フェリー 淡路島 大阪。 大阪・岬―淡路・洲本間の連絡船が16年ぶり復活へ サイクリング客の需要も見込む

大阪・難波から四国・徳島まで片道2,000円!?格安フェリー切符で日帰り飲みをしてみる

フェリー 淡路島 大阪

フェリーほどぜいたくな旅はない ・難波の地下街を歩いていて、こんなチラシに目が止まった。 「へ 2,000円!!」 えっ! 2,000円!? チラシをもらって帰ってよく読んでみると、南海電鉄が販売する「とくしま好きっぷ2000」という割引キップが販売されているという。 駅や、新今宮駅、天下茶屋駅などの指定駅で購入が可能。 販売駅から港駅まで南海電鉄に乗ることができ、港から港まで南海フェリーに乗れる。 そこまで全部含めて2,000円である。 平日限定、とかそういう縛りもなく、いつでも乗ることができる(販売は、2018年3月31日までの期間限定)。 これは安い! と驚いたのだが、考えてみればからまでは淡路島を経由する高速バス路線が充実しており、最安値のものだと片道2,000円を切るバスもある。 と間を自家用車以外で移動しようと思えば高速バスという交通手段が一番手ごろだということになる。 ただ、フェリー好きの私にとっては2,000円でまで行ける上、途中で南海フェリーにも乗れる、という点がなんといっても魅力的なのだ。 世の中にはさまざまな交通機関があるが、フェリー(というか客船全般)ほど広々とした乗り物があるだろうか。 乗り物に乗って移動しながら、その中をウロウロしたり、売店で飲み物や食べ物を買ったり、ゴロゴロしたり、視界いっぱいに広がる海をぼーっと眺めたり、そんなことができるのである。 考えようによっては、最もぜいたくな乗り物だとは言えないだろうか。 前置きはこれぐらいにしよう。 これから、「とくしま好きっぷ2000」を使ってまで日帰り旅行に行ってきたレポートを紹介したい。 こんな一日の過ごし方もあるということをチラッとでも知っていただければ幸いである。 出発前日に南海フェリーの公式サイトをチェックしてみたところ、駅を朝7時2分に出発する電車に乗れば、港に8時15分に着き、8時30分発のフェリーに乗ると10時35分に港に到着することがわかった。 トータル3時間半ほどの行程となり、電車に1時間ちょっと、フェリーに約2時間乗るという感じだ。 帰りは18時55分に港を出るフェリーに乗ることができれば、その日の内に駅に戻ることができる。 で過ごす時間は8時間ちょっとと、それほど長くはとれないが、街を散策しつつ昼ご飯と夕飯ぐらいは食べて帰れそうだ。 では、いざ出発! 駅からフェリーに乗り込む 朝6時過ぎに家の最寄り駅から電車に乗る。 南海電鉄駅まで行き、券売機を見てみると「とくしま好きっぷ2000」のボタンが用意されており、簡単に購入できた。 この小さなキップでまで行けるなんて! 嘘みたい。 電車に揺られ港駅に到着。 「南海フェリー連絡口」の表示に従って通路を進んでいくと、そこはもうすでにフェリーの上。 船内を見て回る テンションがあがった私はまずフェリー全体を見てまわる。 椅子席。 フロント兼売店。 酒類を売る自販機。 スロットゲームコーナー。 じゅうたん敷きのごろ寝スペース。 他にコンセント付きの仕事用デスクもあり、作業をしているお勤め人の姿も。 