レム 睡眠 ノンレム 睡眠。 日本医師会

レム睡眠とノンレム睡眠とは?大脳の発達とそれぞれの関係

レム 睡眠 ノンレム 睡眠

スポンサーリンク 睡眠時間についてお話しする前に、人間の睡眠に関するメカニズムを少し解説しようと思います。 人間は日中起きている間に、視覚や聴覚からたくさんの情報を得て、そのつど脳で処理をしながら生活をしています。 そして脳が次第に疲れ、情報処理能力が落ちてきた頃に、「休んでください」という信号を出します。 この休むが「睡眠」です。 睡眠をとってくださいと言う信号が出されると、人間は眠くなり、睡眠をとることになります。 人間の睡眠には「レム睡眠」、「ノンレム睡眠」の二種類があります。 ほとんどの人が一度は聞いたことがある言葉だと思います。 「レム睡眠」は、簡単に言うと「人間の身体を休めるための睡眠」です。 脳は起きている状態にあるため、比較的睡眠は浅い状態にあると言えます。 逆に「ノンレム睡眠」は「人間の脳を休めるための睡眠」ですので、睡眠は深い状態にあります。 この二つの睡眠状態を、睡眠時間中、交互に3~5回繰り返しながら、人間は脳も身体も休ませています。 この3~5回というのが人間の睡眠の質に深く関わってきます。 何度か「レム睡眠」、「ノンレム睡眠」を繰り返し、しっかりと休息を得ることができると、目覚めもスッキリとするというわけです。 レム睡眠ノンレム睡眠の割合は? 人間の睡眠中のメカニズムがわかったところで、スッキリとしたいい目覚めを手に入れるためには、どうすればいいのでしょうか。 人間が睡眠に入ってから30分から60分後に、睡眠中で一番深い「ノンレム睡眠」が訪れます。 入眠から約90分後に、「レム睡眠」と切り替わり、多くの人は「夢」を見ます。 スッキリとした目覚めを手に入れるには、この「レム睡眠」の時の一番眠りが浅い時に、いかに起きられるかが重要となるのです。 つまり、睡眠時間が多ければ睡眠の質も上がるとは限らないのです。 では、最初のノンレム睡眠と次のレム睡眠で、身体も脳も十分に休ませるには、どうすれば良いのでしょうか。 睡眠に入る前に自分でできる方法を、いくつか紹介します。 質の良い睡眠を得るためのポイント 睡眠前の入浴 人間は深部の体温が下がれば下がるほど、すぐに睡眠に入れると言います。 身体深部の温度を下げるためには、入眠前に体温を上げることが重要です。 体温を上げるにはさまざまな方法がありますが、例えばスポーツなどで体温を上げても、脳も活性化してしまうため、効率的とは言えません。 そこで一番いいのが入浴です。 表面の温度ではなく、身体深部の体温を上げるには38度程度のぬるいお湯に、30分ほど、少し長めに浸かることで身体の奥深くの温度まで上げることができます。 ですが例外もあります。 例えば、仕事を遅くまでこなし、心身共に疲れて帰ってきた時30分もお湯に浸かることは、逆に睡眠時間をそれだけ削ってしまうことに繋がります。 そんな時、すぐに深部の体温を効率よく上げる方法は「足湯」です。 さっとシャワーを浴び、熱めの40度程度のお湯に足を10分ほど付けるだけで、表面の体温はあまり上がりませんが、身体深部の体温を効率よく上げてくれます。 この時にお湯に好きな香りのアロマなどを入れると、身体のリラックス効果にも繋がります。 時間のない人はぜひ試してみてください。 リラックスのために、ブルーライトを避ける 睡眠前にスポーツをしない方が良いということは先ほども書きましたが、睡眠前にスマホを見るのも良くありません。 スマホや電子ゲーム機などの画面から発するライトには、人間の脳を活性化させてしまう効果がありますので、スポーツをしていなくても脳が興奮状態になる可能性があります。 睡眠の少なくとも30分前には、ブルーライトを出すような機器を使うのは避けた方が良いでしょう。 まとめ いかがでしたか? 質の良い睡眠をとるために「睡眠前には身体深部の温度を上げ、脳をリラックスさせる」ということを意識してみましょう。 睡眠時間が短いと言われる現代人でも、スッキリとした朝が迎えられるような質の良い睡眠をとることができます! 忙しくてなかなか睡眠時間を長時間確保できない人も、ぜひ試してみてください。

