パラサイト 考察。 【ネタバレ考察】韓国映画『パラサイト 半地下の家族』のメタファーと結末|大学生のゆうとぴあ

今さら聞けない?映画『パラサイト 半地下の家族』伏線15連発&ネタバレあらすじ

パラサイト 考察

あらすじ キム一家は4人家族で半地下に住んでいるが、全員が失業中。 ピザケースを組み立てる内職でなんとかその日暮らしをしていた。 父 ギテクは、過去に台湾カステラの事業を立ち上げてみたこともあるが、悉く失敗。 今では貧困から這い上がる気力も無くしてしまったように見える。 母 チュンスクは、うだつの上がらない夫 ギテクに厳しく当たる。 息子の ギウは、大学受験に4回も失敗して浪人生活から中々抜け出せていない。 娘の ギジョンは、器用で才能もあり、美大進学を目指しているが、予備校に通う金もなく、くすぶっている。 ある日、 ギウの友人 ミニョクが訪ねてくるところから物語は始まる。 自分が海外留学する間、 ギウに高台に住む裕福な一家のところで女子高生の家庭教師をやってほしいと言うのだ。 IT企業の社長 パク・ドンイクの家を訪れた ギウは堂々とした態度と受け答えで見事に母 ヨンギョと娘の ダヘの信頼を勝ち取る。 息子 ダソンは、 情緒不安定で手のかかる が美術の才能がある。 母 ヨンギョは優秀な美術教師を探していた。 ギウは、知り合いに優秀な美術教師がいると提案する。 翌日 ギウがパク一家に紹介したのは、美術教師に扮した妹 ギジョンであった。 スタッフ・キャスト 映画『パラサイト 半地下の家族』感想・考察 ブラックユーモア溢れる序盤 この映画、冒頭のシーンからブラックユーモアで観客を笑わせてくれます。 息子の ギウと妹の ギジョンは上の階の住人のWiFiが拾えなくなったとスマホ片手に家の中をウロウロ。 ようやく電波が拾えたのは家の中で一番高い場所である便所付近。 常にジメジメしているし、ゴキブリはうろつくは、窓を開けていると通りで撒く消毒剤が部屋に充満するわと、半地下での生活は中々に厳しい。 家族で精を出すピザケース作りの内職でも、完成度が悪いとピザ屋のアルバイトから賃金を値切られる始末。 一介のアルバイトからも軽んじられるところにキム一家の半地下生活が格差の階層でもかなり下に位置することがわかります。 この社会は幾重にも格差の階層があることが仄めかされているシーンだと思われます。 彼らの生活は滑稽なほど悲惨で、不謹慎ながら笑ってしまうんですよね。 キム一家が高台のお金持ちパク一家にパラサイトしていく過程で 、ブラックユーモアがさらに爆発して行きます。 あの手この手と悪知恵を働かせて、ひとりまたひとりと、パク一家の中で立場を得ていく様は、貧困版『 オーシャンズ11』といった感じ。 キム一家と対比で配置されたお金持ちのパク一家が非常にステレオタイプで誇張されたキャラクターなんとも笑いを誘います。 擦れに擦れて悪知恵が働くキム一家に対して、裕福で気持ちにも余裕があり、人を疑わないパク一家。 恐らく多くの観客はキム一家の視点でパク一家を観察すると思いますが、私はパク一家の生活のあり様に不思議と居心地の悪さのようなものを感じました。 キム一家の、豊かな生活に焦がれるけども馴染めないという状況を感じ取ったからなのかもしれません。 パク一家の母 ヨンジョがテンションが上がるとルー大柴ばりの英語交じりで話すところには悔しいけど毎度笑ってしまいました。 「誰も発砲することを考えもしないのであれば、弾を装填したライフルを舞台上に置いてはいけない。 」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 チェーホフの銃 これは、ストーリーで序盤で提示されたモチーフが、後段の展開で重要な要素になるという手法のことで、逆に言うと、ストーリーに不要なものは作品に配置してはならないという掟とも言えます。 本作はまさに「 チェーホフの銃」のとおり、作品のテーマを語る上で重要なモチーフが序盤から多く散りばめられています。 ここでは作中で重要になるモチーフについていくつかピックアップして紹介します。 坂を上って上ってたどり着くパク家。 ギウがパク家を訪問する際、極端に引きの画で、ギウが画面上にフェードアウトしていくカットがあります。 ここで観客は視覚的な高低差によってキム一家とパク一家の貧富の差を意識させられます。 パク家のリビングは壁一面がガラス窓になっていて、外の景色がショーウィンドウのごとく感じられる作りになっています。 