ビット コイン 採掘。 ビットコイン難易度調整とマイナー損益分岐点から値動きを読むトレード戦略

半減期とは?ビットコインマイニング(採掘)量の規制ルール

ビット コイン 採掘

4月から復調傾向にあったビットコイン。 5月に入ってからはバブル期を彷彿させるような高騰を記録しています。 いっぽう、価格の上昇と合わせてビットコインの採掘難易度もふたたび上昇しており、5月には昨年10月の過去最高値を更新しています。 そこで今回の記事では、採掘難易度とは何かをあらためて振り返りながら、その上昇によってビットコインの価格にどのような影響があるのかを検証していきたいと思います。 ビットコイン採掘難易度が過去最高を記録 上記の画像は、ルクセンブルクに拠点を構える企業BLOCKCHAINが提供する、ビットコインの採掘難易度の過去2年間の推移を示した表です。 ビットコインの誕生以降、採掘難易度は右肩上がりで上昇してきました。 昨年10月頃には、これまでの最高値であった約7. 454Tを記録しています。 しかし、最高値を記録したこの頃から、ビットコイン価格の急激な下落が始まります。 そして、バブル崩壊後から長らく続いた「仮想通貨の冬の時代」のなかでも、もっとも厳しい時期を迎えることになります。 価格下落により損益分岐点を下回ったことで、多くのマイニング事業者は採算が取れない事態に陥りました。 小口の事業者は相次いで事業から撤退しており、大口の事業者も生き残りのため統合を余儀なくされ、業界全体でこれまでにない大規模な再編の動きが起こりました。 マイニング事業者にとって昨年10月からの半年間は、予想だにしない悪夢のような時間だったでしょう。 いっぽう、ここにきてビットコイン価格は急上昇しています。 そして、追随するように下落していた採掘難易度も上昇し、5月には昨年10月の最高値を上回る約7. 459Tを記録しました。 採掘難易度とは? 採掘難易度について、簡単におさらいしておきましょう。 採掘難易度をざっくりいうと、ビットコインのマイニングがどれくらい簡単かを示した数値です。 ビットコインのマイニングではハッシュ関数と呼ばれる関数を計算し、そこから最適解(ナンス)を見つけることでブロックが生成され、マイナー(採掘者)に報酬が与えられます。 一般的にマイニングを行う人やリソースが増えるほど、ネットワーク全体の計算量も上がります。 この場合、ハッシュ関数の計算も速くなるので、イコールでブロックの生成時間も速くなります。 いっぽう、ビットコインでは1ブロックの生成時間が約10分となるようにあらかじめアルゴリズムが組まれています。 人やリソースの増加でネットワーク全体の計算力が上がれば、1ブロックの生成時間も10分より速くなってしまいます。 この場合、2週間に1回行われる難易度の調整で、アルゴリズムに基づき10分に近くなるよう計算を難しくする変更が行われます。 逆も然りで、人やリソースが減りネットワーク全体の計算力が下がった場合には、採掘難易度も下がりマイニングが容易になります。 このように、全体の計算力に対してブロックの生成時間を一定に保つように採掘難易度が調整されることで、特定のマイナーに過度に権力が集中しないようビットコインは設計されています。 また、採掘難易度の上昇は、計算力の過半数を占めることで行われる51%攻撃を難しくします。 そのため、採掘難易度の上昇によってビットコインのセキュリティ面が向上するメリットがあることも、現時点までにわかっています。 ビットコイン採掘難易度の上昇による価格への影響は? ビットコイン価格がピークであった2017年12月から2018年1月のバブル期には、採掘難易度はわずかに上昇したものの、そこまで目立った変化はありませんでした。 しかし、バブル崩壊後からの採掘難易度は、右肩上がりでかつてない上昇率を記録しています。 採掘難易度の上昇はマイナーやリソースの増加によって起こるものであり、イコールで人々のビットコインへの関心の高まりを示しています。 つまり、バブル崩壊後の先行きが見えない不安定な時期だったにも関らず、ビットコインは人々から関心を集めていたことがわかります。 実際にデジタル資産のリサーチを行うDiar社からは、以前よりも小口のマイニングプールが増加していることが報告されています。 中国では61歳になる女性が、ビットコインのマイニングのために電力を盗難したとして、当局から起訴されたという耳を疑うようなニュースも入ってきました。 マイニングとは縁もなさそうな高齢女性によるこの事件は、関心の高まりを示すわかりやすい事例といえるでしょう。 今年5月の最高値更新は、ビットコインの急激な価格上昇と連動しています。 この期間において採掘難易度と価格の間には、バブル期の上昇には見られなかったはっきりとした相関性があることが伺えます。 また、採掘難易度は昨年10月に大幅に下落していますが、もっとも下落したタイミングでもバブル期の値を大きく上回っています。 上述したように、採掘難易度の上昇はビットコインにセキュリティ面の強さをもたらします。 冬の時代を超え長い時間をかけて成熟したビットコインが、バブル期より1つ上のステージに突入したことで、価格と採掘難易度の間に確かな関係性が生まれつつあるのかもしれません。 映画を株式のように取引できるHollywood Stock Exchangeの元CEOであるMax Keiser氏は、ビットコイン強気派として知られる投資家でもあります。 同氏は自身のツイッターで、「大口のプレイヤーの参入によって、採掘難易度は上昇する。 それによってセキュリティが向上し、最終的にはビットコインの価格も上昇する」と、採掘難易度と価格の関係性について見解を示しています。 ちなみに、同氏のビットコインの価格予想は10万ドル(約1,000万円)です。 この見解が必ずしも正しいかはわかりません。 しかし、採掘難易度の上昇は、ビットコインの価格へ現時点ではポジティブな影響をもたらしています。 今後の動きからも、ますます目が離せません。

