ソーシャル ワーク と は。 日本ソーシャルワーク学会

ソーシャルワークの種類 ミクロ・メゾ・マクロ かなりよく出題されています。

ソーシャル ワーク と は

ソーシャルワーク理論はその時代の状況と実践を反映しています。 時代背景を的確に捉えながら「生きづらさ」に対してどうアプローチしていくことが効果的なのか、またクライエントの最大の利益になるのか。 多様化している課題に対して、アプローチもまた変容していきます。 社会福祉士はその時代背景に併せてアプローチ同様「変容」しながらミクロレベルのアプローチを常に磨いておくことが大切です。 そこでジェネラリストとしての真価が問われるわけです。 今回は、クライエントの抱える問題とその原因についてのものの見方(視座)としてのモデルを見ながら、社会福祉士自身の対処能力(coping 方法を導くものとして活用できるようにイメージしていきたいと思います。 そして、その原因とは個人の持つ弱さや病理的側面であると捉えます。 それは例えば、パーソナリティ(人格)の未成熟であったり、何らかの病気や障害を持っていることであるとみなされます。 そこからは、弱さや病理的側面を治すことが問題解決の方法として選択されます。 支援方法としてはクライエントパーソナリティの成長を促す、行動や考え方を修正するなどが用いられます。 <参考文献>公益社団法人 日本社会福祉士会 基礎研修テキスト上巻.

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M.リッチモンド、ソーシャル・ケース・ワークとは何か

ソーシャル ワーク と は

ソーシャルケースワーク 慈善組織協会COSの活動を通してケースワークが発展し、その専門化を行ってきたのがリッチモンドでした。 リッチモンドが1922年の著書「ソーシャルケースワークとは何か」の中で「ソーシャル・ケースワークは社会環境との間を個別に意図的に調整する事を通じてパーソナリティを発達させる諸過程から成り立っている」とケースワークを定義しました。 その翌年、ある会議が開かれます。 1923年 ミルフォード会議 1929年まで毎年開催され、ジェネリックケースワークの重要性が謳われました。 ジェネリックとは各分野に共通する概念であり、これまで行われてきた障害者や児童、家庭といった特定分野のケースワークであるスペシフィックケースワークの対局にある考え方です。 その後、ケースワークは「診断主義派」と「機能主義派」に分かれます。 下の図でわかるように診断主義が1920年代、その後1930年代に機能主義が現れます。 1920年代 リッチモンドの社会診断の流れを引きながら、フロイトの精神分析学の概念と方法を積極的に取り入れ、その中から生まれたのが診断主義でした。 1930年代には診断主義に相対して機能主義が生まれました。 治療モデルは病気や障害といった本人の状態に生活問題の原因があると考えます。 機能主義アプローチ タフトやロビンソンらによって提唱された機能主義アプローチは、 ランクの意志心理学(意志療法)を基礎に、「意志」の力で自分で問題を解決できるとして治療より援助を重視します。 ケースワークの役割はクライエントの問題解決を援助するのではなくクライエントの成長しようとする自由な意思を邪魔する障害を取り除くことであるという考え方をとっています。 ワーカーの所属する機関の機能を活用して、クライエントの意思で問題解決できるよう援助します。 機能主義の「機能」はワーカーの所属する機関の機能ということです。 心理社会的アプローチ 1960年代に入り、精神分析等の知見を導入した診断主義ケースワークから心理社会的アプローチが発展しました。 「状況の中の人」という視点でのシステム理論的アプローチを提唱し、クライエントの環境面と内面・心理面の相互作用を認識すること、さらにクライエントに対する直接的な働きかけと同じく、環境への間接的な働きかけや調整の重要性も強調しました。 このような診断主義と機能主義の論争以降、2つの主義の統合化を目指した様々なモデルが登場します。 「医学モデル」から「生活モデル」への転換に向かっていきます。 問題解決アプローチ 問題解決アプローチは、相対する 診断主義と機能主義の折衷アプローチとして、パールマンが提唱しました。 パールマンの「4つのP」:ケースワークの核となるのは「Problem」「Person」「Place」「Process」 パールマンは特にプロセスの重要性を強調し、ケースワーカーの役割りはクライエントが問題解決をしてみようと思えるように動機づけること、問題解決するための技術を身につけるようにすること、身につけた技術を実際に使う機会を提供することであると言っています。 解決志向アプローチ バーグやシェザーにより提示されたアプローチです。 ブリーフセラピーの流れをくみ、クライエントが抱く解決した状態のイメージに焦点を当てて、解決に役立つ資源を有効活用しながら短期間で実現していく方法です。 