作中、パク家のお庭でホームパーティーが開かれる場面があるのですが、家庭教師として潜り込んでいるギウはパーティーには参加せず、どこか心ここにあらずといった感じで窓辺から外の様子を眺めています。 窓から見える形式は理想の裕福な生活のはずですが、どうしてもそれを現実のものとして見ることができない。 この作品に登場する窓越しの景色はアナタにはどのように映るでしょうか。 臭い 中盤以降、特に強調されるモチーフとして「臭い」があります。 身分を偽り、上流階級の生活に寄生してみたところで、元来の貧困ゆえのさもしい様のようなものを本作では「臭い」という形で表現されています。 食事姿というものはその人の人間性を端的に表してしまうものだと思います。 中盤、キム一家全員が寄生することに成功し、勝利祝いの宴を開くシーンがまさにそこをありありと描いています。 テーブルには食い散らかした食事が散乱し、ソファに寝そべりながら腹をかく。 酒はボトルからラッパ飲み。 せっかく半地下から脱出して、裕福な生活に寄生することに成功しても、体に染みついた所作は変わらない。 それは一度染みついたら拭えないまさに「臭い」であると言えます。 次からは作品の重要な部分についてのネタバレを含むので、この映画を本当に楽しみたい方は今すぐブラウザを落として映画館へ向かいましょう。 下には下が・・・(ここからネタバレ含みます) 寄生先のパク一家が息子ダソンの誕生祝いにキャンプへ行き、家を空けた嵐の夜。 キム一家は勝利を祝うかのようにリビングで一家揃って酒盛りをしていた。 そこにひとりの訪問者が現れる。 それは、かつて自分たちが寄生するために追い出した元の家政婦だった。 ここからブラックユーモアに頬を緩めていた観客も表情を強張らせていきます。 なんと、元家政婦はパク家の 秘密の地下シェルターで人知れず自分の夫を匿っていたのです。 この社会は 幾重にも格差が折り重なるようにして形作られているということが示されます。 この展開にはホントに驚きました ここからはキム一家と家政婦夫婦の取っ組み合いのバトルがスタート。 どちらも今の立場を死守するため、それはものすごく泥臭くて惨めなバトルが繰り広げられます。 しかし、嵐のせいで予定を切り上げたパク一家が突然の帰宅。 豪邸脱出ステルスミッションをなんとかクリアしたキム一家は家政婦役の母チョソクを残して、半地下の家へと帰っていきます。 ここで、改めて高台のパク一家の豪邸とキム一家の半地下の位置関係が明らかになっていきます。 ひたすらに階段を下ること下ること。 一体いつまで下ればたどり着くんだというほど。 ここで、嵐と街が大きな舞台装置として機能します。 下りに下ったところにあるキム一家の半地下は豪雨で完全に浸水してしまっています。 下水より低い半地下は、逆流した汚水まみれ。 パク一家のリビングで談笑しながら眺めていたはずの雨によって、自分たちの本来の生活は徹底的に破壊されてしまう。 キム一家が避難所で雑魚寝を強いられている中、パク一家から台風一過で晴れたからホームパーティをしましょうと誘われるあたり、なんとも風刺が効いています。 最後にそれでも残っていたものは・・・ 終盤、父 ギテクは決定的な行為を行ってしまいます。 なぜ、彼があのような行為を行ってしまったのかは、やはり「自尊心」だと考えられます。 明日食う飯も怪しいキム一家でしたが、家族仲はよく、なんだかんだこの生活を受け入れ楽しんでいる節もありました。 しかし、なにもない生活でも捨てきれないものが「自尊心」だったと。 嵐の夜、豪邸でステルスしているときに、パク一家が ギテクの「臭い」について言及します。 やはり、どこまでいっても自分は上にはいけない。 なぜなら寄生するには上のものがいなければならないのだから。 おわりに 本作は、韓国で深刻な問題となっている格差社会を題材としていながら、単なる社会風刺映画に終わっていないところが秀逸です。 社会風刺でありながら、笑えるコメディ作品であり、ハラハラドキドキのサスペンス作品でもあるという傑作でした。 ぜひ、今年の映画体験は映画『 パラサイト 半地下の家族』から、はじめてみてください。 それでは、また次の映画でお会いしましょう。

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パラサイト半地下の家族ラストのネタバレをあえて書いてみた

