胃がん 初期 症状。 胃がんの初期症状をチェックする方法!げっぷ・下痢・嘔吐は要注意!

胃がんの初期症状は下痢?いぼが見つかったら手術で回復するのか?

胃がん 初期 症状

胃がんについて、特徴・症状・原因・分類・検査方法・診断・病期(ステージ)・生存率・治療法・再発・転移など様々な観点から解説します。 国立がん研究センターが行っているがん死亡に関する統計データによると、2016年にがんで亡くなった人は男女あわせて372,986人でした。 このうち、胃がんで亡くなった人は、45,531人(男性29,854人、女性15,677人)でした。 2014年にがんに罹患した患者数についてみると、男性では胃がんが1位、次いで2位が肺がん、3位が大腸がんでした。 同じく女性では、乳がんが1位、次いで2位が大腸がん、3位が胃がんでした。 また、2016年の死亡数が多い部位では、男性の胃がんは、肺がんに次いで2位でした。 同様に女性の胃がんは、大腸がん、肺がん、膵臓がんに続く第4位でした。 (以上、国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より)。 部位別の5年相対生存率(2006年~2008年診断例)でみると、男性は65. 3%、女性は63. 0%となっており、胃がんの5年生存率は、比較的高めといえます。 がんが限局している状態の時に診断された場合、その5年生存率は95. 9%です。 (以上、全国がん罹患モニタリング集計 2006-2008年生存率報告(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2016)より)。 胃がんとは 胃がんは、胃の壁の最も内側にある粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん細胞になって無秩序に増殖を繰り返すがんです。 胃がん検診などで見つけられる大きさになるまでには何年もかかるといわれていて、大きくなるに従い、がん細胞は胃の壁の中に入り込み、外側にある漿膜やさらにその外側まで広がり、近くにある大腸や膵臓にも広がっていきます。 がんがこのように広がることを浸潤といいます。 がん細胞は、リンパ液や血液の流れに乗って他の場所に移動し、そこで増殖することもあります。 これを転移といいます。 最も多い胃がんの転移は、「リンパ節転移」で、リンパの関所のような「リンパ節」で増殖します。 これは、早期がんでも起こることがあります。 また、進行がんの一部では、腹膜や肝臓にも転移がみられます。 特殊な胃がんとして、胃壁の中で広がって粘膜の表面には現れない「スキルス胃がん」があります。 胃がんの約10%をこのスキルス胃がんが占めていると言われています。 スキルス胃がんの場合、診断がついた時点で60%の患者さんに転移がみられます。 症状もスキルス胃がんであるからこそというような特有の症状はなく、通常の胃がんとほぼ同じ症状です。 中には初期症状として背中の痛み(放散痛)を訴える方もいるようです。 しかし、スキルス胃がんは粘膜の表面にがんが現れることが少なく、胃の壁をしみこむように浸潤していくため、内視鏡での発見が難しく、見つかった時にはすでに進行していることも少なくありません。 そのため、胃がんの症状が出ているのに、検査では異常がなく、進行してから発見される例が少なくありません。 胃がんは早い段階で自覚症状が出ることが少なく、胃がんの進行の程度にかかわらず、症状が全くないという場合もあります。 逆に早い段階から胃痛、胸焼け、黒い便がみられることもあります。 これらの症状は胃炎や胃潰瘍などにもみられる症状です。 そのため胃がんではなく、胃の別の病気であると思い放っておいてしまうこともよくあります。 定期的な検診を受けることはもちろん、症状が続くときには早めに受診することが、胃がんの早期発見につながります。 診断や治療の進歩により、胃がんは治りやすいがんの1つといわれています。 胃がんの治療は、胃がんの大きさや広がりなどによって細かく決められていますが、進行した状況で発見された場合は、治療が難しいこともあります。 胃がんにかかる人の傾向は40歳以降に顕著になります。 