問題の原因を除去するのではなく、問題の起こっていない例外を見出すことで解決の手がかりを探ります。 解決志向アプローチには下のような質問技法があります。 ミラクルクエスチョン:現在抱えている課題が全て解決したらどうするかを質問する、まさに解決志向アプローチ エクセプションクエスチョン:うまく行った例外を質問して思い起こす スケーリングクエスチョン:過去の体験を数値化して答える質問 コーピングクエスチョン:過去の困難をどうやって乗り越えてきたのかを質問する サバイバルクエスチョン:コーピングクエスチョンの1種で困難を乗り越えてきたことを賞賛し勇気づける 行動変容アプローチ トーマスの提唱した行動変容アプローチは利用者の問題行動の原因や動機にさかのぼることをせず、問題行動そのものを取り上げて、特定の問題行動の変容を目標に働きかけます。 あくまで 目的は問題行動それ自体の解消、修正であって、問題行動の原因や動機を解消、修正することや、クライエントの意識や思考の変容は直接の目的ではありません。 スキナーの学習理論やオペラント条件付けによる強化によって適応行動を増やしていきます。 危機介入アプローチ ラポポートやキャプランが提唱した危機介入アプローチは、危機状況にあるクライエントに対し社会的機能の回復に焦点を当てて、 迅速で短期集中的な介入や処遇を行うものです。 課題中心アプローチ 課題中心アプローチは、 短期かつ計画的にクライエントの援助を行うケースワークのアプローチとしてシカゴ大学のリードとエプスタインによって研究・開発されました。 援助が長期化するケースワークへの批判から、短期の援助理論として体系化され、クライエント自身が自覚している課題の解決を目標として援助期間を定めて短期的な援助を行います。 このように1960年代後半から1970年代初め頃のアプローチは 短期間に問題解決を図るものが主流です。 生活モデル ジャーメインやギッターマンが提唱しました。 1960年代以降のアメリカでは、複雑で多様な生活問題に対する援助の社会的要請が高まり、従来の個人のパーソナリティに治療の焦点をおいた伝統的なアプローチに対する批判が高まりました。 そのソーシャルワークの限界を打開するために生態学や一般システム理論などの新たな理論的枠組を背景に登場したのがジャーメインらによって体系化された生活モデルです。 ストレングスモデル ストレングスに着目し、長所あるいは強さに焦点をあてその人の残存能力の強みを評価するものです。 代表者はサリービー、ラップ、ゴスチャです。 ラップとゴスチャはストレングスモデルの原則の1つとして地域を資源のオアシスとして捉えています。 エンパワメントアプローチ ソロモンが提唱したエンパワメントに基づくアプローチです。 社会生活技能訓練(SST)、グループワーク・自助グループ活動、アドボカシー活動、ソーシャルアクションなどの手法が活用されています。 ナラティブアプローチ フランスの哲学者フーコーらによる思想潮流の影響を受けた社会構成主義を理論的基礎としています。 クライエントの語る物語を通して、問題が詰まっている「ドミナントストーリー」を「オルタナティブストーリー」に書き換えていくプロセスをとります。 ソーシャルワーカーはクライエントを支配している物語をクライエントとともに共同して見い出し、クライエントが新たな意味の世界を創り出すことにより問題状況から決別させます。 クライエントが「自己」について否定的なストーリーを抱き、それを変えることができないと信じ込んでいる場合に有効です。 実存主義アプローチ 他者とのつながりによって 疎外感から解放されることを目指したアプローチです。 フェミニストアプローチ ドミネリやマクリードらによって提示されたアプローチです。 男女同権に基づいた性差別の廃止と女性の解放というフェミニズムの考え方を基盤にして、女性であることから引き起こされる問題や課題を解決し、社会改革も視野に入れた方法です。 エコロジカルアプローチ ジャーメイン、ギッターマンらが提唱しました。 システム理論の基本である人と環境との相互作用を基本にしています。 援助の対象者を個人としてではなく集団の一員として捉えて、その人の置かれた環境や社会的背景まで広く視野に入れて理解し、解決を図るアプローチです。 90年代~ジェネラリスト・ソーシャルワーク 90年代にアメリカでケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの統合が始まります。 システム理論、エコロジカルソーシャルワークの影響を受け、人と環境とを一体的に捉えて生態学の考え方を採用することで援助の視点と方法を導き出しています。 <システム理論> ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークがそれぞれ対象とする個人、グループ、コミュニティを、システムとしてとらえる理論です。 