おたふく 風邪。 【おたふく風邪】大人も子どもの注意!おたふく風邪の症状や効果的な予防法

おたふく風邪の潜伏期間は?症状がないときもうつる?感染力は?

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おたふく風邪の予防接種は受けるべき? おたふく風邪というのは、罹ってしまうと治療法がないウイルス性の感染症です。 結論からいうと、おたふく風邪の予防接種は受けるべきです。 では、その理由についてお話します。 おたふく風邪の合併症リスクは高め おたふく風邪は、感染症の中でも合併症のリスクが高めです。 まずは、その合併症についてみてみましょう。 おたふく風邪の合併症 難聴 子供に出やすい合併症で、難聴(ムンプス難聴)があります。 おたふく風邪になると約0. 2〜1. 1%の子供が、合併症で難聴になります。 片側性のことが多く、子供だと聴こえが悪いことに気づかなかったり、異変を上手く伝えられず、発見が遅れる傾向があります。 ムンプス難聴は、 進行も速く聴覚神経を壊してしまうので聴力の回復はほとんど叶いません。 おたふく風邪の原因となるムンプスウイルスが、脳などを守っている髄膜に入ってしまうことで炎症が起き、合併症として髄膜炎になり高熱・嘔吐・頭痛などの症状が現れます。 脳炎になると、発症率は0. 2%ほどで予後は良好といわれています。 おたふく風邪の予防接種はなぜ任意?! おたふく風邪の合併症のリスクを考えると、定期接種でも良い気がしますよね。 では、なぜ任意接種なのでしょう? おたふく風邪の予防接種の副作用 おたふく風邪のワクチンには、副作用が引き起こされることがあるのです。 大抵は、 予防接種から2~3週間後に、発熱・腫れなどの副作用で発生率は約3%。 数日でこの症状も快方に向かいます。 そして、予防接種を受けるうえで、懸念材料となっているのがごく稀ではありますが 、無菌性髄膜炎をになることがあるという点。 ですが、 何千人に一人といった低い割合で、後遺症が残るほどのものではありません。 また、難聴に関してはさらに少なく数十万人に一人ぐらいの割合です。 とはいえ、日本では副作用のことを懸念して、任意接種となっています。 おたふく風邪の予防接種を受ける割合は、3割程度と先進国の中でも少ないです。 しかし、よく考えてください。 自然におたふく風邪に感染したら、1~2割の可能性で髄膜炎を引き起こします。 このリスクと考えると、予防接種でかなりリスクを低下させられますよね。 確かにおたふく風邪の予防接種による副作用のリスクはありますが、自然におたふく風邪にかかった場合のリスクと天秤にかければ、一目瞭然です。 また、予防率は100%ではありませんが90%と高い予防効果があります。 こういった点から、 おたふく風邪予防接種はよりリスクを下げるためにも、受けるべきといえます。 おたふく風邪の予防接種を受ける時期 おたふく風邪は、2歳から12歳の子供がかかりやすい感染症です。 おたふく風邪の予防接種は、1歳を過ぎたら受けられます。 2歳からの感染が多いため、 1歳~2歳の間でおたふく風邪の予防接種を受けておきましょう。 おたふく風邪の予防接種に2回目は必要? おたふく風邪の予防接種は、 1回の接種で抗体が完成しないこともあるので、2回目の摂取が推奨されています。 1回受けて安心していると、抗体ができていなくておたふく風邪に感染というケースもあるのです。 その為、子供のうちに2回目を受けておくことをお奨めします。 1回目のワクチン接種から、4~5年空けて受けるのが望ましいです。 つまり 1歳を過ぎたら1回目、集団生活が始まる小学校入学前に2回目接種が適しているでしょう。 この時期には、水疱瘡の予防接種も検討されていると思いますが、おたふく風邪に使われるワクチンは生ワクチンです。 最低でも、4週間以上は間隔をあけて他の予防接種をうけましょう。 スポンサーリンク おたふく風邪予防接種の費用 おたふく風邪の予防接種は、病院によって費用が変わります。 自由診療なので、病院ごとに料金を設定されているのです。 平均でいうと、おたふく風邪のワクチンは5,000円~7,000円ほど。 但し、市町村によっては公的助成金がでる場合があります。 助成金の金額・対象年齢など、市町村でバラバラですので各市町村に問い合わせてみましょう。 対象年齢があることから、助成金が出る年齢まで待つご家庭もあります。 しかし、それまでにおたふく風邪が流行するリスクもあるのでよく考えたうえで慎重に判断してあげましょう。 おたふく風邪は、通年性の感染症ではありますが3年~4年に一度大流行が見られます。 前回の大流行は、2016年だったのでワクチンを接種早めに受けておくと良いでしょう。

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おたふく風邪の予防接種はいつ受ける?大人も受けられる?