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ビットコインマイニング(採掘)とは?個人は報酬で利益が出せるの?

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「取引を承認する作業」とは? ビットコイン(BTC)は世界中で毎日のように取引されていて、その金額は数十億円、数百億円といった膨大な取引量になります。 これらすべての取引は、ブロックチェーン技術で管理され、世界中の人が安心してビットコイン(BTC)の取引ができるようになっています。 つまり、円やドル、ユーロなどの法定通貨はそれぞれの国の中央銀行によって管理されていますが、ビットコイン(BTC)は「ブロックチェーン技術で管理されている」という点が、一般的な法定通貨と大きく違います。 では、ブロックチェーン技術で、どのようにしてビットコイン(BTC)の取引を管理しているのでしょうか。 ブロックチェーンでは、ビットコイン(BTC)の個々の取引データを「トランザクション」と呼び、それぞれのトランザクションをまとめて一つの「ブロック」を作ります。 そして、ブロックには「いつ」「誰(どのアドレス)が」「どのくらいの量のビットコイン(BTC)を取引したのか」といった重要な情報が書き込まれていき、その取引情報を第三者がチェックして承認しています。 つまり、この「取引を承認する作業」がマイニングなのです。 マイニングは誰がしているの? ビットコイン(BTC)のマイニングをしている人は「マイナー(Miner)」と呼ばれ、世界中にたくさんいます。 マイニングでは、送金取引を承認したマイナーに報酬が支払われます。 ビットコイン(BTC)ではその報酬額が決まっていて、2018年8月現在では一つのブロックごとに12. 5BTCが支払われています。 ビットコイン(BTC)の場合は平均して約10分ごとにその間に行われた送金取引をまとめてチェック、承認をしているため、もしも、1BTCが70万円なら10分間で875万円、1BTCが100万円なら10分間で1,250万円という高額な報酬を受け取ることができます。 ビットコイン(BTC)のマイニングで得られる報酬はこのようにとても魅力的なため、世界中のマイナーが競うようにしてマイニングに参加しています。 では、どのような仕組みで、取引データを改ざんできないようにしているのでしょうか。 ブロックチェーン技術で使われているのは、検索の高速化やデータ比較処理の高速化などにも使われている「一方向ハッシュ関数」で、ハッシュ関数にあるデータを入力すると、値や長さの異なる「ハッシュ値」が生成されます。 このハッシュ値はとても複雑で、入力となるデータが1文字でも異なると全く違う値を示し、さらに、一度ハッシュ化されたデータは元に戻せないという性質があります。 そこで、新しいブロックを生成したマイナーは、「いつ」「誰が」「どのくらいの量のビットコイン(BTC)を取引したのか」という重要な取引データをハッシュ化し、生成されたハッシュ値をブロックに書き込んでいきます。 そして、すべてのハッシュ値の書き込みが終わると、トランザクション(取引)が終了します。 なお、実際のマイニングでは「大量の計算機資源」が必要で、改ざんという悪さをするより、正直にマイニングしたほうが経済的なので改ざんが起きない仕組みになっています。 マイニングの報酬は、新しいブロックを生成したマイナーしか受け取れません。 そのため、マイニングの報酬を手にするためには、世界中のマイナーとの競争に勝ち、マイニング作業を一番早く終える必要があります。 しかし、ブロックの生成に必要な数値を見つける作業には大量の計算が必要で、とても当たる確率が低いくじを膨大な回数引くようなものです。 そこで、世界中のマイナーは、高性能な専用ハードウェアを大量に用意してマイニングを行っています。 また、専用ハードウェアを大量に稼働させるための電力や、専用ハードウェアを冷却するための設備、非常用のバックアップ電源など、充実した設備を準備してマイニングに参加しています。 マイナーの中には電力が安い中国や、気温が低いアイスランドなど北欧の国で大規模に事業を展開する企業もあり、その規模などから「マイニング工場」などと表現されるほどです。 ビットコイン(BTC)のマイニングは、個人でも参加できるの? ビットコイン(BTC)のマイニングには、個人が所有しているパソコンやスマホでも参加することはできますが、報酬を受け取るのはかなり大変です。 ビットコイン(BTC)が発行され始めたころはマイナーの数もそれほど多くなく、また、マイニングの存在も広く知られていなかったため、家庭で所有しているコンピュータを使ってマイニングに参加しても、他のマイナーとの競争にある程度勝つことはできました。 しかし、ビットコイン(BTC)の価格が大きく上昇したことで、今では世界中のマイナーがビットコイン(BTC)のマイニングに参加し、さらに、最新のコンピュータを大量に稼働させているため、個人が自宅のパソコンで戦いを挑んでもほとんど勝ち目はありません。 その様子は「アリがゾウに戦いを挑むようなもの」などと例えられるほどです。 これからマイニングを始めるのなら、ビットコイン(BTC)以外の暗号資産(仮想通貨)のマイニングに参加するほうが、報酬を受け取るチャンスが高いと思われます。 マイニング方法や特徴など マイニングにはソロ(単独)マイニング・プールマイニング・クラウドマイニングの3つの方法があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットに違いがあります。 これからマイニングを始める場合にはそれぞれの特徴をよく理解して、自分にふさわしい方法を選ぶことがポイントになります。 プールマイニング ソロマイニングが1人でマイニングをするのに対して、複数のマイナーが協力してマイニングするのが「プールマイニング」です。 マイニングに成功すると報酬はプールの管理者が受け取り、その後、参加したマイナーの仕事量に応じて報酬が分配されます。 