現実に存在するのは開放システム(外部とのやりとりを行う)がほとんどで閉鎖システムはほぼ理論的存在です。 システム理論では上位下位という階層性があり、階層性の中でのシステムをホロンと呼びます。 パーソンズはシステムは4つの機能分化した下位システムを備える事で維持発展すると考えました。 2 行動変容アプローチは、クライエントが、置かれている否定的な抑圧状況を認識し、自らの能力に気付き、その能力を高め、問題に対処することを目指す。 3 エンパワメントアプローチは、行動を学習の結果として捉え、正しく学習することにより問題行動を消去することを目指す。 4 フェミニストアプローチは、クライエント自らが問題を解決するための課題を設定し、あらかじめ決められた期間の中で課題を達成することを目指す。 5 課題中心アプローチは、クライエントが自らの人生のストーリーを理解し、新たなストーリーに書き換えていくことを目指す。 1 解決志向アプローチは、クライエントが抱く解決イメージを尊重し、その実現に向けてクライエントの社会的機能を高めることを目指す。 正しいです。 2 行動変容アプローチは、クライエントが、置かれている否定的な抑圧状況を認識し、自らの能力に気付き、その能力を高め、問題に対処することを目指す。 これはエンパワメントアプローチの内容です。 行動変容アプローチは問題行動の原因や動機を追及せず、問題行動そのものを取り上げて学習理論を利用して行動を変容する方法です。 3 エンパワメントアプローチは、行動を学習の結果として捉え、正しく学習することにより問題行動を消去することを目指す。 これは行動変容アプローチの内容ですので間違いです。 4 フェミニストアプローチは、クライエント自らが問題を解決するための課題を設定し、あらかじめ決められた期間の中で課題を達成することを目指す。 これは課題中心アプローチの内容です。 5 課題中心アプローチは、クライエントが自らの人生のストーリーを理解し、新たなストーリーに書き換えていくことを目指す。 ストーリーとくればナラティブアプローチですので間違いです。 第30回 問題100 ソーシャルワーク実践理論に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1 グループワークを体系化したのは、リッチモンド(Richimond,M)である。 2 治療モデルを確立したのは、タフト(Taft,J. )とロビンソン(Robinson,V. )である。 3 生活モデルを提唱したのは、ピンカス(Pincus,A. )とミナハン(Minahan,A. )である。 4 ジェネラリスト・ソーシャルワークは、ソーシャルワーク理論の統合化により発展した。 5 ナラティブ・アプローチは、専門性に基づく支援者の知識に着目した。 1 グループワークを体系化したのは、リッチモンド(Richimond,M)である。 グループワークを体系化したのは、コノプカ、コイル、トレッカーなどです。 リッチモンドとくればケースワークですので間違いです。 2 治療モデルを確立したのは、タフト(Taft,J. )とロビンソン(Robinson,V. )である。 タフトやロビンソンとくれば治療モデルではなく機能的アプローチです。 3 生活モデルを提唱したのは、ピンカス(Pincus,A. )とミナハン(Minahan,A. )である。 生活モデルを提唱したのはジャーメインです。 4 ジェネラリスト・ソーシャルワークは、ソーシャルワーク理論の統合化により発展した。 正しいです。 ジェネラリスト・ソーシャルワークは1990年代のエコロジカル・ソーシャルワークの流れを受けて体系化が進み、ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの3つの統合化によって発展しました。 5 ナラティブ・アプローチは、専門性に基づく支援者の知識に着目した。 ナラティブ・アプローチ支援者の知識ではなく、クライエントの語りに焦点を当てますので間違いです。 第32回 問題101 ソーシャルワーク実践理論の基礎に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1 ランク(Rank,O. )の意思療法は、利用者の過去に着目し、利用者のパーソナリティの構造や自我の働きを捉える診断主義学派の礎となった。 2 ロス(Ross,M. )のコミュニティ・オーガニゼーション説は、地域における団体間調整の方法としてのインターグループワークを提唱した。 3 ホリス(Hollis,F. )の心理社会的アプローチは、診断主義学派と機能主義学派、両アプローチの折衷アプローチであり、両学派の統合を試みた。 4 タフト(Taft,J. )ら機能主義学派は、ソーシャルワーカーが所属する機関の機能に着目し、機関におけるソーシャルワーカーの役割を重視した。 5 パールマン(Perlman,H. )の問題解決アプローチは、精神分析や自我心理学の理論を否定し、人・状況・その双方の関連性においてケースワークを捉えた。 