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韓国映画『パラサイト 半地下の家族』貧富差のメタファー(暗喩)を考察 この映画は富裕層と貧困層の対比を描いておりますが、ストーリーの中にもそれを暗喩している表現・描写が沢山あります。 階段 この映画において、階段は最も象徴的に描かれています。 この映画には数々の長い階段が出てききており、 物理的な上下が貧富差を表しているのです。 例えば、貧乏一家が住む家は階段を降りた半地下にあります。 また、高台にあるパク一家の豪邸にたどり着くまでにはとてつもなく長い階段を登る必要があり、一方リビングからつながる地下室には長く不気味な階段を降りていきます。 この長すぎる階段(誇張された上下関係)こそが、登場人物の貧富差を表していると言えます。 雨 この大雨に対する認識の差は貧富差を大きく表しています。 大洪水により、半地下にあるキテク一家の家は壊滅します。 彼らは避難所での生活を余儀なくされ、支援物資の服を来てなんとか再びパク一家に出勤します。 一方、パク一家は大雨の被害など気にもとめず、むしろ大気中のPM2. 5が少ないと安堵する始末です。 大雨が降った日、高いところから低いところへ流れる土砂水は、落ちていくしかない貧困層のしがない運命を揶揄しているとも言えます。 ラストシーンで、キテクは自ら地下室へ入っていくことを選びます。 元々半地下に住んでいたキテクが最終的に完全なる地下へ入っていくのは、貧困層はこの土砂水のように下っていくことしかできないことを象徴しています。 キテクの、「自分のいるべき場所がどこかすぐにわかった。 」というセリフがそれを表しています。 臭い 臭いもこの映画では貧困を象徴する大きな役割を果たします。 本作では臭いを嗅ぐという行為が何度も行われます。 例えば、最初にパクの息子ダソンが、ギウ達家族の臭いが一緒だと言い出します。 また、車の中でキテクと一緒に過ごすパクが、キテクのことを「切り干し大根のような臭いがする」と言い表しています。 パク達一家が気づいた臭い、それは半地下で過ごす内についたキテク一家の貧困層の臭いです。 富裕層であるパク一家は普段触れることのない貧困層の臭いを嗅ぎ、違和感を感じ始めるのです。 どんなに演技し着飾っても、体に染み付いた貧困層の臭いを隠すことはできません。 計画と無計画 もう一つ富裕層と貧困層を分けるものがあります。 それは「計画」と「無計画」です。 計画とは本来富裕層(=上流階級)の特権であり、社会のシステムは全て計画的に動いています。 一方、キテクら貧乏人は計画など立てずに自然体で生活しています。 キテクは 「無計画こそが最高の計画だ。 」と言います。 なぜなら、どの計画にも必ず穴が存在するため、計画など立てずに無計画、すなわち本能的に動くことこそが成功の秘訣なのだと。 しかし今回生まれて初めて、息子のギウがパク一家で働くための計画を立てます。 「息子よ、お前には計画があるのか。 」 キテクのこの名言は、 今まで無計画に和気あいあいと楽しく暮らしていた家族が、計画を立てることによって自分たちの運命に争い、崩壊してくことを予期していた表現と言えます。 (ネタバレ)韓国映画『パラサイト 半地下の家族』結末の考察 前半まではキテク一家がパク一家に寄生していくコメディー映画でしたが、大雨の日に元家政婦のムンクァンジュがやって来ることで映画の流れは一変します。 最終的にはスリラーな展開となり、殺戮が繰り返されることになります。 以下では、ラストシーンにおける登場人物の心理的な動き、および結末について考察しました。 なぜ地下の住人グンセはキム一家を殺害しようと思ったのか 地下の住人グンセはキテク一家に縛り上げられ、妻で元家政婦のムンクァンジュは、キテクの妻チョンソクに蹴られた際に階段を転げ落ちて死亡しました。 妻を殺され、今までの地下生活を奪われた復讐心からキテク一家(特にチョンソク)に対する殺意がありました。 またそれだけでなく、グンセは「リスペークト!」などと叫び、自分に地下空間を与えてくれているパクに対して狂信的な感情を抱いていました。 グンセは パクに対する信仰心のあまり、パクの周りにいる人物全員に敵意を持っていました。 その敵意はキテク一家のみならず、パクの妻ヨンキョに対しても同様です。 長らく地上に出ておらず陽の光を浴びていないグンセは、重度のうつ病状態にあったと考えられます。 