胃がんにかかる人の数は高齢化のために全体数は横ばいですが、一昔前の同年代の人々に比べると、男女とも大きく減ってきています。 がんで亡くなった人の数では、2004年時点で男性は第2位、女性は第1位となっていますが、統計的にみると死亡率は減少してきています。 胃がんの症状 胃がんは初期の段階で症状が出現することは非常にまれであるといわれており、進行しても場合によっては無症状のまま経過することもあります。 初期症状は合併する胃潰瘍や胃炎と類似した症状が出現するため、胃がんだと気づかず胃の不調として見過ごされることが多いのも特徴です。 しかし、胃の噴門部にがんができるなど部位によっては症状が出現することがあり、その際には胃の中に食べ物が滞ることから胃の不快感や重苦しい感じを自覚することがあります。 早期の胃がんで見られる症状には、以下のようなものがあります。 ・消化不良や胃の不快感 ・食後の膨満感 ・軽度の悪心 ・食欲低下 ・胸焼け さらに胃がんが進行すると、以下のような症状が見られるようになります。 そのため、食欲がなくなったり、吐いたりすることがあります。 下血の場合、胃からの出血は胃酸によって血液が酸化されるため、黒い便(黒色便)として見られることが多くなります。 胃がん特有の症状ではないものの、胃がん患者の多くが訴える症状です。 食物の流れが悪くなることによって、食後にものがつかえたり、食べ物がこみあがってくる感じがあります。 逆流性食道炎の場合によくみられる症状です。 また胃がんが進行すると、皮膚や白目が黄色になる黄疸、腹腔内に液体が溜ってしまう腹水、食べ物が飲み込みづらくなる嚥下困難感などが見られるようになります。 症状は全ての症状が全ての人に当てはまるというわけではありません。 胃がんの原因 胃がんの原因については多くの研究がなされており、リスク要因としていくつか分かってきているものがあります。 その中でも 特に強いリスク要因として挙がっているのが、ヘリコバクター・ピロリ菌への感染です。 WHOからも、確実な発がん因子としての認定がなされています。 ヘリコバクター・ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると、胃の表層に胃炎を引き起こします。 ヘリコバクター・ピロリ菌への感染が続くと、胃の粘膜は慢性的に胃炎が起こっている状態になり、胃の粘膜はだんだん萎縮していきます。 その結果、胃壁を形成する細胞のがん化が進み、胃がんを発症すると考えられています。 ヘリコバクターピロリ菌陰性の人たちと、ヘリコバクターピロリ菌陽性の人たちとの間で、胃がんの発症率を調べた研究では、次のような結果が出ています。 8年)経ったときには、2. 9%の人が胃がんを発症し、治療を受けた つまり、ヘリコバクターピロリ菌感染者のおよそ34人に1人が、胃がんへと移行してしまったという結果となり、胃がん発症リスクは決して低くない、ということとなります。 (Uemura N. et al. : N Engl J Med. 2001 ; 345 11 : 784-9) 胃がんのリスク因子となるものには他にも、塩分の多い食品や燻製食品の過剰摂取、野菜・果物の摂取量不足、飲酒、喫煙、保存状態の悪い食品を多く食べるなど、食習慣や生活習慣の乱れが挙げられます。 また、高齢者や男性、慢性胃炎や胃のポリープがある、血縁者の中に胃がんの人がいるという場合も、胃がんを発症するリスクが高くなります。 胃がん検診とその費用 がん検診は、検診を受けることで「がんを発見すること」だけが目的ではありません。 「検診を受けることでがんを早期に発見し、適切な治療につなげ、がんによる死亡数を減らす」という目的もあります。 胃がん検診は、日本でもっとも古くから行われているがん検診で、1983年から子宮がん検診とともに始まっています。 しかし、昨今の医療技術や医療機器の進化・伸展に伴い、2016年からは「胃内視鏡検査」が、胃がん検診の検査項目に追加され、対象者の年齢も変更されました。 「胃エックス線検査」を受ける人は40歳以上が対象ですが、「胃内視鏡検査」を受ける人は50歳以上が対象となります。 また、近年の研究などにより、「ヘリコバクター・ピロリ菌」への感染が、将来的な胃がん発症につながることが分かってきました。 