1 ランク(Rank,O. )の意思療法は、利用者の過去に着目し、利用者のパーソナリティの構造や自我の働きを捉える診断主義学派の礎となった。 ランクの意思心理学(意思療法)が基礎になっているのは機能主義アプローチですので間違いです。 2 ロス(Ross,M. )のコミュニティ・オーガニゼーション説は、地域における団体間調整の方法としてのインターグループワークを提唱した。 間違いです。 3 ホリス(Hollis,F. )の心理社会的アプローチは、診断主義学派と機能主義学派、両アプローチの折衷アプローチであり、両学派の統合を試みた。 診断主義学派と機能主義学派の折衷アプローチは、問題解決アプローチですので間違いです。 4 タフト(Taft,J. )ら機能主義学派は、ソーシャルワーカーが所属する機関の機能に着目し、機関におけるソーシャルワーカーの役割を重視した。 これが正解です。 機能主義の「機能」はワーカーの所属する機関の機能のことです。 5 パールマン(Perlman,H. )の問題解決アプローチは、精神分析や自我心理学の理論を否定し、人・状況・その双方の関連性においてケースワークを捉えた。 問題解決アプローチは診断主義学派と機能主義学派の折衷アプローチなので、診断主義の精神分析などを否定したわけではありません。 第30回 問題102 リード(Reid,W. )とエプスタイン(Epstein,L. )が提唱した課題中心アプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1 ストレングスモデルの影響を受けている。 2 過去に起きた出来事について探索し、問題の原因を究明する。 3 支援機関を短期に設定し、処遇目標や面接の回数などを明確化する。 4 クライエント自らが解決困難と考える問題を、支援対象とする。 5 精神分析的な方法を用いて、クライエントのアセスメントをする。 1 ストレングスモデルの影響を受けている。 間違いです。 ストレングスへの着目は1980年代後半から、ポストモダニズムの潮流の中で台頭してきました。 課題中心アプローチは1970年代に提唱され、心理社会的アプローチや問題解決アプローチ、行動変容アプローチの影響を受けています。 2 過去に起きた出来事について探索し、問題の原因を究明する。 過去に遡ることはせず、「今」を重視しますので間違いです。 3 支援機関を短期に設定し、処遇目標や面接の回数などを明確化する。 課題中心アプローチは短期処遇が特徴ですので、これが正解です。 4 クライエント自らが解決困難と考える問題を、支援対象とする。 短期処遇なので解決困難と考える問題は扱いません。 5 精神分析的な方法を用いて、クライエントのアセスメントをする。 精神分析的な方法を用いるのは診断主義アプローチですので間違いです。 第29回 問題100 解決志向アプローチに関する次の記述として、正しいものを1つ選びなさい。 1 問題の原因の追究よりも、クライエントのリソース(能力、強さ、可能性等)を活用することを重視する。 2 ヒューマンシステムを言語システムとして捉える。 3 対話を、専門家ネットワークと個人的ネットワークの間に生まれるものと捉える。 4 個人と環境の継続的な相互作用により、無力化が起こると考える。 5 クライエントが、自分の人生を描き出す対話のパートナーとなる。 1 問題の原因の追究よりも、クライエントのリソース(能力、強さ、可能性等)を活用することを重視する。 正しいです。 解決志向アプローチは問題の原因を追究するのではなく、クライエントの志向を未来に向けるアプローチです。 2 ヒューマンシステムを言語システムとして捉える。 これはナラティブアプローチに近いですので間違いです。 3 対話を、専門家ネットワークと個人的ネットワークの間に生まれるものと捉える。 これも間違いです。 4 個人と環境の継続的な相互作用により、無力化が起こると考える。 これもナラティブアプローチの考え方です。 5 クライエントが、自分の人生を描き出す対話のパートナーとなる。 これも間違いです。 第29回 問題101 パールマン(Perlman,H. )が提唱した問題解決アプローチの援助技法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1 社会生活技能訓練(SST)の技法を用いる。 2 ライフストーリーの書き換えを目指した技法を用いる。 3 部分化の技法を用いる。 4 強化による行動変容によって適応行動を増やす技法を用いる。 5 例外探しの技法を用いる。 1 社会生活技能訓練(SST)の技法を用いる。 問題解決アプローチではSSTは用いられません。 SSTが用いられるのはエンパワメントアプローチです。 2 ライフストーリーの書き換えを目指した技法を用いる。 「ライフストーリー」とか「書き換え」とくればナラティブアプローチですので間違いです。 