地下から這い上がったグンセは、自らの復讐心と信仰心のもと、殺戮を実行しました。 なぜキテクはパクを刺し殺したのか 地下の住人グンセによりキテクの娘ギジョンは刺され、生死を彷徨っていました。 一方、富裕層連中はそれを気にも留めず逃げ惑っていました。 パクは「車のキーをよこせ」とキテクに言い、グンセから漂う異臭にしかめ面をしていました。 人が刺されて生死を彷徨っているというのに、この男は貧乏人の臭いにしかめ面をしている。 キテクは富裕層の非情さに対し、衝動的に怒りを感じました。 キテクはパクから「一線を超えてこないからいい」と評価を受けており、常に貧困層である自分と富裕層であるパクの境界をわきまえていました。 しかしこの瞬間だけは、どこまでも利己的な富裕層(特にパク)に対して怒りが込み上げ、今まで守ってきた一線を超えてパクを刺し殺してしまいました。 なぜキテクは地下へ行くことを決意したのか パクを刺し殺したのち、冷静になったキテクは一度は逃げようと試みます。 しかし「このまま逃げても捕まるだけだ」という恐怖感と、「自分は地上にいるべき人間じゃない」というある種の自己嫌悪感に襲われ、そのままパク家の地下に潜っていくことを決意します。 「自分の行くべき場所がどこか、すぐにわかった。 」 坂を流れる土砂水のごとく、人間も上から下へと流れ落ちていくだけなのです。 半地下に住んでいたキテクは、人を殺したことで半地下のさらに下である地下こそが、自分にとって一番ふさわしい場所だと考えたのです。 映画の題名「パラサイト(=寄生虫)」とはいったい誰のことか? 「半地下の家族」という映画の副題や、パク一家とキテク一家が対照的に描かれているポスターからも、最初はキテク一家がパク一家へのパラサイト(=寄生虫)だと考える人が多いと思います。 しかし、キテク一家に一定の嘘はあるものの、全員正規の労働の対価としてお金を受け取っています。 本当の意味での寄生虫は、地下にこっそり住んでいたグンセであり、パク一家にとっての見えない脅威だったのです。 (最後に)韓国映画『パラサイト半地下の家族』を見た方にオススメ いかがでしたでしょうか? 様々なメタファーを用いながら貧富差を象徴的に描き出し、コメディーからスリラーへの凄まじい変化を遂げる映画『パラサイト半地下の家族』は2019年カンヌ国際映画祭での最高賞(パルム・ドール賞)を受賞しました。 ちなみに、2018年にカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した作品は日本の でした。 こちらも日本の貧困層を様々な手法で描いており、見応えのある作品となっております。 本映画が気に入った方は でポン・ジュノの他の作品および『万引き家族』をチェックしてみてください。 初月無料です!.

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『パラサイト 半地下の家族』3つのポイントを意識すると3倍おもしろくなるネタバレ感想

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映画『パラサイト 半地下の家族』、ポン・ジュノ監督が明かす種明かし、および筆者とオンラインの考察をリストアップ。 走り書きな上、韓国語ソースはredditに投稿された英訳を参照しているため、信頼度は低いです。 長女こそ家族でもっとも賢い人間。 さらに、殺人事件の発生を防げた唯一の存在(地下室夫婦に食べ物をわけようとした)。 その彼女だけが殺されてしまう皮肉と悲劇 ・ラストについて 監督談: ギウの給与では、あの家を買うのに500年以上かかる ・ダソンの絵は予言? 筆者考察: 自画像ではなく「幽霊」? 背後は晴天、そしてテント。 誕生日パーティーを予告している? こちらの絵は「額から血を流しながら刃を持って芝生に立つ絵」。 また、ギウはダソンの絵をオラウータンと間違える。 その絵に描かれた「幽霊=地下室の男」は、猿のようにバナナに食らいつき、四つん這いで階段をのぼり、原始的な方法で 猿のように 石を落としてギウを殺そうとする。 NYT考察: 物語の序盤、ギウは「メタファー」という言葉を繰り返すが、だんだんと口にしなくなる。 メタファーに呑み込まれた。 ・チャパグリ 監督談: チャパグリの「ノグリ+チャパゲティ+韓牛」は3つの家族の暗喩。 