に1㎝くらい敷ければ十分です。 流木はアカハライモリが水中から出たいときに上って水の外に出ることができるように、水面よりも高さのあるものを選びましょう。 細いものよりも太めのものの方が、流木と水槽の隙間に身を隠すことができるのでお勧め。 水草は必要不可欠ではないのですが、水質をよくしてくれアカハライモリが身を隠すのに好みます。 また、複数飼育される場合は水草に卵を産み付けるので、繁殖を望む方は少し多めに入れてあげるといいです。 あとはペットショップで手に入るコンクリートや石の素材でできたトンネルのようなもの、細めの流木を立てかける、などアカハライモリが隠れたり登ったりを楽しむことができるアイテムをお好みで入れてみましょう。 室内の飼育でしたら保温装置のようなものは必要ありません。 アカハライモリは寒さには強いです。 むしろ暑さに弱いので、カンカンに日が差すようなところに水槽を置かないようにします。 水のろ過装置は、飼い主が水槽の水替えをこまめに行えるようでしたら必要ありません。 しかし水槽が大型で掃除が頻繁にはできない方は設置し、水質を保ってあげます。 ろ過装置をセットするときは、設置ルートが脱走ルートになってしまわないように注意してください。 管が通るだけの穴を開けたり隙間ができたりしてしまったら、テープで塞ぐなど工夫が必要です。 アカハライモリは流れが弱い環境が好きなので、水の勢いの強い装置は避け、流木の裏や水槽の隅に設置してあげるのが良いです。 餌 アカハライモリのエサは 生餌・冷凍餌・乾燥餌の3種類から選ぶことができます。 手軽でケース内の清潔が汚染されにくいのは乾燥餌です。 イモリ専用の乾燥餌が売っており、ネットショップやペットショップで購入できます。 ウーパールーパーの乾燥餌や亀の乾燥餌も代用が利きますので、イモリ専用のものが手に入らない方におススメです。 手軽で利点が多いように見えます乾燥餌ですが、消化に負担がかかりアカハライモリが消化不良を起こしてしまうことがあります。 その点では生餌・冷凍餌をおススメします。 冷凍されている赤虫は手に入りやすく、アカハライモリも好物。 飼い主も容易に与えることができると思います。 自然に生息するアカハライモリは昆虫やミミズ、オタマジャクシなどを食べるので、そういったものを採取するか購入し与えてみてももちろん良いです。 乾燥餌の食いつきが悪かったり、衰弱していて栄養を取らせたかったりするときは生餌を与えましょう。 生餌を与えると水の汚染が早いので細目に清掃するようにします。 生餌を与えることは、初心者にはハードルが高いかもしれません。 しかしアカハライモリは喜んで食べてくれます。 アカハライモリのためにもぜひトライしてみてください! 餌の頻度 餌は与えすぎないようにします。 一日一回で十分。 乾燥餌は3粒ほど・オタマジャクシや昆虫は一匹・赤虫は3~4本程度です。 適量を守り消化不良を起こさないようにすることが大切です。 アカハライモリの代謝はとても低いので、2~3日何も食べなくても命に別状はないので安心してください。 アカハライモリの毒は危険? お腹が赤いということが最大の特徴のアカハライモリですが、どうして赤い色をしているのでしょう? 実は・・・アカハライモリはフグと同じテトドトキシンという毒を持っています。 そのためお腹の赤色は自分が毒を持っていることを敵に認識させるための警告色の意味を持ちます。 他の生物が近づいてきたり、何か刺激が加わったりすると、ひっくり返って腹を見せる行動をとるのです。 体の表面を少し手で触れるくらいであれば問題はありませんが、触れた手で目をこすると痛みを生じ、炎症を起こすという症状がみられてしまうことも・・・。 アカハライモリの毒で人間が死亡してしまった例はないようですから、持っている毒の量は多くはないと考えられています。 しかし毒は毒。 体内に入ると危険ですので、扱いには注意が必要です。 アカハライモリを触るときは手袋をする、素手で触った直後には手を洗う、など忘れずに対策を取りましょう。 アカハライモリは混泳はできる? 混英については考慮しなければならない点がいくつかあります。 まずアカハリモリは食べることに貪欲なので、小魚や小エビなどはアカハリモリが食べてしまう恐れがあります。 せっかく混泳しているのに悲惨なことになってしまいますね…。 また、攻撃性の強い生き物 ギバチ・ハゼ・カネヒラ・アブラボテなど も向いていません。 