3 部分化の技法を用いる。 これが正解です。 4 強化による行動変容によって適応行動を増やす技法を用いる。 これは行動変容アプローチのことなので間違いです。 5 例外探しの技法を用いる。 例外探しの技法を用いるのは解決志向アプローチですので間違いです。 第30回 問題103 エンパワメントアプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1 人・状況・両者の相互作用という三つの相互関連性からクライエントの問題を捉え、「状況の中の人間」という視点を重視する。 2 観察可能な行動として問題を捉え、行動に影響する諸条件を操作することにより行動を変容させる。 3 危機的な状況に陥ったクライエントにできるだけ早期に介入し、現実を受け入れ再出発することを支援する。 4 クライエントが、自分の置かれている抑圧状況を認識し、潜在能力に気付き、対処能力を高めることに焦点を当てる。 5 クライエントのニーズを援助機関の機能との関係で明確化し、その機能を個別化して提供することに焦点を当てる。 1 人・状況・両者の相互作用という三つの相互関連性からクライエントの問題を捉え、「状況の中の人間」という視点を重視する。 「状況の中の人」とくれば心理社会的アプローチですので間違いです。 2 観察可能な行動として問題を捉え、行動に影響する諸条件を操作することにより行動を変容させる。 行動変容アプローチの内容なので間違いです。 3 危機的な状況に陥ったクライエントにできるだけ早期に介入し、現実を受け入れ再出発することを支援する。 危機介入アプローチの内容なので間違いです。 4 クライエントが、自分の置かれている抑圧状況を認識し、潜在能力に気付き、対処能力を高めることに焦点を当てる。 これが正解です。 5 クライエントのニーズを援助機関の機能との関係で明確化し、その機能を個別化して提供することに焦点を当てる。 機能的アプローチの内容なので間違いです。 第29回 問題94 アメリカにおけるソーシャルワークの統合化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1 統合化の背景には、専門分化されたソーシャルワーク実践が多様化する社会問題に対応できていたことがある。 2 統合化とは、ケースマネジメントとカウンセリングに共通する新しい知識や方法を明らかにする動きのことである。 3 ミルフォード会議の報告書(1929年)において、「ソーシャルケースワーク」という概念が初めて示され、統合化への先駆けとなった。 4 ジェネラリスト・アプローチは、ソーシャルワークの統合化の一形態である。 5 精神分析学は、ソーシャルワークの統合化に大きな影響を与えた。 1 統合化の背景には、専門分化されたソーシャルワーク実践が多様化する社会問題に対応できていたことがある。 対応できていなかったので統合化されたので間違いです。 文章が変ですよね。 2 統合化とは、ケースマネジメントとカウンセリングに共通する新しい知識や方法を明らかにする動きのことである。 統合化とはケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの統合ですので間違いです。 3 ミルフォード会議の報告書(1929年)において、「ソーシャルケースワーク」という概念が初めて示され、統合化への先駆けとなった。 「ソーシャルケースワーク」の概念が初めて示されたのは、リッチモンドの著書「ソーシャルケースワークとは何か」で、1922年のことです。 4 ジェネラリスト・アプローチは、ソーシャルワークの統合化の一形態である。 これが正解です。 5 精神分析学は、ソーシャルワークの統合化に大きな影響を与えた。 ソーシャルワークの統合化に大きな影響を与えたのは「システム理論」ですので間違いです。 第29回 問題98 システム理論に基づくソーシャルワーク実践モデルに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1 ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの主要三方法を統合する視座を示した。 2 システムの中心を個人とみなし、個人の変化に焦点化する方法を示した。 3 クライエントの自己への評価の低さに伴う否定的な感情に注目する視座を示した。 4 現実は社会的に構成されるという見方を示した。 5 精神の力動性に着目し、パーソナリティの変容を目指す視座を示した。 システム理論は、ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの統合化に影響を与えた理論で、個人、グループ、コミュニティの全体をシステムとして捉える考え方です。 選択肢の中で最も適切なのは、明らかに選択肢1です。