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レム睡眠とノンレム睡眠とは?大脳の発達とそれぞれの関係

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浅い眠りと深い眠りが共存するノンレム睡眠 ノンレム睡眠は「脳の休息と体のメンテナスのための睡眠」です。 ノンレム睡眠には眠りの浅い状態と深い状態があり、浅い睡眠状態の「ステージ1」から深い睡眠状態の「ステージ4」までの4つに区別され、深い睡眠状態のステージ3とステージ4は合わせて「徐波睡眠(じょはすいみん)」と呼ばれています。 ノンレム睡眠中の脳は完全に休んだ状態になり、脳を休ませながら起きている間に得た情報の中から不要な情報(怖かったことや不愉快なことなど)を眠りながら緩和・消去しています。 またノンレム睡眠中は、起きている間に傷ついた体のメンテナンスも行われています。 傷ついた細胞の修復や疲労の回復、体の成長などを担う「成長ホルモン」は睡眠中にしか分泌されませんが、その分泌量は眠り始めて最初に迎える徐波睡眠(最も深い睡眠状態=ノンレム睡眠ステージ3・4)に最も多く分泌されます。 このようにノンレム睡眠は脳を休めて体を修復するための睡眠で、前夜に十分な睡眠時間をとったのに昼間に眠気を感じる場合は、前夜の睡眠で十分な深い睡眠(ノンレム睡眠ステージ3・4)が得られていなかったことが考えられます。 特殊な睡眠状態のレム睡眠 レム睡眠は、ノンレム睡眠とは睡眠の状態や性質、役割が根本的に異なった非常に特殊な睡眠状態です。 レム睡眠の最大の特徴は眠りながら非常に速い速度で眼球が動く急速眼球運動「Rapid Eye Movement」が見られる点で、この頭文字から「REM Sleep(レム・スリープ)」と呼ばれています。 レム睡眠は浅い睡眠状態であるノンレム睡眠ステージ1と脳波が似ているため「浅い眠り」と表現されることが多いですが、睡眠の状態や性質、役割がノンレム睡眠とは根本的に異なるため、耳元で大きな音が鳴っても反応できない場合があります。 レム睡眠中の脳は、起きている間に得た大量の情報から必要なものと不要なものを眠りながら整理し、必要な記憶の定着や記憶を引き出すための索引作りを行っていることが近年の研究で明らかになっています。 つまり、昼間に体験した出来事や学習によって得た知識などの大切な情報を、レム睡眠中に整理しながら記憶として脳に焼き付けているのです。 レム睡眠中は脳内で大量の情報を処理しているため、反射的に体が動かないように全身の筋肉は弛緩状態(体が動かない状態)になり、またレム睡眠中は交感神経の活動が活発になるため心拍数や呼吸数が不規則に変化する点も特徴として挙げられます。

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熟睡にはノンレム睡眠が大事!眠りはじめの睡眠を深くしよう

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「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」 レム睡眠 レム REM 睡眠とは、Rapid Eye Movementの頭文字をとったもので、「眠っていながらも、まぶたの下では眼球が活発に動いている状態」を表しています。 レム睡眠では、体はしっかりと力が抜けてリラックスしていますが、脳は目覚めている時とよく似た動きをしています。 そのため眠りは浅く、 夢を見るのはレム睡眠の時とされています。 ノンレム睡眠 一方のノンレム睡眠は、筋肉の動きは多少残っているものの、 脳の活動レベルがぐっと下がった状態で、血圧が低下し呼吸が安定します。 熟睡するにはノンレム睡眠が重要 そして、このレム睡眠とノンレム睡眠の2つの眠りにはそれぞれ大切な役割があります。 レム睡眠では、 体をしっかり休めて疲労を回復させ、ノンレム睡眠では、目覚めている時にフル活動している 脳に休息を与えているのです。 1セット90分 レム睡眠とノンレム睡眠は1セットで約90分が標準とされていますから、4セットの眠りを繰り返すと全体の睡眠時間が6時間になります。 「熟睡した!」と感じるには、はじめのノンレム睡眠が勝負! さて、それでは熟睡とは何でしょぅか。 実は、ノンレム睡眠の眠りの深さは、4段階に分けられます。 そして一番深い4段階まで到達するのは、最初の眠りのワンセット、もしくは2セットまで。 この部分が特に「熟睡している」と感じる眠りです。 ノンレム睡眠はセット数を重ねるほどに浅くなるという特性を持っていますから、最初のワンセットのノンレム睡眠が浅いと、あとあとの眠りも当然浅くなってしまいます。 ですから、ぐっすりと気持ちの良い眠りを手に入れるためには、最初の90分、 ワンセット目の眠りの深さが勝負なのです。 「夜中に何度も目が覚めてしまう」といった悩みを抱える人は、最初の90分の眠りが浅い場合がほとんどです。 だからこそ、まず寝つきを良くし、最初の90分の眠りを充実させることが大切になるわけです。

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