また、胃がんを発症する前段階として、慢性的な胃炎や、胃の粘膜が萎縮してしまう「萎縮性胃炎」があることも分かってきました。 萎縮性胃炎があると、血液の中からは「ペプシノゲン」とよばれる物質が少なくなってきますので、検査値を元に胃炎の状態を推測することができます。 現在のところ、胃がん検診の項目として必須とはされていませんが、胃がん検診を受ける医療機関などによっては、「ヘリコバクター・ピロリ抗体検査」や、「ペプシノゲン検査」を受けられるところもあります。 胃エックス線検査 胃エックス検査とは、レントゲンを用いて胃の内部の状態を診る検査方法です。 一次検査としてのがん検診で、厚生労働省から有効性を認められている検査となります。 前日の夕食と当日の朝食を欠食してもらい、検査を受ける場所で胃の内部を診るための造影剤バリウムと、胃を膨らませる炭酸ガスを発生させる発泡剤を飲み検査を受けます。 検査は回転する台の上で、指示に従いながら体を回転させ、胃全体にバリウムを付着させて撮影します。 終了後は、渡された下剤を内服し、バリウムを完全に体外から排出するようにします。 胃エックス線検査は、放射線被ばくや検査精度にある程度のムラが生じるものの、費用が安く、検査の苦痛が少ないため、胃の検査にあまりお金をかけたくない人や、今まで胃の病気をしたことがない人、普段から胃が痛くなることがない40歳未満の方には、勧められる検査です。 費用はがん検診として受けた場合、医療機関では大体3,000円前後、保健福祉センターなどで自治体が行う場合は1,500円前後となることが多いようです。 胃内視鏡検査 胃内視鏡検査とは小型のカメラを口または鼻から挿入し、胃の内部を直接観察する検査方法です。 従来から任意型検診としては普及していましたが、2016年に「がん検診実施のための指針」が改正されてからは、対策型胃がん検診としても実施されるようになりました。 胃内視鏡検査では、粘膜の微細な変化も鮮明に見ることができ、病変と思われる部分を見つけた際には、組織を採取して顕微鏡などで詳細な検査を行う「生検」も、同時に行うことができます。 こちらも前日の夕食と当日の朝食を欠食し、病院で胃を膨らませるお薬を飲み検査を受けます。 麻酔や鎮静剤を使用しての検査が可能であるため、検査を行う施設によっては、全身麻酔と喉元のみの部分麻酔とで選択できることがあります。 胃内視鏡検査は、バリウムによる胃のX線検査よりも、胃がんの早期発見ができるというメリットがあります。 その一方で、検査をする医師の技量によって差が出る可能性があるという特徴があります。 費用は胃の内視鏡検査のみであれば3,000円前後となりますが、異常と見受けられる組織を見つけた際に採取して生検を行う場合には8,000円~10,000円前後かかります。 金額は、病院によって異なります。 また、胃内視鏡検査の場合、自主的に人間ドックで内視鏡検査をする場合は、同じ検査を受けるにもかかわらず、保険適用とならずに自費診療という扱いになってしまいます。 しかし、人間ドックを受けた結果として、内視鏡検査をすすめられて再検査、精密検査を受けた場合は、保険適用となります。 がん検診として受けた場合は生検をせず検査のみであれば保険適用となります。 ペプシノゲン検査、ヘリコバクター・ピロリ抗体検査 他にもペプシノゲン検査、ヘリコバクター・ピロリ抗体検査などが、平行して行われることもあります。 ペプシノゲン検査とは胃がんになる前に萎縮性胃炎(いしゅくせいいえん)という病態になっているかどうか、採血をして判断します。 検査が比較的安く行え、負担が少ない一方で、検査の結果と胃がんとが必ずしも結びつかないことや、陰性と診断されたにもかかわらず実は胃がんだった、という場合もあります。 ヘリコ・バクターピロリ抗体検査は胃がんとの関係性が指摘されているヘリコバクター・ピロリ菌を発見するための検査です。 検査費用は安く、検査方法も「呼気を専用の袋に吹き込むだけ」という、身体への負担はかなり少ない検査です。 その一方で、ヘリコバクター・ピロリ菌への感染が確認されても、100%胃がんになるわけではないことから、精密検査としての検査項目にはなり得ないという特徴があります。 