アカハリモリに攻撃を仕掛けてきた際に応戦したアカハリモリが毒を出してしまう可能性があります。 どちらも避けたい事態。 性格が穏やかな魚で、小さすぎないものでトライしてみるといいでしょう。 ドジョウや成長したメダカ、サンショウウオなどと混泳している方が多いようです。 生き物同士のケンカもそうですが、アカハライモリの場合その食欲が一番の問題となります。 他の生き物に餌をあげたいのにアカハライモリがそのエサを食べてしまうのです。 食べすぎはアカハライモリの体調にも良くないですし、一緒に飼育している生き物も栄養が足りなくなってしまいます。 他の生き物に餌をあげるときはアカハライモリを一度別のケースに移すことが望ましいですが、手間がかかってしまいます。 サンショウウオのような生き物でしたらピンセットでサンショウウオの口元までエサを運んでやることは可能ですが、タイミングが難しいですね。 以上の点から考えると「できなくはないけど大変だ」というのが混泳できるかの答えになります。 アカハライモリの繁殖期は4~6月ですので、この時期にオスとメスを同じケースに入れます。 繁殖期にはメスの奪い合いが起こりえるので、オスもメスも同じ数ずつ入れてあげましょう。 適した時期に成熟したオスとメスを同じケースに入れておけば、あとはメスが産卵するのを待つだけ。 卵を植え付ける水草か必要なので必ず用意しておきます。 アナカリス・ウォータースプライトなどの丈夫な種類がお勧め。 人口の水草にも産卵できますから、見た目を気になさらないようでしたら人口水草でも構いません。 アカハライモリの産卵は一日数個を数日間かけて行います。 生んだ卵を自分の後ろ足で起用に水草に固定します。 繁殖・産卵中のアカハライモリはとてもデリケートなので、この時期にむやみに触ったり環境を変えたりはしないようにします。 アカハライモリのオスメスの見分け方 成体のアカハライモリのオス・メスの見分け方は簡単です。 アカハライモリを横から見たシッポの形に注目します。 オス:ひれが多くふっくらとアーモンドのような膨らみがある。 メス:ひれが少なくスマートに均一に伸びている。 またオスは繁殖期になるとシッポのあたりの色が青紫色に変化します。 メスにアピールするような行動 近づいて尾をくねらせる も見られるようになります。 そのため繁殖期になるとさらに容易にオス・メスの区別がつくようになります。 卵をみつけたら 卵は一つ一つ違う場所に産み付けられます。 大きさは1~2mmととても小さく、その上最初のころは無色なので誤って水替えの時に流してしまわないようよく確認します。 他の生き物と一緒に飼育している場合はもちろん、アカハライモリだけで飼育していても卵のついた水草を別のケースに移動しておきます。 アカハライモリは自分の卵をも食べてしまうからです。 卵も暑さに弱いので水温が20度程度になるようにします。 また、水槽内は必ず清潔にします。 カルキ除去を行った水を一日半量ずつで良いので変えてあげましょう。 おおよそ2~3週間で孵化し、小さなメダカのような赤ちゃんアカハライモリに合うことができます。 最初はエラ呼吸をしていますから、水の中にずっといても大丈夫なのですが、成長とともに肺呼吸に切り替わります。 そのタイミングで水の外に出られるように環境を整えておかないと、アカハライモリの赤ちゃんは溺れてしまいます。 エラが小さくなってきたと感じたら、流木を入れたり浮島を置いてあげたりして陸地を準備しましょう。 孵化した直後から数日~一週間は何も食べませんがそのうちシッポ、小さな手足が生えてきます。 そのころに孵化したブラインシュリンプを与えます。 水上に姿を見せるようになったら冷凍の赤虫を食べさせます。 幼体とはいえ食欲旺盛でパクパクと勢いよくエサに食いつきます。 空腹による共食いにならないよう、少し多めにあげて構いません。 成体と同じくらいの大きさになるまで約一年かかります。 アカハライモリ飼育のまとめ ペットの中でも繁殖は行いやすいので、アカハライモリを飼育する際にはぜひチャレンジしていただきたいです。 繁殖期にみられる行動はいつもと違う可愛らしさがあり、一生懸命卵を産む姿も応援したくなります。 赤ちゃんアカハライモリも愛らしくその成長もとてもワクワクします。 様々なシーンで長期にわたり飼い主に楽しみや癒しを与えてくれることができることが、アカハライモリ飼育の良いところです!.

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