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(IDWR 2003年第35号掲載) 流行性耳下腺炎(mumps)は2~3週間の潜伏期(平均18日前後)を経て発症し、片側あるいは両側の唾液腺の腫脹を特徴とするウイルス感染症 であり、通常1~2 週間で軽快する。 最も多い合併症は髄膜炎であり、その他髄膜脳炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎などを認める場合がある。 疫 学 流行性耳下腺炎は、5世紀にヒポクラテスがThasus島で、耳の近くが両側あるいは片側のみ腫脹する病気が流行したのを記載したのが最初であり、耳周辺の痛みを伴うこと、睾丸が腫脹することも記載されている 1)。 ムンプスという名前の由来は不明であるが、ひどい耳下腺炎を起こした患者がぼそぼそ話す(mumbling speech)ことによるのではないか、と報告されている 1)。 その後、1886 年にHirsh がこの病気は世界中に広く存在することを報告し 2)、1934年にJohnsonとGoodpasture が、この疾患の原因微生物はフィルターを通過するウイルスであると報告した 1)。 流行性耳下腺炎は我が国でも毎年地域的な流行がみられており、1989 年の流行までは3~4年周期で増減が見られていたが、同年のMMR ワクチンの導入により、1991年にはサーベイランスが始まって以来の低い流行状況となった。 その後緩やかに患者報告数が増加し、1993年にMMRワク チンが中止されたこともあって、1994年以降再び3~4 年周期での患者増加が見られるようになっている。 感染症法施行以降の1999年4月~2000年12月の感染症発生動向調査から見ると、全国約3,000 の定点医療機関から、毎週1,100~4,800人程度の報告があった。 2000年末より、最近10年間の当該週に比べて定点当たり報告数がかなり多い状 態が続き、2001年の全国の定点からの患者報告総数は254,711人となり、過去10年間で最多であった。 しかし、2002 年には182,635 人(暫定データ)となり、減少がみられた。 病原体 本疾患の原因であるムンプスウイルスはパラミクソウイルス科のウイルスで、表面にエンベロープをかぶったマイナスセンスの1本鎖RNA ウイルスである。 大きさは100 ~600nm で、主に6つの構造タンパクを有している。 臨床症状 本症の臨床経過は、基本的には軽症と考えられている。 2~3週間の潜伏期(平均18 日前後)を経て、唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱を主症状として発症し、通常1 ~2週間で軽快する。 唾液腺腫脹は両側、あるいは片側の耳下腺にみられることがほとんどであるが、顎下腺、舌下腺にも起こることがあり、通常48時間以内にピークを認める。 接触、あるいは飛沫感染で伝搬するが、その感染力はかなり強い。 鑑別を要するものとして、他のウイルス、コクサッキーウイルス、パラインフルエンザウイルスなどによる耳下腺炎、(特発性)反復性耳下腺炎などがある。 反 復性耳下腺炎は耳下腺腫脹を何度も繰り返すもので、軽度の自発痛があるが発熱を伴わないことがほとんどで、1~2 週間で自然に軽快する。 流行性耳下腺炎に何度も罹患するという訴えがある際には、この可能性も考えるべきである。 また、20,000 例に1例程度に難聴を合併すると言われており、頻度は少ないが、永続的な障害となるので重要な合併症のひとつである。 その他、稀ではあるが膵炎も重篤な合併症の一つである。 病原診断 ウイルスを分離することが本疾患の最も直接的な診断方法であり、唾液からは症状出現の7日前から出現後9日頃まで 1)、髄液中からは症状出現後5~7日くらいまで分離が可能であるが、少なくとも第5病日までに検体を採取することが望ましい。 しかしながら、ウイルス分離には時間を要するため、一般的には血清学的診断が行われる。 これには種々の方法があるが、EIA 法にて急性期にIgM 抗体を検出するか、ペア血清でIgG 抗体価の有意な上昇にて診断される。 しかし、再感染時にもIgM 抗体が検出されることがあり、初感染と再感染の鑑別にはIgG 抗体のavidity の測定が有用と報告されている 6)。 治療・予防 流行性耳下腺炎およびその合併症の治療は基本的に対症療法であり、発熱などに対しては鎮痛解熱剤の投与を行い、髄膜炎合併例に対しては安静に努め、脱水などがみられる症例では輸液の適応となる。 効果的に予防するにはワクチンが唯一の方法である。 重要なものとして無菌性髄膜炎があるが、約 1,000~2,000人に一人の頻度である。 