胃がんの広がりを調べる検査としては、胸部X線、腹部超音波(エコー)、CT、直腸検査などを行うこともあります。 途中で発泡剤を飲んで胃を膨らませ、バリウムを胃の粘膜に付着させるために、身体を仰向けやうつ伏せ、左右に回転させていきます。 発泡剤を飲むとげっぷが出やすくなりますが、検査中は胃の中を見やすくするためにげっぷを我慢することが必要です。 検査の感度は70~80%ともいわれ、胃がんの早期発見に最も適した検査とされています。 内視鏡検査 ファイバースコープで胃の内部を直接見て、がんが疑われる場所の広がりや深さを調べる検査です。 以前は胃カメラと呼ばれていました。 がんが疑われる場所の組織の一部を採って、がん細胞の有無を調べる病理検査もします。 胃に直接カメラを入れることで粘膜の微細な変化も鮮明に見ることができ、凹凸の少ない病変や出血も容易に確認することができます。 また、胃X線で疑わしい病変が見つかった際に確定診断として内視鏡検査を行うこともあります。 さらに超音波の機能を伴った内視鏡で検査をする超音波内視鏡検査や超音波検査をすることもあります。 これは病巣の深達度診断や進行度を調べる際に用いられます。 直腸検査 お尻からバリウムと空気を注入し、大腸の形をX線写真で確認する検査です。 胃のすぐ近くを通っている大腸にがんが広がっていないか、腹膜転移が生じていないかなどを調べます。 検査中に大腸の中に空気が入ると、下腹部の張り感を強く感じることがあります。 胃がんの腹膜転移とは、がんが胃の外側にこぼれ落ちて、肝臓、腸、膀胱、卵巣などを包んでいる腹膜(漿膜)に付いて増殖した状態です。 腹水がたまったり、腸が狭窄を起こすこともあります。 血液検査 CEAやCA19-9と言われる腫瘍マーカーを血液検査にて調べていきます。 しかし早期の胃がんでは腫瘍マーカーの上昇が見られないことが多いため、他の検査と併せて検査をしていきます。 胃がんの病期(ステージ) 病期とは、がんの進行の程度を示す言葉で、英語をそのまま用いてステージともいいます。 医師からの説明などでは、「ステージ」という言葉が使われることが多いです。 病期には、ローマ数字が使われ、胃がんでは、I期(IA、IB)、II期、II期(IIA、IIB)、IV期に分類されています。 病期は、がんの胃の壁の中にどのくらい深くもぐっているのか(深達度)、リンパ節や他の臓器への転移があるかどうかによって決まります。 病期により治療方法が決まっています。 がんの深さが粘膜下層までのものを「早期胃がん」、深さが粘膜下層を越えて固有筋層より深くに及ぶものを「進行胃がん」といいます。 がんが胃の壁の内側から外側に向かって深く進むに従い、転移することが多くなります。 病期は治療前の検査によって決まりますが、手術のときに転移などが見つかれば変更されることもあります。 胃がんは、深達度:T、胃周囲の領域リンパ節転移の数:N、遠隔臓器や遠隔リンパ節への転移(腹膜転移、肝転移、肺転移、頚部リンパ節転移など)の有無:Mによって、4つの病期(ステージ)に分けることができます。 0%となっており、全症例では73. 4%です(すべての胃がん、男女計、全年齢計にて集計)。 胃がんは早期発見し、早期治療を受けることで、生存率を高めていくことができるといえるでしょう。 胃がほとんど残るため合併症などが起こる可能性が低くなります。 胃を広い範囲で切除し、転移しているリンパ節を切除します。 食道と残った胃の間を空腸でつなぎ、液の逆流を防ぎます。 脾臓も場合によって切除することがあります。 胃切除後は、腸を切って持ち上げて食道とつなぎます。 胃だけでなく多臓器合併切除(膵臓、脾臓、大腸などを一緒に切除)や拡大郭清(遠くのリンパ節を切除)も一緒に行われます。 がんによって食べ物が通らなくなった、腸閉塞になったといった場合にバイパスを作ります。 腫瘍による症状の緩和や、延命目的に行われるものの標準的な治療ではないため病状によって適応が検討されます。 また、早期の胃がんである場合は内視鏡を使用してがんを切除することも可能です。 これは内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)といわれ、粘膜下層にがんがとどまり、転移の可能性が無い場合に行える手術です。 