船室の外に出るとベンチやテーブルが並ぶエリア。 展望デッキもあり、海風が気持ち良い。 旅客定員427名。 総トン数およそ2,600トン。 割合小規模なフェリーなので、結構揺れるかなと思ったが、左右にゆっくりとゆらーりと揺れる感じで、私としては気にならない程度だった。 昼寝から覚めたらだった 売店をのぞくと、お菓子やおつまみの他にお弁当も売られていた。 「四あ和せ弁当」(500円)を購入。 朝食がてら、このお弁当をつまみに一杯やろうではないか。 四国をイメージしたらしい弁当で、主に4パートに分かれ、そぼろご飯、卵ご飯、フライやウィンナー、シューマイなどが入った弁当で、酒のアテとしてもこの上ない。 そして缶ビールをゴクリと飲んで周りを見ればこんな感じ。 甲板へ出てみる。 最高だ! このまま引き返しても2,000円分の喜びはもう得たと思う。 ああ、フェリーって素晴らしい。 広い景色を堪能し、早起きした私は少し眠くなってきた。 というわけでごろ寝スペースでウトウト。 目が覚めるとそこはもう港だった。 バスに乗って15分ほどで駅。 ポストの上に阿波踊り像がある。 観光PRムービーのナレーターは地元出身のチャットモンチーだ。 というわけで、まぎれもなくに着いた!! 駅前からのびる「ポッポ街」という味わい深いアーケード街を歩く。 「理容ミロード」のカット、シャンプー、顔ぞりのセット価格2,000円もかなり安いが、同じ額でに来れたと思うと相当なお得感だ。 ラーメンを食べてみる 時刻はおよそ11時。 まずは昼ご飯だ! と、散歩がてら駅の隣駅の佐古駅まで歩き、ラーメンの名店を訪ねることに。 徒歩20分ほどかかってたどり着いたのが「春陽軒」だ。 ラーメンはスープの色から茶系、黄系、白系の3つに分類される。 11時から16時までという比較的短めの営業時間ゆえに常に混雑しているらしく、私が入店した時もほぼ満席状態であった。 メニューは「中華そば」とサイドメニューのライスのみ。 「中華そば」の小に豚バラと卵が入った「肉玉入 小」(700円)をオーダーすることにした。 運ばれてきたのがこちら。 ワイルドな美しさがある……。 麺はプツプツと歯切れのいい細めのストレート。 そしてこの豚バラ肉。 味がとことん染み込んでかめばかむほどうまいのである。 卵の黄身を麺に絡めてズズッと吸い込むこの幸せ。 黒っぽいスープの色から想像できないほど後味はすっきりしている。 食べながらすでに「明日も食べたいよ」と思っていた。 やたら後を引くのだ。 お店情報 春陽軒 住所:県市南田宮4-4 営業時間:11:00~16:00 電話:088-632-9818 定休日:月曜日 の街を散策する お店を出て、晴天のを散策。 阿波踊りの町・だけあって、道沿いに「横笛あります」という看板が出ていたり(このお店は「横笛教室」を兼ねた喫茶店だった)、 自販機前で足を止めてみると「阿波踊り専用エナジードリンク」が売られていたりする。 また、町を歩いてるとたまに見かけるド派手な花輪。 開店祝いなどに贈られる「慶花環」と呼ばれるものだが、の花輪はこんな感じ。 かなりアッパーな色使いである。 独特の文化を感じつつ歩いていると「阿波おどり会館」にたどり着いた。 館内で阿波おどりの実演が行われていたり、の物産も取りそろう、駅周辺でも評判の観光スポットだ。 