プールマイニングのメリット 複数のマイナーが協力してマイニングするため、プールの計算力が大きくなり、安定したマイニング報酬を得やすくなります。 また、ソロマイニングではマイニングに成功しなければ報酬を得られませんが、プールマイニングでは提供した計算力に応じて報酬が得られるため、報酬のバラつきが小さくなります。 プールマイニングのデメリット プールマイニングは安定した報酬を得やすくなりますが、一定の手数料が必要になるほか、ソロマイニングのように大きな報酬を得るチャンスが少なくなります。 また、ソロマイニング同様に、マイニングを始める際に機材をいろいろとそろえなければなりません。 クラウドマイニング マイニングをする企業(マイナー企業)にマイニングをしてもらう方法です。 クラウドマイニングの形態は、マイナー企業に出資して報酬を得るものから、マイニングマシンをレンタルして成功報酬を得るものなどさまざまで、初期費用や手数料、メリット・デメリットなどが契約によって異なります。 トラブルを避けるため、クラウドマイニングを始める場合には、事業のスキームをよく理解することが大切です。 クラウドマイニングのメリット ソロマイニングやプールマイニングのように機材を準備する必要がなく、また、パソコンに関する専門的な知識がなくても、資金があればマイニングを始められます。 クラウドマイニングのデメリット ソロマイニングやプールマイニングよりも初期費用がかかるケースが多くなります。 また、マイナー企業の倒産や資金の持ち逃げなどのリスクもあり、事業内容や契約内容をよく理解する必要があります。 マイニングで得た利益の扱いは? マイニング報酬として入手した暗号資産(仮想通貨)を売却し利益を得た場合、株式投資で得た利益とは違い、雑所得、もしくは事業所得として確定申告をしなければなりません。 国税庁が公表している「個人課税情報第4号『暗号資産(仮想通貨)に関する所得の計算方法等について』」によると、暗号資産(仮想通貨)のマイニングで得た利益について以下のように記載されています。 いわゆる「マイニング」(採掘)などにより暗号資産(仮想通貨)を取得した場合、その所得は事業所得又は雑所得の対象となります。 この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した暗号資産(仮想通貨)の取得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算します。 なお、マイニング等により取得した暗号資産(仮想通貨)を売却又は使用した場合の所得計算における取得価額は、暗号資産(仮想通貨)をマイニング等により取得した時点での時価となります。 出典元: つまり、マイニングの報酬として暗号資産(仮想通貨)を得た場合には、報酬をもらう度に時価で収入を計上して、最終的にはすべてを合算して年間の収入を計算します。 ただし、マイニングにはコンピュータなどの機材や設備代、電気代、プールに支払う手数料などさまざまな経費が必要になります。 そこで、確定申告の際にはマイニングで得た収入金額から、設備代や電気代などの必要経費を差し引いて所得を計算していきます。 例) マイニング報酬の収入 計算例 月 報酬 時価1BTC 月の収入 1月 0. 1BTC 70万円 7万円 2月 0. 2BTC 80万円 16万円 3月 0. 1BTC 60万円 6万円 4月 0. 1BTC 70万円 7万円 5月 0. 2BTC 80万円 16万円 6月 0. 1BTC 90万円 9万円 7月 0. 1BTC 100万円 10万円 8月 0. 2BTC 90万円 18万円 9月 0. 1BTC 60万円 6万円 10月 0. 1BTC 70万円 7万円 11月 0. 3BTC 70万円 21万円 12月 0. 1BTC 90万円 9万円 《取引にあたっての注意事項》 ・取引にあたり手数料が発生することがあります。 手数料の詳細については、をご確認ください。 ・取引ではスプレッドが発生します。 スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。 ・暗号資産FXを含むレバレッジ取引にあたっては、証拠金を預託いただく必要があります。 必要な証拠金額や計算方法、証拠金率その他証拠金の詳細は、をご確認ください。 ・証拠金取引は少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な暗号資産(仮想通貨)の価格変動等により短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うことや、取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金額等を超える損失が発生する場合があります。 ・暗号資産(仮想通貨)取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。 取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。 《暗号資産(仮想通貨)に関するリスクについて》 ・暗号資産(仮想通貨)は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。 ・暗号資産(仮想通貨)取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産(仮想通貨)を利用することができず、その価値を失うことがあります。 ・暗号資産(仮想通貨)は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。 ・暗号資産(仮想通貨)の価格が変動することによって損失が発生することがあります。 ・当社はお客様の資産を当社の資産とは分別して管理しておりますが、当社が倒産した場合には、預託された資産を返還することができない可能性があります。