近年、治療適応の拡大や技術的な進歩によって、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が普及しています。 抗がん剤 化学療法 化学物質(抗がん剤)を利用してがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。 全身のがん細胞を攻撃・破壊し、体のどこにがん細胞があっても攻撃することができる全身療法です。 胃がんの治療ではフルオロピリミジン系薬剤であるフルオロウラシル(商品名:5-FU)、S-1、カペシタビンなど、プラチナ系薬剤(シスプラチン、オキサリプラチン)、タキサン系薬剤(パクリタキセル、ドセタキセル)、塩酸イリノテカン、ラムシルマブなどの抗がん剤を単独または組み合わせて使用します。 また胃がんは約10~20%にHER2 ハーツウ という細胞増殖にかかわるたんぱく質が多く発現していることが知られていることから、HER2の働きを抑える分子標的療法を化学療法と併用して行うことがあります。 一般的に、胃がんは化学療法のみで治療することが難しく、病期IIより進行している場合は手術後に補助化学療法を行います。 また、延命や症状の緩和のために化学療法を行うこともあります。 免疫療法 上記の三大治療法に加えて、免疫療法は近年「第4の治療法」として期待されています。 免疫療法は研究が進められていますが、有効性が認められた免疫療法は免疫チェックポイント阻害剤などの一部に限られています。 自由診療で行われている免疫療法には効果が証明されていない免疫療法もありますので、慎重に確認する必要があります。 食事 胃を切除したからといって、必ずしも制限しなくてはならない食事はありません。 しかし、胃は食物を一旦留めて、消化するという働きがあります。 手術による胃がんの治療を受けた後は、胃が小さくなる、あるいは無くなってしまうため、これらの働きが上手く機能しなくなってしまいます。 胃がんの治療後の食事には、少量の食事を複数回に分け、よく噛んで、ゆっくり食べるようにします。 食事の食べ方は、治療後の胃の状態に合わせながら、自分なりの食事のリズムを徐々に作ることが大切です。 特に退院後2~3か月の間は、1日の食事を3食および2~3回の間食を目安にし、胃腸への負担を少なくするような食事を心がけましょう。 手術を受けた後しばらくの間は、きのこ類、こんにゃく、イカなど、噛み切れない、消化が悪い食品を避け、うどんや白米など、噛むことで小さくしやすく、消化の良い食事をするようにしましょう。 また、肉や魚は、少量でも栄養価が高い食品です。 食べ過ぎるのは良くありませんが、少しずつ胃をいたわりながら摂るようにしましょう。 その他、牛乳や、ヨーグルト、チーズなどの乳製品、卵、豆類なども、調理法や食べ方に工夫して、ぜひ摂りたい食品です。 また、胃の開腹手術を受けた場合、腸管の癒着が起こる可能性があり、飲み込んだ食べ物が腸管を通過できなることがあります。 特に、生野菜(ピーマン、トマトなど)、きのこ類、海草類(昆布など)、ちくわ、油を多く含む豆類などの食品は、細かく切って調理し、よく噛んで食べるようにしましょう。 個人差はありますが、手術後3~4か月が経過すれば3食の摂取量が徐々に増えてきますので、その分、間食の量を減らしていけるようになります。 お酒については、胃の手術を受けた後でも、主治医からの許可があれば少量なら摂ることはできます。 しかし人によっては、炭酸を含むビールなどはお腹が張ってしまい食事を摂りにくくなることがありますし、胃の手術前よりも「酔い易い」状態になることもあります。 食事に影響のない範囲で摂るようにしましょう。 いつ頃から、どれくらいならお酒を飲んでも差し支えないのか、主治医と相談しながら摂るようにすると良いでしょう。 pref. aichi. imic. onaka-kenko. med. shikoku-cc. higashi-totsuka. kindai-geka. jcqhc. jreast. html オプジーボ. opdivo. pdf ONCOLOGY Step3. ono-oncology. html.