この「阿波おどり会館」の5階からすぐ裏手の眉山までロープウェイに乗ることができるというので乗車してみた。 2台一緒に進むかわいいロープウェーは数分で山頂へ到着。 山頂の展望台からは市の町並みが見渡せて、遠くの海には淡路島の島影の見える(写真の中央あたりから左の方に広がっているのが淡路島)。 美しい景観を楽しみつつ、青空の下、ゆっくり飲む。 展望スペースには恋人たちが永遠の愛を誓って鍵を取り付けていくスポットがあったのだが、そこに「白鵬 紗代子 出逢い」と書いたプレートがあって驚いた。 帰宅後に調べてみると、横綱・白鵬関とその夫人の紗代子さんの初デートの場所がこの眉山だったんだとか。 うおー! 根拠はないけど、他のどんなカップルよりもご利益ありそう!! また、山頂には雰囲気のいい「焼きもち屋」があったのだが、残念ながらシャッターが下りていた。 近くでお掃除をされていたスタッフの方に聞いてみると、かなり不定期にしか営業してないお店で、長いことロープウェイの管理をしているその方も1回か2回しか開いてるのを見たことがないという。 めちゃくちゃ気になる……。 の大衆酒場で飲む 再び市街を歩き、鮮魚や肉、野菜、果物を売る店舗が立ち並ぶ「中州総合水産市場」で名物の練り物を買い食いしたりして楽しむ。 のんびり過ごしていると、気づけば帰りの時間が近づいて来た。 最後の仕上げに、と、駅前にある居酒屋「安兵衛」へ。 ここは朝から飲める大衆酒場で、地域の方にも観光客にも愛される有名店。 まずはよく冷えた生ビールをグビッと飲む。 せっかくだから新鮮な魚を食べてみたいと思い、お店の方におすすめをうかがうと「アジとかハマチとかマグロ、なんでもおいしいですよ」とのこと。 「じゃあ、アジを」を注文すると豪華なお造りがドーンと登場。 また、添えられたスダチを醤油に絞ると味が劇的に爽やかになっておいしいのだ。 常連さんに好評だという「手羽先ギョウザ」(570円)は肉厚でジューシー。 「レモンチューハイ」(420円)に刺身に添えられたスダチを絞り入れて作った即席オリジナルドリンクによく合う。 時間があまりないので焦りつつ、お酒メニューから「三芳菊 本醸造」(360円)をいただき、「ああ、今、にいるんだなー」とその味わいをかみ締める。 締めに「貝汁」(230円)をオーダー。 大ぶりのアサリがたっぷり入って滋味あふれる一品。 「絶対また来るぞ」と念じつつ飲み干す。 駅前でお土産を買ってバスに乗り、フェリー乗り場へ。 少し早く着いたので堤防近くで、軽く飲みながらフェリーを待つ。 しばらくしてフェリーがゆっくりやってきた。 船の全体を見るのはこれが初めてだ。 フェリーに乗り込み、海風を浴びながら遠ざかる港を眺める。 どこか夢の中のできごとのような、現実感の薄い不思議な一日だった。 あっという間に空の青が濃くなり、遠くに夜景が輝き始めた。 それを眺めながら、フェリーの旅には電車や飛行機の旅とはまた違ったスローな喜びがあるなーと改めて思った。 予想以上にリーズナブルに、手軽に~間を行き来できることがわかったので、今度は友達でも誘ってもう少しゆっくり堪能してみようと思った。 お店情報 安兵衛 住所:県市一番町3-22 営業時間:10:30~21:30 電話:088-622-5387 定休日:無休.