また、以前にはゼラチンアレルギーのある小児には注意が必要であったが、各ワクチンメーカーの努力により、 ムンプスワクチンからゼラチンは除かれるか、あるいは低アレルゲン性ゼラチンが用いられるようになり、ゼラチンアレルギー児に対しても安全に接種が行われ るようになってきた。 患者と接触した場合の予防策として緊急にワクチン接種を行うのは、あまり有効ではない。 患者との接触当日に緊急ワクチン接種を行っても、症状の軽快は認 められても発症を予防することは困難であると言われている。 有効な抗ウイルス剤が開発されていない現状においては、集団生活に入る前にワクチンで予防して おくことが、現在取り得る最も有効な感染予防法である。 感染症法における取り扱い(2012年7月更新) 「流行性耳下腺炎」は定点報告対象(5類感染症)であり、指定届出機関(全国約3,000カ所の小児科定点医療機関)は週毎に保健所に届け出なければならない。 届出基準は 学校保健安全法における取り扱い(2012年3月30日現在) 「流行性耳下腺炎」は第2種の感染症に定められており、耳下腺、顎下腺又は舌下線の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止とされている。 ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは、この限りでない。 また、以下の場合も出席停止期間となる。 ・患者のある家に居住する者又はかかっている疑いがある者については、予防処置の施行その他の事情により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで。 ・発生した地域から通学する者については、その発生状況により必要と認めたとき、学校医の意見を聞いて適当と認める期間 ・流行地を旅行した者については、その状況により必要と認めたとき、学校医の意見を聞いて適当と認める期間 【文献】 1)Cherry J. Mumps virus. In:Textbook of pediatric infectious diseases (ed by Ralph D. Feigin, James D. Saunders Company, USA. 2)国立感染症研究所、厚生労働省健康局結核感染症課:流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)1993 ~2002年病原微生物検出情報(月報)IASR. Handbook of Historical and Geographical Pathology. Translated by Charles Creighton. London,1886 4)Katz SL, Gershon AA, Hotez PJ:Mumps. Krugman's Infectious Diseases of Children,10th ed. 5)Bang HO, Bang J. Involvement of the central nervous system in mumps. Bull Hyg 19:503,1944 6)Gut JP, Lablache C, Behr S, Kirn A. Symptomatic mumps virus reinfections. J Med Virol.

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おたふく風邪について

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大人がおたふく風邪にかかったら、どんな食べ物を選んだらいいでしょうか? 口を開けるのがつらい期間は、流動食がおすすめです。 スープやプリン、ゼリー、お粥、うどんなどが良いでしょう。 また、酸っぱいものは、唾液腺を刺激して痛みが出るので、避けてください。 大人の「おたふく風邪」のまとめ 大人にもおたふく風邪はうつります。 不妊や 流産につながることもあるので、 手洗い・うがい・マスク着用で予防に取り組みましょう。 原因となるムンプスウイルスは、高い感染力が特徴です。 特に妊娠を望んでいる場合は、男女ともに、 妊娠前に予防接種をうけてください。 仕事に行くのは、「 腫れが出た後5日を経過」していること、そして「 全身状態が良好」になっていることが条件です。 腫れがひくまでは人にうつる可能性もあるので、しっかりと自宅で休むようにしましょう。 参考 おたふくかぜワクチンの接種対象者・接種方法及びワクチン - 厚生労働省 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) - 厚生労働省 流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ) - 国立感染症研究所.

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