インスタント・ラーメン2つと高級国産牛肉のミックス。 reddit解説: 韓国において国産サーロインは高額、果物も高い ・雨に喜ぶ韓国人 reddit考察: 豪雨への反応で貧富の差が演出されるが……一方、金持ちのヨンギョが喜んだ理由は、大気汚染が雨によって緩和されたから=空気が綺麗になったから。 redditでは「おもに2015年以降中国が半島の近くに増設した工場が大きな影響を与えた」「雨を喜ぶ韓国人は多い」と記述されている。 ポン・ジュノ監督によると、雨のモチーフをヒッチコック監督リスペクト 関連ニュース? 「中国原因」の大気汚染と空中戦、韓国が黄海上で人工降雨実験 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News ・パク邸の電気 reddit考察: ムングァンの夫は、倉庫へ下がる階段の明かりも操作していた? 序盤、ヨンギョとギジョンの会話シーン、家政婦ムングァンが倉庫からあがってくる。 このときは明かりがついていたが、ヨンギョとギジョンが会話を進めるなか、すっと(自動的に)消える。 この時に地下室の男は食事を受け取っており、妻への気づかいで消灯を遅らせた? 中盤、解雇されたムングァンがパク邸を訪問し、倉庫に向かったときは明かりはずっと消えたままになっている。 そのあとキム家の母チュンスクが追いかけるかたちで階段を下がった時も明かりはつかない。 また、劇中フォーカスされる上階段の明かりにしても、男が尊敬するパク社長が通るときしか自動的に明かりがつかない? ・地下室の男の人生 監督談: 終盤、地下室の男は、ギウを半殺しにして包丁を持って庭に出たにもかかわらず、富裕層たちのうしろでしばらく立ったままの状態でいる。 内向的でシャイな性格の彼が凄惨な暴力に出る不条理と悲劇。 reddit考察: 家政婦ムングァンの夫が暮らす地下室には法律関連の書籍が並んでいる。 しかしながら、年を重ねても合格できなかった結果、就職口を見つけられない人々が多い。 台湾カステラとおなじく、彼が「努力してきたこと」、格差社会の不条理を表すカット。 台湾カステラは、2010年代韓国で一大ブームになって店が乱立したものの、TVが「悪質な化学物質を使用している」デマを報道したため、多くの自営業者が閉店に見舞われた。 キム家の父ギテクもこの事業で失敗している。 ・2人分の食糧 reddit考察: 家政婦ムングァンについて、パク社長は「マイナス要素は2人分食べることだけ」と語る=地下室の夫に食糧を与えてたことの伏線。 のちのち、彼女は「自分でお金は払っていた」と弁明。 地下の住人は「パラサイト」だとしても「泥棒」ではない。 ダソンにとって、家の中で親しい者は家政婦ムングァンただ1人。 そのため、解雇シーンで彼のカットが入る reddit考察: ムングァンは解雇後もダソンとメールしている? ・ダヘの孤立 reddid考察: パク家でダヘは疎外されている? 父親は息子ばかりかまう。 母親は彼女にだけラーメンの誘いをかけない。 ギウに惹かれた理由は、脈拍のくだりで存在を気にかけてくれたから?(新旧家庭教師の両方と恋愛関係にあった可能性も?) ・ギウの友人ミニョン 筆者考察: ミニョンが不正家庭教師の誘いをかけなければ始まらなかった事件だが、起点となる彼にしても、無意識に友人を見下す富裕層? 「大学行かないんじゃなくて行けない」問答は格差と無理解のあらわれ。 大学の友人に家庭教師をオファーしなかった理由は「ダヘをとられなくないから」。 パク家就職後に飲むサッポロビールは一般的な大衆ビール。 パク家に不法侵入したときは高級ウイスキーを空にする。 ビールとウイスキーが階級の象徴になっていると同時に、キム家が飲む酒のグレードが上昇しつづけている ・キム家の張り紙 reddit考察: 英訳すると"Being happy with what you deserve" ・母親のメダル 筆者考察: キム家の母チュンスクはハンマー投げのメダリスト。 正しく折れなかった人物は父親のギテク。 最後、彼だけがリジェクトされる ・ソン・ガンホの演技 監督談:「無計画」を語るシーンにおけるソン・ガンホの動作は同監督『母なる証明』キム・ヘジャからのリファレンス ダンスシーンで腕を顔にあてる動作?.

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