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大阪から小豆島へ渡るには?フェリー比較

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注意事項・その他• シングルには女性ルームもご用意しております。 小人が男の子の場合は、女性ルームには入室できません。 ご予約は、ご乗船日の2ヶ月前からお受けいたします。 (例:7月1日ご乗船のご予約は5月1日よりの受付となります)• 新婚旅行・団体様は1年前よりお受けいたします。 (GW・お盆・年末年始他、当社が定める特定期間はご予約をお受けできませんのでご確認ください。 出港前の変更・取消に関しては、運送約款に基づく所定の料金が発生いたします。 予約便出港後の予約変更・取消については無効となります。 キャンセル料について• 乗船日の1週間前まで200円(1名・1台あたり)• 乗船日の前前日まで乗船金額の10%• 出航前まで乗船金額の30%• 出航後の払戻はいたしません。 変更手数料1回目は無料、2回目より変更手数料1件200円がかかります。

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片道55分間の船旅「深日洲本ライナー」で大阪から淡路島へ

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平成11年の廃止直前まで運航していた高速船(池田良穂教授提供) 有望な競争力を持つ航路 「昨今はサイクリング・ブーム。 船には自転車も積めるようにしたい」 深日-洲本を結ぶ連絡船航路復活の見通しについて発表する田代堯・岬町長(左)と池田良穂・大阪府立大大学院教授 =9月22日、関西国際空港 9月22日、連絡船復活の方針を明らかにした岬町の田代堯町長は、こう自信たっぷりに語り、期待に胸を膨らませた。 町が同時に発表した連絡船の需要予測調査の結果によると、片道運賃を1000円前後に設定すれば「十分な黒字」が見込めるという。 「最初は『(復活しても)どうかな』と疑問に思ったが、結果として、かなり有望な競争力を持つ航路であることが分かった」 こう語るのは、町から調査の委託を受けた府立大大学院工学研究科の池田良穂教授(船舶工学)だ。 調査は今年5月から約3カ月、「犠牲量モデル」と呼ばれる方式で実施した。 「犠牲量」とは、連絡船を利用した場合の利用者のコストを意味する。 連絡船は、所要時間が短く、運賃が安いほど利用率は上がる。 そのため調査では、大阪府内を地区ごとに分け、それぞれの地区から洲本までの所要時間と運賃を算出して比較してみた。 予想外の「理想的黒字」 具体的には兵庫県の観光客動態調査から推定し、大阪府内と洲本の間の往復は年間約28万人と設定した。 かつて淡路島の洲本港まで結んでいたフェリー =大阪府岬町の深日港(同町提供) そこで、この海上ルートと、今回復活させる連絡船ルートを比較した。 すると、約2億円の小型高速船(19トン、旅客定員63人)を購入して使用した場合、片道約35分で1日7往復運航できる。 仮に運賃を高めの1300円に設定しても、年間の利用客数は往復13万人。 以前運航していた時代には片道運賃を1980円に設定。 所要時間は約30分だった。 「(運賃などは)船の規模や職員数から設定していたが、当時は利用者に割高と感じられていたようだ」と町の担当者。 当時廃止された理由を振り返る一方、今回の調査結果については「予想外の黒字見通し」と驚きを隠さない。 淡路島一周サイクリングツアーの足に 「今回は大阪府内だけを対象に調査したが、実際には、これ以上の効果が見込まれるはず」と池田教授は言い切る。 岬町は人口約1万6000人にすぎないが、南には人口約36万人の和歌山市が隣接する。 「今後の調査では、これも勘案すべきだ」と池田教授。 さらに追い風なのが、格安航空会社(LCC)の相次ぐ就航や円安などで利用者が増えている関西国際空港の存在だ。 35カ月連続で前年を上回った。 平成11年の廃止直前まで運航していた高速船 =大阪府岬町の深日港(岬町提供) 今回、連絡船を導入する深日港は、関西国際空港につながる南海電鉄の深日港駅にも隣接しており、池田教授は「訪日外国人を対象に、関西国際空港から電車と船で淡路島を訪れるツアーが実現するかも」と導入効果を期待する。 深日港に車を預けて連絡船によるクルーズを楽しむ「ドライブ&クルーズ」や、連絡船に自転車を積んで淡路島に渡り、島を一周するサイクリングツアーなども、すでに町は検討を始めている。 政府は2020年の東京オリンピック開催までに訪日外国人客数を年間2000万人に増やす目標も立てているため、町の担当者は「伸びしろは十分にある」と強気の姿勢だ。 災害時の物流拠点にも 町の担当者は、観光への波及効果を強調する一方、「災害時の効用にも期待したい」と指摘する。 平成7年の阪神大震災では実際、陸路が寸断された神戸市などへの物資輸送に、深日港で就航していたフェリーなどが活躍した実績がある。 「岬町は位置的に津波被害が比較的軽微と予想されており、南海トラフ巨大地震などの災害時には救援拠点、物流拠点になりうる」と町の担当者。 このような数々のメリットを踏まえ、田代町長は運営会社を公設民営方式にすることも視野に、今後トップセールスを展開し、船会社に協力を呼びかける方針だ。 ただし、現時点ではコスト削減のため、導入する連絡船は以前よりも小規模になる見通しで、池田教授は「荒天時には欠航が多くなり、揺れの大きさが観光客に好まれないというマイナス面も予想される」とも指摘する。 連絡船復活の挑戦が始まる。 (より) この記事のタグ.

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