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胃がん・初期症状 ~気になるあなたに簡単セルフチェック~

胃がん 初期 症状

アスクドクターズ監修医師 この記事の目安時間は6分です 胃がんの標準的な手術では、胃の3分の2以上の切除と、「第2群」といわれる部分までのリンパ節郭清(リンパ節の切除)を行います。 胃の周囲のリンパ節は胃に近い所から「1群」「2群」「3群」と分けられており、標準では2群まで切除します。 なお、予防的に3群まで切除しても治療効果に差はないとされています。 胃は食道側の入り口を「噴門(ふんもん)」、十二指腸側の出口を「幽門(ゆうもん)」と言いますが、胃がんの標準術式では、がんの部位に応じて、幽門側胃切除、噴門側胃切除などが選択されますが、がんが広範囲に広がっている場合には胃の全摘出が行われます。 切除後は、残った胃の断端と「十二指腸」や「空腸」という部分をつなぐ再建術を同時に行います。 ただ、早期の胃がんに対しては、病変(がんが起きている部分)のみや幽門を温存した縮小手術が行われます。 一方で膵臓や大腸などの周辺臓器にまでがんが進行していても、手術で一緒に切除することで「根治できる」と判断された場合には、拡大手術が行われることもあります。 ただし、 多臓器に転移している場合などでは、手術による根治は難しいため手術は行わず、抗がん剤による化学療法が選択される場合もあります。 手術の術式などによっても手術時間は変わってきますので、一概には言えませんが、 標準的な術式の場合、およそ開腹手術で2時間から3時間程度、腹腔鏡による手術で4時間から5時間程度かかります。 ただし、手術の前には麻酔や準備等も含めて1時間程度、手術が終わった後、麻酔を覚ましたりするため30分程度かかります。 したがって、実際に手術室にいる時間は手術時間よりも長くなると考えてください。 また、退院までには個人差がありますが、およそ2週間程度となります。 胃がんの手術を行うと、手術による直接的な合併症が起きる可能性と、胃切除によって胃の機能が失われることによる「胃切除後症候群」を起こす可能性があります。 術後合併症に関しては胃がんに限らず、他の手術でも起こる可能性はありますが、術後出血、縫合不全(縫い合わせがうまくいかず開いてしまうこと)、術後の腸閉塞、吻合部狭窄(ふんごうぶきょうさく、手術でつなげた部分がつまること)などがあります。 これらの術後合併症は術直後から術後1週間程度で見られます。 術後合併症が起きた場合、必要に応じて再手術となる場合もあります。 胃切除後症候群は胃切除に伴う胃の機能が失われることや再建によって生じる合併症を言います。 具体的にはダンピング症候群(後述)、貧血、骨代謝異常、胆石症、小胃症状などがあります。 ダンピング症候群とは、胃切除によって胃が小さくなっているため食べ物を胃に溜めておく機能が低下し、食べ物が小腸に急速に流入することで生じます。 症状としては食後すぐに腹痛や嘔吐、動悸などが見られたり、食後2時間から3時間してから、インスリンの過剰分泌によって、動悸やめまい、手指の震えなどが見られます。 治療としては食事を少量にして、回数を増やす食事療法が基本となります。 胃がんの内視鏡手術は、早期がんの方に限られますが、お腹を大きく開けるような手術も行わないため侵襲が低く、患者さんへの負担が小さいことが特徴です。 早期胃がんに対する内視鏡的治療には、「内視鏡的粘膜切除術 Endoscopic Mucosal Resection, EMR 」と「内視鏡的粘膜下層剥離術 Endoscopic Submucosal Dissection, ESD 」の2種類があります。 内視鏡的治療が可能な方は、以下のような方に限られています。 ・病変(がんによる変化が起きている部分)が2cm以下 ・胃の粘膜にとどまっているがん ・組織は分化型(進行が緩やかなもの) ・潰瘍を伴っていない EMRでは、病変の下に生理食塩水を注入して病変をまず浮き上がらせます。 