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ソーシャルワークの各種アプローチ

ソーシャル ワーク と は

が援助を行う際、指針とすべき専門職の価値と倫理がある。 人間の尊厳、社会正義などの専門職の価値と、そこから導かれる倫理原則である。 こうした専門職の価値と倫理は、倫理綱領として明文化されている。 倫理綱領には、「人間は生まれながらに平等であること、またかけがえのない存在であること、一人ひとり違った素晴らしさと可能性を秘めている」、「偏見や差別をなくし、常に社会や組織、人々が公正であるよう働きかけるべきである」などの指針が盛り込まれている。 このような価値を根底におき、は、社会正義を実現し、あらゆる者の人権尊重と、特に弱者の権利を擁護する。 すなわち、の価値とは、が時代に関係なく求め続けてきた、人間観と社会観を集約したものである。 を行うにあたって、上記のようなことが求められる背景には、競争社会による弊害があります。 現代の競争社会は、強者が弱者の権利を侵害するという不正義で満ちあれています。 多数決、多数派が正義とされれば、少数派や競争すらできない人のはありません。 ですので、は、社会正義の実現のため、競争社会で「強者」になれなかった人たちの権利を擁護し、それぞれがもっている可能性を実現できるよう働きかけることを使命としているのです。 それが専門職として、が自身の根底におかなければならない価値です。 【援助技術論1-1】 が援助を行う際、指針とすべき専門職の価値と倫理がある。 人間の尊厳、社会正義などの専門職の価値と、そこから導かれる倫理原則である。 こうした専門職の価値と倫理は、倫理綱領として明文化されている。 は利用者の評価に際して、人間がもつ状況的な違いは個性や境遇であり、決して優劣ではない事、さらに、人間は生来、平等でかけがえのない存在ある事を強く確信し、同時に、人間は平等でかけがえのない存在でありながらも、違った個性と多様性をもっている事を認識する必要がある。 それは、文化的違いと多様性を尊ぶ事であり、様々な利用者に同じ熱意で援助を行うべきである。 加えて、利用者の利益を最優先に考えるという倫理観に立ち、自分や同僚の援助を点検し、必要であれば厳しく戒め合うべきであり、その繰り返しが専門職としての評価を高めるのである。 次に、援助技術において、援助関係を取り結ぶ際に活用しなければならない原理、原則がある。 この場合の原理とは、援助技術を展開する際に基礎となる本質的な概念であり、原則とは、原理から導き出され、援助関係において適用可能な共通の法則である。 よって、原理は原則の上位概念であり、一次的原理、二次的原理、三次的原理からなる。 一次的原理は、専門的援助関係の基本原理であり、人間の尊厳・個人の尊重重視の原理である。 二次的原理は、専門的援助関係の価値原理であり、個別化の原理、主体性尊重の原理、変化の可能性の原理の3つから構成される。 三次的原理は、専門的援助関係をさらに具体化したもので、専門的援助関係の展開原理である。 以理はいくつかの原則が構成要素となっており、ティックの7原則も含まれる。 原則には予定調和的原則、選択意思の尊重の原則、自立性尊重の原則、自己決定の原則、受容の原則、非審判的態度の原則、統制された情緒関与の原則、秘密保持の原則、参加の原則、意識化の原則、援助の原則、援助システム維持・強化の原則、援助システムと関連システムの連携・調整の原則などがある。 の専門性を構成する重要な要素として、専門職の価値と倫理、専門的知識、専門的技術の3つが挙げられる。 専門職の価値と倫理とは、目には見えにくいが、非常に重要な働きをし、が行動するための動機づけ、活力、方向性を与えてくれるものである。 これがなければ、非人道的、非福祉的なものに負けてしまうであろう。 専門的知識とは、一般知識と同様、積み重ねるものであり、専門職としての学術的な強さと信頼性が生まれる源である。 専門的技術とは、積み重ねた知識から生まれる様々な固有の技術である。 この3つがバランスよく保たれているとき、は成長し、多くの問題から社会や人々を守る働きをするのである。 における倫理、原理、原則と、専門性との関係は密接であり、不可欠である。 の専門的な援助過程は、一定の方式、手法に従って進められるが、その基本となるものは利用者と援助者の専門的な人間関係である。 これを機軸に、個人と環境との関係に関わりをもちながら、様々な技術、技能を活用しつつ、援助過程が展開される事になる。 そのためには面接法と観察法を習熟しなければならない。 利用者と最初から本格的な人間関係が形成される事はなく、面談の回数を重ねていくうちにと呼ばれる信頼関係が深まっていき、意思疎通や情報交換が円滑に行われるようになっていくのである。 として・・・ レポート原文1579字 endertalker.

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