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ビットコイン難易度調整とマイナー損益分岐点から値動きを読むトレード戦略

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の採掘(マイニング)がされていくと、 その採掘ペースを調整する為のルールとして 「半減期」(はんげんき)があります。 ビットコインの採掘(マイニング)は、総採掘量の上限も決められており、 また、採掘ペースを調整する為に半減期を設けています。 もし無尽蔵にがマイニングされまくったとしたら、 一気に価格デフレーションが起こって価値がなくなる可能性があります。 半減期等の規制ルールを定めることで、 ビットコインの価格価値を維持しているわけです。 ビットコインマイニングの半減期 ビットコインマイニング(採掘)の半減期とは、 ビットコインの採掘総量が一定量に達したことで行われる 「1ブロック当たりの採掘量が半減するタイミング」を指します。 の採掘報酬は採掘開始当初、 1ブロックにつき50ビットコインからスタートしました。 そこから210000ブロックに達するごとに、 1ブロック当たりの採掘報酬が半減するとされています。 21万ブロックに当たる度に半減していき、 6,929,999番目のブロックが最後の採掘報酬になると決められています。 過去のビットコインマイニング半減期• 2012年11月29日:最初のビットコイン半減期 21万番目のブロック生成で半減期に。 採掘報酬が1ブロック当たり25BTCになる。• 2016年7月10日:2度目のビットコイン半減期 42万番目のブロック生成で、2度目の半減期。 採掘報酬が1ブロック当たり12. 5BTCになる。 ビットコイン採掘の半減期は、 マイニングのペース的に大体4年後に訪れると考えられています。 半減期によるビットコイン価格への影響 ビットコインマイニングの半減期が訪れると、 (過去の事例だと)価格が上昇する傾向になっています。 半減期の度にマイニング報酬の量は下がり、ビットコインの埋蔵量も減ります。 埋蔵量が減ることで、価値が上がると考えられます。 (ビットコイン自体の需要がある前提) 短期的な価格変動は、乱高下する可能性があります。 オルトコインでのマイニングルール ビットコイン以外のでは、 半減期ルールが適用されないものが多々あります。 それぞれのコインで独自のルールが適用されています。 は、ビットコインと差別化して需要を喚起しているわけです。

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