その後、ループ状のワイヤーをかけて、電気を流すことでがんを焼き切ります。 一方、ESDでは内視鏡の先端から針状の電気メスを出して、がんの下の組織を少しずつはがしていくものになります。 ESDはEMRと比較して、大きな病変でも治療可能です。 内視鏡的治療の最大のメリットは開腹せずに治療ができることに尽きます。 一方、内視鏡手術では病変のみを切除するため、リンパ節転移がないという前提で治療を行っています。 過去の胃がん患者さんへの治療の経験に基づいて、「リンパ節転移が無い」という判断で治療していますが、外科的治療とは違いリンパ節の切除は行えませんので、 術後に粘膜を越えてリンパ節転移の可能性があれば、手術を追加する必要がでる場合もあります。 また、内視鏡的治療に伴う合併症として、胃に穴が開いてしまう「穿孔(せんこう)」や出血が挙げられます。 ただ、現在では、ほとんどの穿孔に対して緊急手術を行わなくても内視鏡的にクリップを用いて治療することが可能となっています。 腹腔鏡手術は、お腹に小さな穴を開け、そこからカメラを挿入して観察しながら専用の器具を用いて手術を行う方法です。 まず、お腹の壁と臓器との間の空間に炭酸ガスを入れて膨らませて、視野を確保します。 おへそにカメラを入れるための穴を開け、腹腔鏡(カメラ)を挿入します。 同時に手術に用いる器具を挿入するため、5ミリから10ミリ程の小さな穴を4、5カ所開けます。 そして、腹腔鏡でお腹の中を観察しながら胃切除や周囲のリンパ節の切除を行います。 お腹を大きく開ける開腹手術と異なり、身体への侵襲が小さいため、早期回復や早期退院、術後の痛みを抑えられるなどのメリットがあります。 また、傷口も非常に小さいため目立ちにくいという特徴もあります。 一方で、 直接見ながら行う開腹手術に比べて難易度が高く、手術時間も長くなるというデメリットもあります。 胃がんの治療は基本的に入院して行われます。 入院期間は治療よっても異なりますし、術後の合併症の有無など経過によっても変わってくるため一概には言えません。 おおよその目安としては、内視鏡的治療で1週間程度、腹腔鏡手術で10日程度、開腹手術で2週間程度とされています。 また、手術による切除が困難な例では、抗がん剤による化学療法が選択されます。 この場合、初回は1週間程度入院して副作用がないかなど様子を見ながら行いますが、通院が可能であれば、それ以降は通院で行うことも可能です。 まず、 胃切除後の胃の変化として食物の貯蔵能力の低下が挙げられます。 そのため、食べ物は急速に腸へと流入し、食事量も減少します。 もう1つの大きな変化は消化吸収の低下です。 胃液の分泌が減少するため、蛋白質(たんぱく質)や脂質の吸収量が低下したり、ビタミンやカルシウム、鉄の吸収も低下してきます。 胃切除後の食事について特に制限はありませんが、基本的には消化の良いものを少量ずつ食べるようにすることが大切です。 1日の食事の回数は、朝昼晩の3食に間食を2回か3回加えて、 合計5回から6回程度を目安に少量ずつ食べるようにしましょう。 特に最初の3か月程度は消化に悪いものや油の多いものは控えて、腸への負担を減らすことも大切です。 【胃がん関連の他の記事】 胃がんについての手術や入院などをご紹介しました。 胃の痛みに不安を感じている方や、疑問が解決されない場合は、医師に気軽に相談してみませんか?「病院に行くまでもない」と考えるような、ささいなことでも結構ですので、活用してください。

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胃がんの初期症状 自覚可能?おなら、口臭、食欲に変化?背中も痛む?ピロリ菌感染は自分で気づける? |アスクドクターズトピックス

胃がん 初期 症状

空腹時や食後などに、みぞおちの不快感や痛みがあるというのは、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも見られる症状ではあります。 しかし、胃がんの初期症状も同じなので要注意です。 以前は、日本人のがん死因第一位を占めていた胃がん。 がん検診や胃カメラによる検査の普及により、早期発見できれば十分完治が目指せるがんになってきました。 胃がんの初期症状として気をつけていただきたいことは、以下の2つです。 みぞおちの不快感や痛み 胃もたれ、むかつき、膨満感といったみぞおちの不快感、そして、しくしく、きりきり、ずーんといった痛みが長引く場合には、要注意です。 もちろん、これらの症状は、胃酸過多による胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも見られる症状で、市販の胃薬で改善するケースも少なくありません。 しかし、薬を飲まないと必ず痛む、食欲不振が長く続く、症状が以前より悪化している、といった時には、是非、内科の先生にご相談ください。 真っ黒なタール便が出る トイレでタールのような真っ黒な便が出た時には、自覚症状が全くない時でも、必ず、内科の先生に速やかにご相談ください。 もちろん、イカスミなどの食物や鉄剤などの薬の影響で黒い便が出ることはありますが、黒い便が続くような時には、放置は禁物です。 この黒い色のもとは、血液のヘモグロビン中に含まれる鉄分が酸化したものです。 主には、胃や十二指腸といった上部消化管の出血によって見られる症状です。 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの可能性もありますが、胃がんも念頭に置かなくてはなりません。 進行胃がんで起こる症状 胃がんの進行に伴って見られる症状には、局所の進展によるものと、他の臓器への転移によるものに分けることができます。 胃がんの局所の進展による症状 胃がんができる部位によっても異なりますが、噴門部や幽門部といった胃の入り口や出口付近にできた胃がんは、進行によって狭窄・閉塞症状を来します。 つまり、召し上がった食べ物が通過できずに、嘔吐してしまいます。 この嘔吐は、二日酔いや乗り物酔いの時とは異なり、吐き気は特段ないのに、ある時、急にどっと嘔吐してしまうということが特徴です。 また、胃がんの進行によって、出血量が増加することで、貧血が急速に進行したり、場合によっては血圧の低下などを招いたりすることもあります。 さらに、胃がんが胃の壁を食い破ってしまった場合、膵臓や胆嚢など周辺の臓器に浸潤したり、腹膜全体に広がってしまう(播種)こともあります。 腹膜播種の場合には、痛みとともに便秘や下痢などの便通異常も出てきます。 胃から他臓器への転移による症状 胃がんも、他のがん同様、血流の多い肝臓、肺、脳、骨への転移が見られますが、胃からの血液の流れを考えると肝臓への転移が多いです。 肝臓への転移が大きくなったり、その場所が肝臓からの消化液である胆汁の流れを滞留させるような部位であれば、胆汁が血液内に逆流し黄疸(皮膚や白目の部分が黄色くなる)が見られるようになります。 また、がんに共通のことですが、特に要因なく体重が減少したり、帯状疱疹(ヘルペス)を発症する場合には、何らかの悪性疾患の存在も疑われます。 万一、このような兆候が出た場合には医療機関を受診するようにしてください。 治癒率をあげるためには、早期発見・早期治療が大切です。 早期発見のためには、初期症状に注意するとともに、やはり、年に1回の定期的な健康診断を受けられることをおすすめします。 予防法、治療法については、「」に詳しくまとめています。 胃がんの初期症状や早期発見のためのがん検診に関しては「」「」「」に詳述していますので、あわせてご覧ください。

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